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カテゴリ:は行の作家
お気に入り度: 借金をかかえた青年・文哉の前に現れた無頼な風体の男。 「百万円払うから一緒に散歩しろ」という奇妙な提案を受け、 文哉は男と共に歩き出す。 井の頭公園から出発し、東京を東へと横断してゆく二人。 現実の歩みはいつしか記憶の中の風景と重なり、 文哉は今までの人生で失ったものを取り戻そうとするが、 短い旅の終わりには衝撃の結末が。 夢と孤独が交錯する哀愁ロード・ミステリー。 (「BOOK」データベースより) 三木聡監督の映画の中で一番好きな『転々』の原作。 大まかなストーリーはほとんど同じだったんですが、 登場人物の設定の違いによって、ラストが全く違いました。 映画の方はちょっと切ないけどあたたかいラストでしたが 原作の方は終盤まではそこそこ楽しめていたのですが いきなりバッサリと切りつけられたような痛みを感じる ラストがどうにも救いがなく、後味が悪かったです。 原作は読まなくてもよかったかなー、とちょっと後悔。 私としては断然映画のほうが好みです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月01日 18時29分34秒
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