3 実際に葬儀を受けたら高額お布施
この話には否定的な僧侶も多いですし(ほとんど)
先日お話した葬儀関係の方も
「確かにそういう流れはありますが数十年後では?」
「実際にお経を読んでほしいという希望はあります」
と言われました。
業界では否定する向きが多いですが・・・
いやいや、これは昨年6月に書いた話ですが
もっと加速しているような気がする。
先日、eスポーツのニュースを見て思いました。
私の世代では、「たかがゲーム」で
お金を稼ぐなど考えられません。
「eスポーツのプロです」と言われても
安心して娘を預けられると結婚を認める人はいないのでは?
しかし、大きなお金が動いている現実がある。
実況までテレビのアナウンサーが転身する時代です。
それで思った。
10年後にはバーチャル坊主ができるんでないの?
バーチャル坊主はメリットだらけです。
1 イケメン、あるいはそれなりのビジュアル
2 お経も作法も間違えない
3 法話も得意
実際の僧侶では30~40位の法話を持っていたら多いほう。
しかし、バーチャル坊主は1000以上。
4 時間調整が不要
現在では、火葬時間に合わせて、僧侶と時間調整しますが
それが不要になる。
5 お布施がただになる
なんで、こんなことになるかというと、
1 お経を読むだけでお布施になるので10年20年前と
同じことをしている僧侶が結構いる。
2 葬儀・法事を頼む側も僧侶の能力差が判らないし
読経以上を期待していない。
つまり、失礼ながら、例えて言えば、味の分からない客に
適当な料理を出して高いお金を取る食堂みたいなものである。
それなりの料理を出して、無料で提供するファーストフードが
できたら、周りの食堂は全部つぶれるだろう。
檀家は10分の1になるかも。
お布施も下がるだろうし、ほとんどの檀家寺はやっていけない。
10年後には僧侶の95%失業
というのは可能性のある話ではないでしょうか。
生き残る選択肢は3つ
1 やはり直接お経を読んで欲しいという需要はあるので
それを拾って走り回る。
2 バーチャル坊主を運営する側にまわる。
3 全国から指名されるようならお布施は上がるので残れる。
根拠はないけど、私は何とか生き残れそうな気がする(*^_^*)
ただ、もう引退の歳ですから・・・生き残る必要もない?
最近のこまたろう
こまたろうも10年生きのびるか?