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カテゴリ:オランダ
確か昨日まで14℃前後でしたのに、、、今日は20℃を突破~ これがオランダだ~い 春を一気に通り越して、、もう夏 冗談はさておき、、、樺太と緯度を同じくするオランダは、、年間平均気温が わずか10℃ばかりの、、北の果て。。 春を待ち焦がれる気持ち、、並大抵なものではありません涙。 家を出てすぐの、角のところに、チューリップの球根が、、去年の11月ごろ 市の、園芸課のおじさん達の手で、、植えられました。 寒い冬と嵐の日々を経て、、やっと今日、、咲きましたよ~ ひゅんひゅんと、みんなで太陽に顔を向けて、本当に嬉しそうですね。 現在栽培されているチューリップは、20原種、2000品種にもなるそうですが、 光と影の巨匠、レンブラントさんの全盛時代(17世紀)、、ヨーロッパ中が投機に熱中した、 あの、「チューリップ狂時代」には、8000品種もあったとか。 中でも、白い地に赤い斑入り模様の「常夏」という品種は、、1637年に、 球根一ヶ、、未曾有の1万3000ギルダー(ユーロ以前のオランダ通貨)という 高値を付けたそう。 そして、、泡がはじけて、、。 レンブラントさんが、1639年に購入した豪邸(現在のレンブラント・ハウス博物館)と、 球根一ヶ、、同じお値段。 彼はこの時の借金で、生涯首が回らなくなりました、、、。 それに、「集団肖像画」の割り勘料金が、お一人100ギルダーほどですから、 いかに大金だったか、想像できますね。 この「常夏」、今では絵画やボタニカル・アートの本でしかお目にかかれませんが、 19世紀になって、、赤い班入りが、「ウィールス」のせいだと分ったのですね えええ~~~ そして、ここ何十年かは、「黒いチューリップ」の栽培を成功させようと 四苦八苦している人々が、、、 チューリップが、高笑いしていますわ~~ To be continued. . . お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月25日 07時42分55秒
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