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カテゴリ:自家製酵母・酵母食
先日の酵母爆発事件の日記に、今回のリンゴ酵母は酸味がきいていた・・
と書きましたが、ニンジン酵母の方はさらに酸味が利いていました。 サワー種のライ麦パンの中でも、かなり酸っぱいものと同じくらい。 爆発事件の告白で、「化け学屋さん」の夫よりアドバイスがきました。 爆発は危険なので、今後の対策をしっかりとりましょう。 一番簡単なのは、隙間を少し開けておくこと。化学品にも時々そういうものはあるが、最近はたいていガス抜き可能な容器に入っている。ビンのスクリュー部分に液体は漏れずにガスだけ抜ける仕組みになっている。 タッパー類なら、蓋に予め穴の開いたものもあるはず。例えばランチジャーの味噌汁の蓋にはそういう構造が取り入れてあったように思う。 何なら最初に自分で小さな針穴を開けておいてもいい。かなり安全!! 料理と化学実験はかなり共通する点が多いのですよ。 だそうです。ラジャ! 蓋をゆるめにして隙間をあけておくのが、一番手軽かな? Myuが時折、私の真似をして酵母瓶を振っていたり、酵母瓶がら 「ジジジー」と音が聞こえてくると、耳元に持ってきて聞いていたり しますが、そのとき蓋が甘いと噴出してきそうなので、 よ~く言って聞かせましょう。 瓶に残っていたニンジン酵母は、塩とちょっぴりの白しょうゆを加えて、 炊き込みご飯にしてみました。さっぱりしてるのに、奥のある味わい。 炊き込みご飯って言っても、酵母液を具ごといれるだけの手軽さ。 (もうちょっと手をかけてあげたら、もっと美味しいのかな?) リンゴ酵母起こしに使う、リンゴの皮と芯は酵母が起きたあとは さすがに捨てていますが(リンゴの実で酵母を起こした場合、 日が浅ければ、甘煮とかにはなるそうですが、実はいつものっけから食べてしまうので) ニンジン酵母は、すりおろしニンジンごとパン生地にも、炊き込みごはんにもなるし、マリネ液やドレッシングに使ってもきれいだろうな。 ニンジン酵母も無駄なしだわ♪ それから、自家製酵母パンって、焼き上げたあと だいぶ日にちがたってしまっても、カビがはえにくいようです。 保存料とかph調整剤だの、保存の為の物質は全く加えていなくても、 結構日持ちするみたいです。 (人にお分けするときは、なるべくお早めに、と申し上げていますが) しかも、日が経つに連れ味わいも変化していくようです。 だんだんパサパサになってまずくなっていく・・・とかいう 変化のしかたではなくて、酸味の具合や味の深さが熟成していく感じ。 どっちがいいと一概に言えなくて、私はどの段階もその段階なりの 美味しさがあるように思いますけど・・・ ということは酵母って、高熱のオーブンで焼いてもすべて 死滅はしないのかしら? 生き残った酵母の仕業で、熟成するのかしら? それとも、酵母って死んじゃった後でも、パンを熟成させる作用が あるのかしら? それから、酸味のあるパンって、乳酸菌の仕業?それとも既に 酢酸発酵でも始めたの? 過発酵してしまったときの苦味や手入れを怠った糠床のような ニオイって何? その辺り、もっと勉強したいです! そのうち自家製天然酵母のパンのテーマで日記を書いている方の ところにおじゃましまくるかもしれません。 それとも、夫氏よ!その秘密を知ってるかい? (オイ、私信に使うな~) そういえば、最近、味わいが変化していくビールが発売されたそうですね。 これはどういうことなのかな♪ 予告:今夜、週末の”キッズキッチン@神戸”の参加記をupします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月20日 17時09分28秒
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