カテゴリ:健康
傷病名 【頚椎損傷】
掛かり付けの病院に行ってきた。 そこは整形外科的な場合にはいつも利用しているお医者さん。 前に、腰痛を発症して2~3度通院しており、通風で足が腫れあがった時にも、通風であることを認めたくないので、「どうも骨折したみたいです。」と受付に申し出た病院である。 腰痛や頚椎については権威のお医者さんで、交通事故などで鞭打ちになった患者さんが多く通院している。 症状の重い軽いは関係なく、1週間は少なくてもカラーもしくはポリネックを巻かせられ、絶対安静を指示される。 ちょっと重い症状だと即入院である。 しかも、通院が長引く病院として、損保関係には疎まれているとこである。 それは裏を返せば、損保などの治療費を支払う側を向いているのではなく、実際に治療を受けている患者本位で治療を行っているということになる。 さてさて、久しぶりに50半ばのその医師とご対面。 「いかがなさいました?」 「ガラス戸にまともにぶつかって、その後に左手の中指と人差し指に痺れがあるのです。」 「ふむふむ。。。どこをぶつけたのですか?」 「右の額と鼻です。」 「痺れはぶつかってからどのくらいで気付きましたか?」 「駐車場に行って車に乗ってからですから、1分もかかってないと思います。」 「頚椎を痛めたようですね。 まずレントゲンを撮ってみましょう。」 ってんでレントゲン室に30前後の看護師かな・・・に案内されて通された。 「ネックレスとか首の周りの貴金属は外してください。」 「飾り物はつけないタチなんで、シャツのボタンくらいかな。」 「前のボタンを取って、少し首周りを開けてくれますか?」 「このくらいですか?」と1つ外した。 「もう2~3個外してくれるとありがたいのですが・・・脱がせましょうか?」 と、その看護師が近づいて私のシャツを脱がせ始めた。 ・・・オィオィ・・・そういうサービスありかい? 変にドキドキした。 ってなやりとりをしているうちに医師がやってきて、看護師にいろいろ指図をしてX-P撮影。 次に応診室にまた呼ばれ、医師からの説明を受ける。 「ヘルニアもありますね。けっこうひどいヘルニアみたいです。 だから、今回ので神経を痛めたのでしょうね・・・」 普通であれば、痺れが出るようなムチウチではなかったのだろうが、たまたま私には陳旧的なヘルニアがあったがために症状が強く出たとのことである。 このまま放置していると、しびれが長期化することもありえるし、場合によっては運動麻痺にまでなることもあり、その時には手術を要するとのことであった。 「まあ、徒然さんは仕事柄、ムチウチの症状についてはよくご存知だとは思いますが・・・・」と言いながら、頚椎損傷の症状と治療方法が書かれている医学書のコピーを渡され、今後の治療方針についてくどくど言われてしまった。。。 「炎症鎮痛剤と塗り薬、それとポリネックを出しときますから、1週間は横臥して安静にしててください。 立ち上がるときには、まずポリネックを付けてから立ち上がるように。 安静が第一です。 車の運転も控えてください。」 「仕事ができませんよね・・・」 「医師としての指示をしたまでですから、それを守る守らないは患者さんの自己責任です^^」 と、さばけた医師である。 1週間安静を守れる環境に誰も住んでいないことを知っていながら、医師の使命として言ったまでと断言している。 「さばけた」と言うより「ずるい」医師か? ってなわけで、左図のような状態である。 私は、くびの周りを締め付けられるような気がして、Yシャツも大き目の43サイズにしているし、できればネクタイもしたくない方である。 ポリネックのせいで、なんか病院に行く前よりも具合が悪くなってきた・・・ ちなみに写真は、ヒゲをはやしていた私のイメージを多くの方が持っているようであるので、ペイントで再現してみた。 黒メガネはサービスである。
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