カテゴリ:子供
朝6時過ぎに、珍しく長男から起こされた。
今日は中体連の地区大会であることから、その件のことで何か話したいのだろうと思い、のそっと起き上がり、階下に行った。 女房は長男・次男に食事を食わせて、自室で化粧をしていた。 そう言えば、今日から明日まで東京出張と聞いていたので、その準備に入っていたのだろう。 下に降りて行っても格別長男から話はない。 どうやら女房が山形駅まで乗せて言ってもらいたいらしく、長男に私を起こすように言ったらしい。 女房の身支度が終わり、「時間がないから早く乗っけて!」と言って外に出て行った。 時間がないと言っても、私が私服に着替えるくらいの時間があるだろうと思い、Gパンとシャツを着てから玄関を出ようとする。 長男は玄関でユニホーム姿で野球用具が入った大きなかばんを持って靴を履いているところであった。 父親として今日の試合について何か話してあげたいと思い、ちょこっと立ち話をしていた。 ものの1分くらいであった。 その時の時間が午前6時15分。 外から女房の声が聞こえる。 「間に合わなくなるから急いで!」 車に乗り込みながら女房に聞いてみる。 「山形駅何時に出発なの?」 「6時27分。」 ・・・って、あと12分??? 自宅から駅まで、普通なら20分は掛かる道のりである。 わしにどうしろと??? 急いでエンジンを掛け、女房を乗せながら、「無理だろ・・・・」 「私もそう思う。」と女房。 「東京に何時に着かなくちゃならんのよ?」 「午前10時半」 「6時27分の新幹線しかないのか? 仙山線で仙台に行ってから新幹線ってな方法では間に合わないのか?」 「わからない・・・」 と話しながら、自宅からやや広い道路に出る丁字路交差点まで来た。 信号が赤で停止・・・・・ 「左を見てくれ!」 「左はオーライ」 という女房の声を聞いて、私はブレーキペダルから足を放しアクセルペダルを踏んだ。 そしてハンドルは右に切る。 早朝の土曜日、田舎の道だからほとんど車通りはない。 信号無視の確信犯である。 緩やかな右カーブから直線、左カーブの坂道を通り、橋を渡る。 平均時速は90km/h。 農作業を終えた軽トラが前にいた。 ものの1秒で追い越した。 橋を越えて、下り勾配の右カーブ、直線と続き、大きな十字路に差し掛かる。 対向車オッケー、左方車なし。 対面は赤信号。 そこも信号無視して左折。 片側2車線の直線道路が2kmほど続く。 平均時速130~140km。 左右の車線にはまばらながら先行車はあったが、ジグザグに抜いて行く。 途中2箇所に信号機があり、そこでも「左はどうだ?」「左オーライ」の返事だったのでそのまま直進通過。 さすがに交番前の信号では信号待ちをした。 信号無視を10回ほど、追い抜いた車両は10数台。 山形駅のひとつ手前の信号についた時に女房に聞いた。 「今、何時だ?」 「6時22分」 女房を下ろしたのが、6時23分であった。 非常に忙しい朝であった。
上記のような忙しい朝を書いてしまったので、中体連の話は明日の日記にとって置こう・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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