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Jun 22, 2005
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カテゴリ:子供
本日は、前日の日記で、受験を控えた子供に対する夏休み前の心構え、親としてどのようなアドバイスを用意してあげるべきかの相談を書かせてもらったので、そのレスが届くのを楽しみにしている日記と言うことで、ちょっと楽させてもらいかな・・・・・



あちらさんも(∂www∂ )ノこちらさんも(・ www・)そちらさんも( ∂www∂)ノおやすみい♪




用水路脇に際立つキショウブ




天童市から作並温泉を通り、仙台市へと通じる国道47号線沿いに、ここ10年くらい心焦がれていたものがあった。
 熊ヶ根(くまがね)から仙台方面に数km進んだところに、『なまず家』という店がある。 いつかはここで飯を食べようと、心に決めていた。
 生まれて44年間、ナマズ・なまず・鯰という魚を食したことがないのだ。

画像は、安物のカメラ付き携帯で撮影したものであるから、粗さは勘弁してもらいたい。

 書物などで、ナマズは関西の方では東北地方よりはよく食べられており、みてくれと違って、意外と淡白な味であると評されていたのを読んだことがある。
 それを私の舌で味わってみたいものだ、と焦がれていたのである。

 しかし、なかなか、昼食時にそこを通ることは少なかった。 仙台で仕事がある場合には、朝にそこを通り、昼飯時には仙台市街地にいる。
 また、機会良く通り、店の駐車場に車を止めたときに、扉に『本日休業』と札が出ていたことが2~3回。
 つくづく私には縁のない味なのだろうと思っていた。

 しかし! 今日!
 『なまず家』のドアを通ることができた。

 中は意外と空いており、60前後の夫妻が座敷のテーブルに座っているだけであった。
 私が彼らの隣のテーブルに座ると、そのおじさんが「何度も入ろうと思ったのですが、いつも来るたびに休みで、ようやく入れましたよ。」と、私と同じ思いを、お茶を運んで来たそこの従業員に話していた。
 その従業員の話だと、店主がいろんな地方の物産祭のようなものに借り出されたり、ナマズを求めて各地を回っていることから、なかなか営業できる機会が少ないとのことであった。

 ナマズの食し方の基本は、蒲焼にするか、フライ(てんぷら)、もしくは洗い(刺身)とのことで、私は『蒲焼御前』というものを注文した。
 フライの場合には、天丼にしたものがメニューとして載っており、単に天丼という品書きではなく『ず丼』と書かれていた。 『ず』はなまずの『ず』なのであろう。 ズドンという語音が面白い。

 さて、15分ほど待たされて私の前に運ばれてきた膳は、うな重のなまず版、『なまず重』と言うべきなのだろうか。 
 そして煮物と酢の物と香の物、そしてなめこの味噌汁。

 食味は・・・・・タレはうな重とほとんど同じ。
 ナマズの味は。。。。

 確かに淡白である。 ウナギより脂の乗りは少ない反面、身が厚いので歯ごたえがある。
 かすかに川魚であることから泥臭さはあるが、それとてウナギほどの臭さでもない。 鯉とは比べ物のにならないほど臭くない。

 どんな魚に例えたら良いであろうか。
 隣の初老夫妻の会話では、奥さんが「カレイに似ている」と言っていたが、カレイともやはり違う。

 私は、スズキを焼いたものを思い浮かべた。 身の厚みや食味から、少しの泥臭さがなければ、どことなくスズキに似ているよう気がした。

 味としては女性向きと思える。
 グロテスクな生前の姿を考えず、一度、皆さんにもチャレンジしてもらいたいような気がする。
 

 





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Last updated  Jun 23, 2005 11:48:05 PM
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