カテゴリ:子供
当家では中1と中3の息子がいるわけだが、中3の野球部よりも一足早く中1のソフトテニス部の後援会総会があった。
午後7時から公民館でのことである。 活動報告と予算決済、次年度役員の承認と活動予定及び予算案の決議。 私は例の如く、一番後ろの場所で一番目立たないようにしていた。 滞りなく総会は終わり、1年の父兄だけが集まるように言われ、次期副会長という方から、土日のコート当番の打ち合わせをしてもらいたいとのことであった。 土日は学校活動ではないことから、クラブ活動と言うことになり、学校側の管理ではなく、父兄や地域の管理のもとに練習が行われるしくみになっている。 したがって、土日に子供達が練習中に万が一のことに備えて、父兄が練習時間内、そのコート近くのプレハブ部室で待機しているという役目がコート当番である。 まあ、単に”見張る”だけではなく、スポーツ飲料を作ったり、コーチの弁当の手配をしたり、いろいろすることもあるのだろうが。。。。 「自分ができそうな日にちを言ってください。」 と、そのいかにも頭の悪そうな副会長が言う。 そんなの急に言われても、1週間先くらいまでなら予定もわかるが、何ヶ月も先のことなんか、そん時にならないとわからないよ。と、私は心の中で思ったが、口にしない。 案の定、「私はこの日はいいけど・・・」とかと言う母親は2~3人いたが、結局は収拾が付かない。 「この日の午前中はいいけど、午後までは・・・」という母親もいた。 そんな都合のいい話を言うだけじゃ、こりゃ絶対に決まらないね、と思ったが、口にはしなかった。 「では、1年生役員の○○さんを中心にして、別な機会に集まって相談してもらえませんか?」と言うことになった。 はじめからそうしろよ・・・と、私は心の中で思ったが、口には出さなかった。 「その他に、部活動を始めて2ヶ月になろうとしているのですが、何か話したいことはありませんか?」と言うことになった。 誰も話をするものがいないので、私はここぞとばかりに口火を切った。 「ウィークデイの部活動後に、▽□テニスコートでまた練習するわけじゃないですか、そこまでの配車当番なんですが、『午後6時15分まで中学校まで来てください。』と言われても、仕事を持っている人でその時間までってのは無理な話ではないでしょうか? 配車のグループで話し合って都合がつく方がすればいいという理屈はわかりますが、それでも特定の人に負担が回って来ますし、毎度毎度お願いする側も申し訳ない気持ちが多くなります。なんとかならないものですかね・・・」 1年父兄はうんうんと数人がうなずいた。 その話し合いに混じっていたお母さん1人が、 「学校のコートは土じゃないですか、そこのコートは「@*#コート」(専門用語らしく、私は記憶してない)なのですよ。 試合の場合の多くは、その@*#コートのところが多いので、できるだけ子供達にはそういうコートに慣れててもらいたいので、部活後にも週1で連れて行っているんです。」 ・・・ってか、私が聞いたのは、その練習の重要性じゃなく、配車当番をもっとスムーズに円滑に、他の父兄に時間的・精神的負担がない方法はないものか・・・という提案のつもりだったのだが・・・・ 「こいつ・・・頭が悪い奴だな・・・」と思ったが、口にはしなかった。 ついでに言わせて貰うが、総会には酒は出て来ないのか?! そのつもりで、長男から自転車を借りてやって来たのだぞ。 野球部は、話はなくともまずは酒の父兄会。 やはり、スポーツの種類によって、その気質は違うものなかのかな・・・・ 私にはテニスはスマート過ぎる・・・・
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