27日の日経平均 16460.68(+569.66)・東1部売買高 24.26(億株)
マーケット概況・日経平均 16460.68(+569.66)・東1部売買高 24.26(億株)・同先物 16470 (+560) ・同売買代金 36,044(億円)・TOPIX 1690.32 (+47.03) ・同時価総額 535 (兆円)・東証2部 5228.31 (+81.95) ・値上がり 1451 ・日経JQ 2777.82 (+31.35) ・値下がり 175 27日の東京市場は大幅高となった。CME日経平均先物は16170円(大証比+450)と急伸したほか、寄付き前の外資系注文動向が連日の大幅な買い越しだったこと受けて、朝方は買い先行のスタート。好決算発表が相次いだ主力ハイテク株が相場をけん引した。日経平均株価は寄付き段階で16000円の大台を回復、後場一段高となり高値引けとなり、2002年3月4日以来(638.22円高)の上昇を記録。終値ベースでは1月13日につけた年初来高値(16454.95円)を一気に更新した。業種別では、銀行、電気機器、保険、証券商品、不動産などが値上がり率上位。その一方で、その他金融のみが軟調に推移した。売買代金上位は、ソニー、みずほ、三菱UFJ、りそな、三井住友、ソフトバンクなど。 ≪NY株式相場は予想上回る決算や指標を好感し、大幅反発≫□ダウ平均 :10809.47(△ 99.73)□ナスダック : 2283.00(△ 22.35)□日経225先物:16170 (△260:大証比)□為 替 :116.40-50□WTI原油先物: 66.26(△0.41)□売り :4630万株□買い :6950万株□買越し:2320万株市場では、「ソニー、アドバンテスの好業績見通しでハイテク株主導の格好。当面はハイテク株買いが継続するのではないか。ただ、日柄調整がもう少しあっても良かったとの印象が残り、1万6000円を値固めする展開を予想している」(SBI証券毅然とした主力買いが始まりました。週末のNYの下げを見たときは真っ青になっておりましたが、終わってみれば月曜の下げを4日間で遥かに上回りました。ソニー、アドバン、エプソントヨコムなど、期待以上の決算を出してくれてますので、 日経は当然暴騰します。これにより内需の銀行株でさえ出遅れ感が台頭し、一気に高値更新銘柄が増えました。1月も終わりに来て、ようやく落ち着けそうな雰囲気がでてきてまずは一安心と言ったところでしょうか。【値上がり率上位】 コード 銘柄 前場終値 前日比 前比率1 8309 三井トラスト 1,825 +240 +15.14%2 6758 ソニー 5,800 +720 +14.17%3 6866 日置電機 3,400 +380 +12.58%4 4518 富山化学 934 +95 +11.32%5 9619 イチネン 1,019 +100 +10.88%6 6708 エプソントヨ 1,056 +100 +10.46%7 8511 日証金 1,345 +122 +9.98%8 6999 KOA 1,390 +118 +9.28%9 1924 パナホーム 982 +78 +8.63%10 8251 パルコ 1,580 +124 +8.52%【値下がり率上位】 コード 銘柄 前場終値 前日比 前比率1 8515 アイフル 8,150 -990 -10.83%2 6590 芝浦メカ 1,543 -182 -10.55%3 8583 UFJニコス 1,283 -137 -9.65%4 7937 ツツミ 4,850 -500 -9.35%5 8573 三洋信販 7,420 -670 -8.28%6 8570 イオンクレ 10,550 -880 -7.70%7 8584 ジャックス 1,084 -90 -7.67%8 8574 プロミス 7,110 -550 -7.18%9 8572 アコム 6,700 -470 -6.56%10 8258 OMCカード 2,320 -160 -6.45%○ソニー (前場終値5,800円+720円)2002年7月以来のの5,800円台回復となっている。3Q業績の堅調、通期見通しの増額修正などで、株価は業績低迷からの脱出を織り込みだしたと見る向きも多い。○三井トラストHD (前場終値1,825円+240円)上場来高値を更新。1998~1999年に受け入れた公的資金の一部返済に応じる方針を固めたと報じられたことを好感。○アイフル (前場終値8,150円-990円)同社やプロミス(前場終値7,110-550円)など消費者金融株が安い。金融庁が貸し金業の融資ルートを大幅に見直し、利用者ごとの借り入れ総額に上限を設けると報じられたことを嫌気。また、UFJニコス (同1,283円-137円)、イオンクレジット(同10,550-880円)などクレジットカード株も売られている。○エプソントヨコム (前場終値1,056円+100円)今3月期の下期業績予想を、連結経常利益で従来予想47億1,300万円から65億円に上方修正したことを好感。○アドバンテスト (前場終値13,450円+700円)今3月期連結業績予想の上方修正を好感。従来は減益予想だったが、増益予想に修正している。併せて通期受注高も従来予想2,450億円から2,500億円へ上方修正している。○SBI (前場終値77,900円)4―12月連結業績が経常利益で396億700万円(前年同期比2倍)となるなど好決算を好感。期末配当も前期より150円増やし500円とする予定。SBIパートナーズ(前場終値3,820円+280円)、Fオール(同193,000円+13,000円)、SBI証券(同88,200円+5,500円)なども上昇。テクニカル面から見ると、昨日の日経平均株価は大幅高となり、これで3日続伸となった。1月23日安値15312円からの上昇トレンドを確認。さらに、1月20日高値15875円を終値でも上回ってきたことで、1月18日安値15059円を底値とした短期での上昇トレンドが見られる。18日安値15059円~20日高値15875円までの上昇を参考にすれば、この値幅816円を23日安値15312円に加えた16128円が、チャート上の目標値となる。ただし、その前のポイントは、25日移動平均線の15984円であり、ここは強い上値抵抗線になる。しかし、終値で上回ることができれば、中期的な上昇トレンドを回復したとの見方が強まろう。一方、下値支持線は、昨日後場の安値などがある15800円水準。ただし、昨日の安値15764円を下回ると、目先では下降トレンドを形成する可能性が出てくる。・米GM、前期通期最終赤字9900億円・介護 夜間訪問を新設・東ガスなど、4月から都市ガス一斉値上げへ LNG高を転嫁・新日鉄など、鉄鋼用原料炭の値下げで合意・個人、1月3週の株式買越額は5000億円超 18年ぶり高水準・フジテレビとライブドア、きょうトップ会談――支援策など検討・ライブドア、関連会社の株式分割当日に自社で売り抜け・ライブドア、上場以来の決算修正へ・政府、三井トラスト優先株を一部市場売却へ・ソニー、今期営業黒字1000億円に上方修正・金融庁、株式分割の規制強化見送り・NEC、営業益8%減、10~12月・トヨタ、中国で中古車事業に参入 査定から下取り・販売まで・衣料、スーパーで最安値、ファストリテイ、新ブランド店展開を発表・任天堂、経常益27%増、4~12月・日興コーデ、4―12月期経常益2.2倍 手数料伸びる・イー・トレード、4―12月期単独最終益168%増 口座数100万突破・SBI、4~12月、純利益77%増・ベリサイン上方修正、前期経常益17億円に・ファナック、純利益15%増、10~12月・アドテストの今期、半導体試験装置が好調、純利益一転8%増に・昭電工の営業益最高、前期・東燃ゼネ、前期経常益67%減に下方修正 ガソリン値下がりで・LDオート、4―12月期経常赤字8億円強 中古車販売不振・いちよし証券、富裕層向け投資顧問参入・ジャストプランニング、顧客開拓余地大きい・八千代工、経常利益27%増、4~12月・メデカJ、経常利益2%増、11月中間・ソニー好決算、株高・円安が演出・ルネサス、「SiP」07年度に倍増、複数の半導体、1パッケージ化・民生用電子機器、昨年出荷6.9%増・アステラスと富山化学、新抗菌剤で販売提携・産業用インクジェットプリンター、大日本スクリーン参入・乗用車8社、4社が世界生産最高・横浜ゴム、ダイムラーに新車用タイヤ・東レ、設備投資1000億円超、来年度・ソニー通期黒字へ、10~12月、赤字予想から一転、NECは増収減益・ニフコ、ポーランドに進出・豊田織、昨年のフォークリフト世界販売13%増・岡村製、横浜に高級イス新工場新設へ ・グンゼ、ブタで血管再生の実験に成功 生分解性高分子を活用・イオン、近隣型SCn出店強化