9日の日経平均 14750.84(+117.81)・東1部売買高 31.69(億株)
・日経平均 14750.84(+117.81)・東1部売買高 31.69(億株)・同先物 14800 (+200) ・同売買代金 42,010(億円)・TOPIX 1498.68 (+16.46) ・同時価総額 477 (兆円)・東証2部 4190.31 (+113.56)・値上がり 1201 ・日経JQ 2232.87 (+22.25) ・値下がり 429 9日の東京市場は反発。市場予想を上回る機械受注を手掛かりに、日経平均は先物主導で上昇に転じた。業種別では、証券商品、保険、不動産、鉄鋼、機械などが値上がり率上位。その一方で、鉱業、医薬品、パルプ・紙、石油石炭、その他製品などが軟調に推移した。売買代金上位は、ソフトバンク、トヨタ、三菱UFJ、みずほ、三井住友、武田など。NYDOW 10938.82 +7.92NASDAQ 2145.32 -6.48CME 14720 +140(大証比)NY円 114.08 +0.63売り 7460万株買い 4100万株差引 -3360万株市場では、「基調はなお下と見ている。米景気減速、世界的なインフレ警戒感が払しょくされた訳ではない。8日のナスダック指数が年初来安値を更新したようにハイテク・セクターに対する見方は依然厳しい」(岡三証券big SQは 予想通り、売り方有利で通過。朝の先物の激しさが物語る。東証2部が一足先に下値をつけたのかやけに底堅い。そして新興市場、最後は東証1部だ。もう少しの辛抱となるが、今度は、戻り待ちの売りが出てくることになる。やはり両建てを使いながら上手に。今度こそのNY切り替えし、インドをはじめとするアジア市場、機械受注まで峠を超えた。500円上下幅が全く普通になってきた。先週末が、15266-15789今日が、 14389-14825ずいぶん下がったものだ。来週からは上が見えてくるのか。祈願外国人買い越し。これしかありません。【値上がり率上位】 コード 銘柄名 前場終値 前日比 前比率1 5912 日本橋梁 133 +28 +26.67%2 6860 サンクス 2,680 +400 +17.54%3 2207 名糖産業 2,150 +280 +14.97%4 8025 ツカモトC 203 +25 +14.04%5 7466 SPK 2,140 +189 +9.69%6 5310 東洋炭素 6,210 +500 +8.76%7 8263 ダイエー 2,500 +200 +8.70%8 8752 三井住友海 1,351 +108 +8.69%9 6309 巴工業 1,680 +130 +8.39%10 6315 TOWA 888 +68 +8.29%【値下がり率上位】 コード 銘柄名 前場終値 前日比 前比率1 7278 エクセディ 3,390 -300 -8.13%2 6269 三井海洋開 2,075 -175 -7.78%3 1863 テトラ 253 -19 -6.99%4 7942 JSP 1,127 -80 -6.63%5 8103 明和産業 330 -23 -6.52%6 6351 鶴見製 1,122 -78 -6.50%7 8543 みなと銀 264 -18 -6.38%8 1975 朝日工業 431 -29 -6.30%9 6463 TPR 1,181 -79 -6.27%10 5269 日コンクリ 245 -16 -6.13%○すかいらーく(前場終値2,480円+115円)前日、MBO(経営陣による企業買収)を実施すると発表。これに伴うTOB価格2,500円にサヤ寄せする格好となっている。上場廃止基準に該当するため、東証では8日付けで監理ポストに。○不動産株が堅調三井不(前場終値2,205円+25円)、三菱地所(前場終値2,140円+65円)、住友不(前場終値2,530円+20円)など大手不動産が堅調。三鬼商事が発表した東京ビジネス地区の空室率が3.18%と、4月末の3.29%からさらに低下したことを好感。○技術開発(前場終値144円+33円)エイトコンサルタント(前場終値450,000円±0円)が1株145円でTOBすると発表したことから、これにサヤ寄せする動き。一方、これに応募する夢真HDは前場終値320円-5円。○マツモトキヨシ(前場終値2,790円+85円)改正薬事法の成立を受けて、24時間営業に向けて動き出すと報じられたことが手掛かり。3年間で約100店舗を24時間店に切り替えると。○NTT(前場終値523,000円-17,000円)総務相が同社の光ファイバー網を他の通信事業者に貸し出す際の接続料を大幅に引き下げる方向で検討に入ったと報じられたことで、先行きの収益圧迫懸念が生じている模様。○タカラバイオ(前場終値465,000円+11,000円)カナダの大学と共同でガゴメコンブに含まれている高分子フコイダンに血栓形成抑制作用があることを発見したと報じられたことを好感。○コメ兵(前場終値1,275円+66円)三菱UFJがレーティング2でカバー開始したことを好感。今期の利益計画は保守的と。○ソフトバンク(前場終値2,360円+55円)午前の売買代金トップ。個人投資家に人気があるため、地合いが持ち直してきたことが好材料視されている模様。○石油株が軟調新日石(前場終値779円-14円)、昭和シェル(前場終値1,285円-35円)、国際石油帝石HD(前場終値872,000円-16,000円)など。ザルカウィ容疑者死亡を受けて原油相場が下落したことを嫌気。昨日の日経平均株価も大幅下落。これで今週に入り4日続落となった。年初来の安値15059円(1月18日)を下回り、年初来高値の17563円(4月7日)からの下落トレンドの継続が確認された。ここからの長期的な下値の目途としては、昨年の安値10770円(05年4月21日)~今年の高値17563円(06年4月7日)までの上昇幅の50%押し14160円がある。一方、上値は本日の高値14990円がポイント。ここを上回れば、昨日の安値14496円が少なくとも6月2日高値15789円からの下落トレンドの底値となる。なお、200日移動平均線15217円から昨日の終値までのかい離は3.8%。また、昨年最も大きかった同移動平均線からの下方乖離は、終値ベースでは5月17日の3.7%だった。ここから見ると昨日の終値は、終値ベースでの底値の候補である。また、日柄で見ると、2月の高値16777円をつけたのは2月6日、3月の安値15553円をつけたのは3月8日、4月の高値(年初来高値)17563円をつけたのは4月7日、そして5月の高値17375円をつけたのは5月8日。すなわち、各月の6日~8日に、各月のボトムかピークがある。そして昨日は8日であり、日柄の面では昨日ないしは1日ずれて本日の安値がボトムの候補と言えそうだ。