14日の日経平均 14845.24(-252.71)・東1部売買高 16.59(億株)
マーケット概況・日経平均 14845.24(-252.71)・東1部売買高 16.59(億株)・同先物 14790 (-270) ・同売買代金 23,544(億円)・TOPIX 1521.71 (-29.32) ・同時価総額 483(兆円)・東証2部 4185.56 (-52.52) ・値上がり 163 ・日経JQ 2245.46 (-25.23) ・値下がり 1490 14日の東京市場は続落。ゼロ金利解除決定で下げ渋る場面も見られたが、引けにかけて下げ幅を拡大。日経平均は約2週間ぶりに15000円の大台を割り込んだ。全業種が下落したが、その中でも保険、機械、海運、陸運、ガラス土石などが値下がり率上位。石油石炭、小売、その他金融、卸売、鉱業などが比較的底堅く推移した。売買代金上位は、みずほ、ソフトバンク、三菱UFJ、三井住友、トヨタ、ソニーなど。≪NY株式相場は中東情勢の緊迫や原油高を受け、大幅続落≫□ダウ平均 :10846.29(▼166.89)□ナスダック : 2054.11(▼ 36.13)□日経225先物:14865 (▼195:大証比)□為 替 : 115.30-40□金価格 : 654.40(△3.20)□WTI原油先物: 76.60(△1.75)売り 5330万株買い 3120万株差引 -2210万株市場では、「ゼロ金利解除で悪材料出尽くしの可能性が強い。金利誘導目標0.25%(無担保コール翌日物)予想とされるが、景気を抑える金利水準ではない。さらに原油上昇は日本株にリンクする側面がある。投機資金の根っ子は同じであり、原油高を必ずしもネガティブに受け止めてはいない。ただし、指数ベースではリバウンド領域にとどまり、1万6000円を超えて上値にトライするとも思えない」(SMBCフレンド証券【値上がり率上位】 コード 銘柄 前場終値 前日比 前比率1 3606 レナウン 1,535 +137 +9.80%2 2910 ロックフィ 2,490 +170 +7.33%3 8910 サンシティ 98,300 +4,500 +4.80%4 6462 リケン 708 +30 +4.42%5 6844 新電元 543 +22 +4.22%6 2730 エディオン 1,979 +79 +4.16%7 6859 エスペック 1,680 +66 +4.09%8 8568 シンキ 662 +26 +4.09%9 8593 ダイヤリス 5,700 +210 +3.83%10 7745 A&D 2,380 +85 +3.70%【値下がり率上位】 コード 銘柄 前場終値 前日比 前比率1 9442 JSAT 309,000 -25,000 -7.49%2 4776 サイボウズ 97,500 -7,500 -7.14%3 1951 協エクシオ 1,323 -99 -6.96%4 7494 コナカ 1,779 -131 -6.86%5 8882 ゼファー 253,000 -18,000 -6.64%6 3433 トーカロ 3,350 -230 -6.42%7 8424 芙蓉リース 3,950 -250 -5.95%8 6210 東洋機械 1,126 -71 -5.93%9 4745 東京個別 326 -19 -5.51%10 9086 日立物流 1,048 -60 -5.42%○レナウン(前場終値1,535円+137円)前日に第1四半期(3―5月)業績を発表。連結売上高は前年同期比46%増、経常利益は同2.2倍となるなど好決算が好感されている。中間期や通期の予想の変更はなかったが、大幅な上ぶれの可能性が大きい。○ロックフィ(前場終値2,490円+170円)先日、三菱UFJが今期は増額の公算が大きいと指摘。地合いが地合いなだけに業績面への安心感が評価されている模様。○ダイエー(前場終値2,145円+75円)第1四半期(3―5月)連結業績で営業利益が前年同期比33%増、経常利益が同2倍となったことを好感。OMCカード(前場終値1,237円+11円)を中心とする金融事業が収益を押し上げたほか、小売りの採算改善などが奏効した模様。○協和エクシオ(前場終値1,323円-99円)31日を期日として150億円のCB発行を発表。これによる潜在的な需給悪化や希薄化の可能性が懸念されている。○日本ケミファ(前場終値731円+25円)三菱UFJがレーティングを3から1に2段階引き上げたことを材料視。目標株価は890円と設定している。○ファーストリテ(前場終値9,450円+180円)第3四半期(9―5月)業績を発表。連結売上高は前年同期比17%増、経常利益は25%増となり、好決算が好感されている。天候不順から既存店は苦戦したが、春物在庫の値引きの減少などが寄与した模様。○鉄人化計画(前場103,000円売り気配)第3四半期決算と同時に今8月期業績見通しの下方修正を発表。連結経常損益は従来予想2億4,000万円の黒字から4,100万円の赤字に減額。新規出店した大型店の稼働率が競争激化などから低調だったことが影響した模様。○アンジェス(前場542,000円買い気配)閉塞性動脈硬化症など足の血管が詰まって壊死する病気の患者と対象に行った遺伝子治療薬のフェーズ2で血流改善などの効果を確認したと報じられたことを材料視。○ソニー(前場終値4,780円-150円)合弁会社設立相手の韓国・サムスン電子の業績が悪化したことから連想売りを誘った模様。○ライオン(前場終値683円-30円)GSが投資判断を「中立」から「売り」とし、目標株価を650円から580円に引き下げたことが嫌気された。 昨日の日経平均株価は3日続落。前日の安値15169円を下回ったことで、7月10日の高値15555円を起点とする短期の下落トレンドが見られる。さらに、10日安値15079円も一旦は割り込んだために、4日の高値15710円からの中期的な下落トレンドも見られる。逆に言えば15710円が年初来安値14045円(6月14日)からの戻り相場の天井になったということ。そのため、ここから下値の節目は、目先では25日移動平均線15057円や15000円などがあり、中期的には14045円~15710円まで上昇トレンドの半値押しとなる14877円が注目される。なお、このそばには6月28日の安値14824円もある。一方、上値は、15555円~15053円(13日安値)までの下落の半値戻しとなる15300円がまずは戻りの目途となりそうだ。さらに、これを突破して昨日の高値15370円を上回れば、15053円を底値とする上昇トレンドが確認できる。・NY原油76ドル突破、過去最高値を更新 中東情勢を不安・イスラエル軍、レバノンを封鎖 アラブ世界で動揺、有効策なく・日銀決定会合、ゼロ金利きょう解除へ 短期金利が大幅上昇・BS放送、最大42チャンネル追加 2011年7月に 総務省検討・対北朝鮮決議、「7章制裁」削除で調整 日本、週内の一本化目指す・サミット首脳宣言案、原子力推進を明記 エネルギーで行動計画・夏のボーナス2.0%増加 日経最終集計、3年連続で最高額・日中航空便、旅客2割増 航空交渉で合意、10月末のダイヤから・高速道路会社の落札率、80%台に低下 民営化で建設費圧縮・株式投信残高、過去最高に 6月末46兆円、バブル期超す・いすゞ株取得ファンド、取引先と政投銀が設立――優先株300億円取得目指す・りそなHD、JCB株売却で収入190億円――公的資金返済に充当・ダイエーの3―5月期、営業益33%増の127億円・ゴーン社長「GMと株持ち合い必要」 米紙と会見、敵対買収否定・ソニーBMG、統合承認に欧州司法裁が無効判決・ホンダ、新「ストリーム」発売――車高低く室内広く・三菱電機、自動車エンジン部品増産へ新工場 姫路に建設・富士電機グループ、ハードディスク35%増産で60億円投資・伊豆箱根鉄道、静岡県内の4ホテルを売却 渡辺社長辞意・キャンドゥ、中国で「10元ショップ」 年内にも上海に1号店・オンワードの3―5月、経常益1%増 子会社不振で伸び小幅・日東電、脱塩率99.75%のろ過膜開発――純水製造装置向け・NEC、LSI用次世代メモリー開発・ファストリ、9―5月期の純利益32%増の357億円・島忠の9―5月、営業益6%減 既存店売上高、前年割れ・レナウンの3―5月、営業益3倍の29億円・三菱マ、菱線工への出資比率36.5%に上昇――増資引き受けで・協エクシオ、CB発行で150億円調達・木村化、防衛策の発動取りやめ――篠原猛氏の保有比率19.94%に低下で