3日の日経平均 15571.62(+66.44)・東1部売買高 16.10(億株)
マーケット概況・日経平均 15571.62(+66.44)・東1部売買高 16.10(億株)・同先物 15560 (+50) ・同売買代金 21,371(億円)・TOPIX 1593.22 (+6.26) ・同時価総額 507 (兆円)・東証2部 4417.3 (+31.43)・値上がり 1049 ・日経JQ 2353.28 (+11.28)・値下がり 550 3日の東京市場は続伸。日銀短観を受けて堅調に推移したが、上値の重い展開となった。業種別では、非鉄金属、証券商品、銀行、卸売、小売などが値上り率上位。その一方で、電気・ガス、医薬品、鉱業、保険、その他製品などが軟調に推移した。売買代金上位は、ソフトバンク、みずほ、三菱UFJ、三井住友、りそな、トヨタなど。≪NY株式相場は前日の相場急伸の反動で3日ぶりに反落≫□ダウ平均 :11150.22(▼40.58)□ナスダック : 2172.09(▼ 2.29)□日経225先物:15500 (▼10:大証比)□為 替 : 114.35-45□金価格 : 616.00(△27.10)□WTI原油先物: 73.93(△ 0.41)売り 3100万株買い 3670万株差引 +570万株 市場では、「日銀短観の内容は悪くなく、基本的に(景気は)上昇基調。もっとも、相場自体は先週の上げが急であり、全面的な上げにはつながっていない。7日の6月米雇用統計、さらには13~14日の日銀金融政策決定会合を控え、米景気、株価動向はもとより、国内金利動向に注目が集まる段階にあり、まだ積極的には動けない」(野村証券【値上がり率上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率1 1885 東亜建 159 +14 +9.66%2 2107 東洋精糖 175 +13 +8.02%3 8742 小林洋行 1,319 +84 +6.80%4 7916 光村印 593 +37 +6.65%5 2734 サーラ 592 +36 +6.47%6 3524 日東網 269 +16 +6.32%7 5449 大阪鉄 2,220 +125 +5.97%8 5707 東邦鉛 860 +48 +5.91%9 9477 角川HD 4,330 +240 +5.87%10 8328 札幌北洋 1,270,000 +70,000 +5.83%【値下がり率上位】 コード 社名 前場終値 前日比 前比率1 3028 アルペン 3,500 -230 -6.17%2 9706 日空ビル 1,181 -64 -5.14%3 9205 日本航空 274 -13 -4.53%4 9972 アルテック 575 -22 -3.69%5 7958 天馬 2,195 -80 -3.52%6 8874 ジョイント 3,600 -130 -3.49%7 2775 日レスシス 3,910 -140 -3.46%8 6773 パイオニア 1,783 -63 -3.41%9 6938 双信電 1,480 -50 -3.27%10 2784 アルフレH 6,880 -230 -3.23%○日本航空(前場終値274円-13円)発行済み株式総数の薬35%にあたる7億株の公募増資を実施すると発表したことで、需給悪化懸念が広がる。調達額は最大で約2,227億1,000万円で、中期計画に基づき航空機の購入に当てる模様だ。○ソフトバンク(前場終値2,660円+95円)チャート面では6/16の戻り高値2,630円に接近で、これを抜ければ戻り相場に弾みがつくとの見方もある。○山パン(前場終値1,006円-19円)再建中の菓子メーカー、東ハト(東京都豊島区)を約182億円を投じて子会社化すると発表した。ただし、株価はこれまで比較的上げ足が強くかったことから、この日は材料出尽くしで利益確定の売りが優勢となっている模様。○サーラコーポ(前場終値592円+36円)5月中間決算の見通しを上方修正。連結経常利益は従来予想23億5,000万円から26億6,000万円(前年同期比1%増)に増額。通期見通しは純利益のみ増額されたが、他の利益についても増額が期待されている。○パイオニア(前場終値1,783円-63円)GSが投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたことを嫌気。目標株価は1,580円。PDP事業に関して7月以降の値下がりの可能性などを示唆した模様。○角川HD(前場終値4,330円+240円)年初来高値を更新。三菱UFJがレーティングを新規に「2」としたことが手掛かりとなっている模様。書籍事業で「ダヴィンチ・コード」などヒット作がが出ることによる利益率上昇などで。○三菱マテ(前場終値501円+13円)先週末のNY市場で金塊先物相場が約3週間ぶりの高値となったことを材料視。同様に住友鉱山(前場終値1,560円+68円)、同和鉱(前場終値1,028円+16円)も上伸。○MKキャピタル(前場終値598,000円+78,000円)今8月期見通しを上方修正。経常利益は従来予想13億1,000万円から14億5,300万円に増額したが、3Qまでですでに15億3,700万円を計上しており、再増額の可能性が大きい。○アプリックス(前場終値959,000円+55,000円)メリルが投資判断「買い」、目標株価130万円でカバーを開始したことを材料視。携帯電話組み込みソフトを評価している模様。 先週末の日経平均株価は大幅続伸となった。戻り高値の15216円(6月26日)を突破したことで、年初来安値14045円(6月14日)からの上昇トレンドが確認された。さらに、目先では14824円(6月28日安値)を底値とする新たな上昇トレンドも確認できる。そのため、上値の目標としては、15216円~14824円までの下落幅の倍返しとなる15610円水準がある。また、5月高値17375円(5月8日高値)~年初来安値14045円(6月14日)までの中期的な下落トレンドを考えると、その38.2%戻しとなる15320円を突破したことで、次の上値の目途は50%戻しの15710円となる。一方、先週末は200日移動平均線15411円を上抜いてきたことで、このラインある15400円水準が最初の下値支持線になる。ただし、先週末の安値15333円を割り込むと、先週末の高値15521円が目先の天井との見方が強まる。その場合、マド埋めとなる29日高値15137円もターゲットとなる。なお、週足で見ると3週続伸、そして、月足では3ヶ月ぶりに陽線となった。短いトレンドから少しずつ長いトレンドへと反発の流れが伝播されている状況である。◇株式作戦 JUKI(6440)イノテック(9880)日本製鋼所(5631) マイクロニクス(6871)東レ(3402)新日本製鉄(5401)・GM、日産ルノーグループに提携打診 ゴーン氏も前向き・薄型テレビ、店頭価格の下落に拍車 1インチ5千円以下も・日本企業によるM&A、1―6月は金額と件数がともに過去最高・今年度の主要企業の設備投資計画、前年実績比15%増 経産省調査・病院間の相互接続で電子カルテの共有化を促進 経産省、標準化目指す・深刻な少子高齢化、人口推計の下方修正必至 社保制度の見直しも・日銀の内規見直し、役員の私募ファンド保有禁止 総裁の資産公開も・金融庁研究会、上場審査の厳格化など証券界の自主規制強化求める・日中韓の観光担当相、5年で交流500万人増で合意・動産担保融資の世界最大手が日本進出 企業の在庫や設備を評価し売買も・三井住友銀、契約保証を複数行協調で・JAL、7億株の公募増資を発表 約2千億円を調達・JAL、JTBと旅行業で提携・トヨタ、アジア生産統括会社をタイに設立――部品調達を一本化・WNIウェザの2006年5月期、経常黒字2億8200万円・吉野家ディー、来年にも全店でうな丼販売・山崎製パン、東ハトを買収 スナック菓子で業界2位に・東芝・TCLの家電合弁が稼働――中国・ロシア向け生産・ダイハツ、東南アジアで生産能力を3割増強 OEMも拡大・三井物、米アルミ精錬から撤退・靴のチヨダ、商品開発で三菱商事と提携・新日石系給油所、ガソリン小売価格を5―8円値上げ・三菱自、欧州工場のダイムラー小型車生産の受託終了・コマツ電子、台湾でウエハー増産――170億円投じ新ライン・新日鉄、投資抑え高級品種を増産 系列電炉活用で・日立、浜岡原発タービンで設計ミス 今後の受注にも影響か・第一三共の時価総額、アステラスに急追 その差500億円まで縮小・ライフコーポの3―5月期、単独経常益10%増 生鮮品好調・ミヤチテクノの06年6月期、経常益16%増――レーザー溶接関連伸びる・長谷工の優先株、東電など3社が買い取り――事業面での連携深める・イオン、英社株売却益26億円弱・明光ネットの05年9―06年5月期、単独経常益4%増・サンテレホン、新株予約権発行の差し止め仮処分を受領・原油タンカーのスポット運賃下落――船舶需給が緩和・三菱電など4社製の浴室乾燥機で火災24件―36万台出荷