17日の日経平均 17498.6 (-30.4) ・東1部売買高 20.35 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 17498.6 (-30.4) ・東1部売買高 20.35 (億株)・同先物 17530 (-30) ・同売買代金 26,905 (億円)・TOPIX 1707.27 (-4.62) ・同時価総額 547 (兆円)・東証2部 3965.96 (-12.21)・値上がり 653 ・日経JQ 2014.24 (-11.98)・値下がり 926 ====================================================================== 17日の東京市場は反落。朝方買い先行も後場下げに転じた。米国株高、円安進展を背景に朝方は買い先行となったが、上値の重さが嫌気された。日経平均は後場下げに転じ、17500円の大台を割り込んで取引を終えた。 本日はNYダウの最高値更新、CME日経平均先物の大幅高、ソニーの好決算、円安進展など好材料が揃っていた。しかし、寄り前発表の1-3月GDPが前期比年率+2.4%と、市場予想(+2.7%程度)を下回ったことで買い意欲が減退したとみられる。前場こそ堅調だったが、上値の重さが意された後場は先物主導で値を崩すという悪循環に陥り、日経平均は5月2日以来、約2週間ぶりに終値ベースで17500円を割り込んだ。 東証1部の売買代金は前日比4.6%減の2兆6905億円に留まり、3日連続で活況の目安とされる3兆円割れ。さらに、日々売買代金が減少しているのも気掛かり。足下では外資系証券経由の注文動向で売り越しの日が続き、中小型株の底割れで個人投資家も手負いの状況で、買い手不在の感は否めない。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――JASDAQ平均 2,014.24 -11.98 値上がり 値下がり 変わらず 値付き率J-STOCK INDEX 1,634.52 -17.72 217社 391社 133社 84.4%マザーズ指数 828.71 -10.04 58社 114社 13社 98.9%ヘラクレス指数 1,455.85 -10.22 45社 107社 8社 97.7%====================================================================== 17日の新興市場では、日経ジャスダック平均が6日続落、マザーズ指数は7日続落、ヘラクレス指数は5日続落。3指数ともに連日で年初来安値を更新した。軟調な地合いが続いていることから手控えムードが強まっており、3市場とも低水準の商いにとどまった。一部の主力銘柄には買いが散見されたが、全体の基調は売りが目立つ状況が継続した。 ジャスダック市場では、楽天やEトレード、JCOM、ビックカメラ、セプテーニ、ジーダットなどが上昇し、ニューフレアやインデックス、オプト、アーク、エイチアイ、トッキなどが下落。 マザーズ市場では、ネットエイジやケアネット、CCI、ACCESS、テクノマセなどが買われた。一方、サイバーAやミクシィ、アルデプロ、アクロディア、DeNAなど売買代金上位には売られた銘柄が多い。 ヘラクレス市場では、好決算のゼンテックやジェーソンが大幅高。ASSETやダヴィンチ、三菱UFJが新規「A」に設定したエン・ジャパン、ウェブドゥなどが高い。反面、ネクストジェンやダブルクリック、アマガサ、アイフリーク、大証、シンワアートなどが安い。≪NY株式相場はダウが連日の連日の最高値更新、S&P2000年9月以来の高値≫□ダウ平均 :13487.53(△103.69)□ナスダック : 2547.42(△ 22.13)□日経225先物 :17675 (△115:大証比)□為 替 : 120.75-85□金価格 : 661.50(▼13.00)□WTI原油先物(期近): 62.55 (▼ 0.62)□売り :4610万株□買い :3770万株□売越し: 840万株市場では、「センチメントが弱い。GDP内訳で設備投資がマイナスに転じ、先行きの景気鈍化を読んでいるようだ。ただ、良好な国内業績の背景は海外景気によるものであり、悲観しすぎではないか。好決算発表後にひと休み入れている銘柄を拾う場面だろう」(準大手証券・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6584|三櫻工業 | 813| 100| 14.03| 2| 7729|東京精密 |4340| 500| 13.02| 3| 6315|TOWA | 757| 78| 11.49| 4| 4651|サニックス | 246| 24| 10.81| 5| 9650|テクモ |1110| 99| 9.79| 6| 7240|NOK |2465| 185| 8.11| 7| 1813|不動テトラ | 178| 12| 7.23| 8| 5480|日本冶金工業 |1572| 101| 6.87| 9| 9654|光栄 |1973| 125| 6.76|10| 6806|ヒロセ電機 |15200| 960| 6.74|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 6793|山水電気 | 13| -7| -35| 2| 3313|ブックオフ |1482| -300| -16.84| 3| 6855|日本電子材料 |2175| -400| -15.53| 4| 2815|アリアケ |2060| -360| -14.88| 5| 7915|日本写真印刷 |2940| -500| -14.53| 6| 5602|栗本鉄工所 | 287| -39| -11.96| 7| 9115|明治海運 | 593| -67| -10.15| 8| 3715|ドワンゴ |93500| -9500| -9.22| 9| 8141|新光商事 |2000| -200| -9.09|10| 8921|シーズクリエ |47900| -4400| -8.41|○三桜工(6584・東1)810円+97円 東精密(7729・東1)4320円+480円 テクモ(9650・東1)1125円+114円 サニクス(4651・東1)245円+23円 TOWA(6315・東1)758円+79円 16日発表の決算、今期見通しなどを好感。 ○ヒロセ電(6806・東1)15390円+1150円 カラ売り超過で15日の決算発表から買い戻し殺到、連日急騰。○安藤建(1816・東1)235円+14円 10時頃から上伸。15日の決算発表から2日急落していたが、ナカノフドー建(1827) が16日発表の業績見通し上方修正をうけ8%近い上昇となり見直しムード。 ○テクノマセ(2477・東M)682000円61000円 画期的性能のエンコーダ/デコーダを開発と。○テクノセブン(6852・JQ)138円+22円 16日に決算見通しを上方修正。 ●アリアケ(2815・東1)2040円-380円 写真印刷(7915・東1)2940円-500円 16日発表の決算、今期見通しが予想の範囲内。●ブックオフ(3313・東1)1531円-251円 売り上げ水増しと一部で報道される ●カカクコム(2371・東1)257000円-23000円 昨16日のS安に続き急落。15日の決算発表自体は好調だが意外性なしと。 昨日の日経平均株価は小幅反発。ただし、5月11日安値17455円を一旦下回り、2日の高値17441円からのマドを埋めたことで、目先では今月の高値17827円(10日)からの下落トレンドが見られる。ここからは、今月の安値17203円(1日)が下値のめどとして意識される。なお、100日移動平均線17381円もその間のサポートとなる。一方、上値は17600円水準が最初の抵抗線。ただし、これを超えて15日の高値17609円を上回ると、昨日の安値17430円を底値とした上昇基調が強まろう。その場合、マド埋めポイントとなる14日安値17673円が最初の上値のめど。そして、これを埋めると目先での上昇トレンドが明らかになり、14日高値17786円が次の目標値になる。なお、昨日も17500円台を維持し、年初来高値18300円(2月26日)と4月高値17782円(4月17日)を結んで延長したラインの上を維持している。そのため、中期で見れば年初来高値と年初来安値16532円(3月5日)を2つの頂点とするトライアングルから上放れた状態を維持しており、中期的な上昇トレンドはなお継続中といえる。・円、海外市場で1ドル=120円台後半に下落――対ユーロで最安値・中国、携帯電話機生産で勢力地図一変 OEMメーカーが台頭・航空の自由化、政府が提言――羽田国際化、早朝・夜間活用・1―3月の世界半導体、設備稼働率3四半期ぶり改善・新興3市場、年初来安値に 振るわぬ決算から、下げ加速・HOYAが来月TOB、ペンタックス子会社化 統合問題決着へ ・サムスンやLGフィリップスなど韓国勢4社、薄型パネルで連携・家計、国富の8割超す 純資産2166億円、05年末・協調融資市場が拡大 昨年度6%増の27兆円、過去最高に・ブルドックにTOB提案 米スティール、敵対的買収に発展も・アルゴ21、キヤノンMJがTOB――1400円で17日から・ソニー、電機部門復調へ 前期、営業利益2000億円超す ・イオン、「イオン銀」予備免許申請――今秋の開業目指す・オランダING、日本でネット銀――年内開業へ申請・JR東・東海・西、IC乗車券を相互利用 08年3月から・三井物産・NTT・日本郵船、国際物流向けICタグを共同開発・田辺三菱製薬、2010年度末までに1200人削減へ・日立と米GE、原子力合弁で正式合意――来月以降発足・三井造・NTT・郵船、国際物流向けICタグ共同開発・信越化学、医薬品材料の生産再開へ 直江津工場、来週にも一部・富士通、超小型580グラムの新パソコンを6月発売・大手小売業、レジ袋削減急ぐ ミニストップ、1円値引き・日本GC、パチンコ用カード2位のLECを買収・キヤノン、SED巡る米国での裁判で控訴・ガソリン価格、6週連続で値上がり――石油情報センター・東洋水産、即席めん国内製造再編 関東に主力工場新設・デジカメ主要8社の今年度出荷計画、19%増の9380万台・ダイソーの前期、経常益17%増の37億円前後に――従来予想上回る・凸版の前期、営業益24%減・カラーフィルター苦戦、今期営業益は微増・東京精の前期、純利益2.8倍の87億円――今期100億円に・ブラザー、米スティール増配提案への反対を正式表明・シンニッタン株主に説明書送付――米系セーフ、株主提案で・東映アニメ、前期純利益51%増の36億7200万円――東映株売却で過去最高・新日鉄、薄鋼板を値上げ――7月から1トンあたり5000円、加工業者向け