6日の日経平均 16,257.00 (+98.55)・東1部売買高 21.04 (億株)
<日経平均>16,257.00 △98.55 <東証一部>出来高 21億0,377万株値上がり銘柄数 516値下がり銘柄数 1,109<為替>115.40 ▼0.38 前日の終値近辺でのもみ合いから、引け際の買いで日経平均は高値引け 昼の市場外取引の金額は大きく、売り買いに偏りは無いと伝えられましたが、前引けにかけての戻りを試すような動きを引き継いで、日経平均は前引けより値を上げて寄り付きました。後場寄り後しばらくは戻り売りなどに押されましたが、買い戻しなどが入って値を戻す展開となりました。その後、前日の終値前後でのもみ合いが続きましたが、引け際の買いもあって小幅高となりました。 金融、不動産など内需関連銘柄が軟調となるなど、主力銘柄は値を下げるものも目立ちましたが、原油価格の上昇もあって石油関連銘柄が堅調、好業績銘柄の一角として鉄鋼株、商社株が堅調となりました。東証2部株指数、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はいずれも軟調となりましたが、後場は底堅い動きとなりました。 高値引けとなりました。明日も米国市場・為替の動向を受けての動きになると見られますが、週末ということで手仕舞い売りなども出て上値は限られるかもしれません。好業績期待のある銘柄の下値を拾う動きなどから、底堅いしっかりとした相場となることが期待されます。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらずJASDAQ平均 1888.89 -10.69 5777万株 161社 429社 101社 マザーズ指数 711.44 -5.63 818万株 41社 137社 19社 ヘラクレス指数 1136.94 -9.53 956万株 41社 119社 4社====================================================================== 6日の新興市場では、日経ジャスダック平均、マザーズ指数は3日続落、ヘラクレス指数は4日続落となった。ヘラクレス指数は2日続けて年初来安値を更新。米国株安や外国証券の大幅売り越し観測などを受けて、売り優勢スタート。後場に値を戻した日経平均株価とは対照的に、下げ幅は縮めたものの小幅な値動きに留まっており、人気化した1部の鉄鋼株などに短期資金がシフトした模様。 ジャスダック市場では、楽天やNOVA、インデックス、イマジニア、コムチュア、竹内製、ジャストシステムなどが上昇。Eトレードやインテリ、プロパスト、エルクリエイト、アークなどが下落。 マザーズ市場では、フリービットやフルスピード、DeNA、NTTDIM、GCAなど売買代金上位銘柄は買われた。一方、サイバーAやngi、アルデプロ、JDC、CCI、リプラスなどが売られた。 ヘラクレス市場では、大証やアイル、マネパ、ゼンテック、アイフリーク、きちり、アイレップなどが高く、ダヴィンチや夢真、ASSET、ガンホー、ファンダンゴ、ネクストジェン、オックスHDなどが安い。NYDOW 13305.47 -143.39NASDAQ 2605.95 -24.29CME 16105 -85(大証比)NY円 115.08 -1.09□売り :4090万株□買い :1960万株□売越し:2130万株市場では、「先物の買い戻しに指数連動型銘柄が上昇した格好だ。きのうは米国株高でも平均株価は下落し、きょうは米国株安で平均株価が上昇するなど先物主導で不安定な動きだ」(準大手証券)、「先物の売り買いだけ。結局、先行きは米国次第になる。サブプライムローン問題の影響が広がった8月の米経済データが次々に出てくるが、程々の悪い数字ならFF(フェデラル・ファンド)レート引き下げを呼び込み、ベストシナリオになる。ただし、急悪化するようだと景気減速が懸念され、マーケットにはよろしくない」(米系証券<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比1 2731 ニイウスコー 9,050 1,0002 6793 山水電気 11 13 2317 システムプロ 84,900 7,7004 3315 三井鉱山 286 245 7915 日本写真印刷 3,580 3006 5001 新日本石油 1,024 857 6315 TOWA 1,056 868 5407 日新製鋼 470 339 9706 日本空港ビル 2,290 15510 9470 学習研究社 372 25<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比1 8511 日本証券金融 1,082 -1592 7004 日立造船 161 -213 8910 サンシティ 50,200 -5,5004 8993 アトリウム 2,775 -2855 6905 コーセル 1,577 -1366 8913 ゼクス 83,100 -6,9007 9726 近ツリ 211 -168 8882 ゼファー 162,000 -12,0009 9037 ハマキョウ 2,165 -15510 8933 NTT都市 188,000 -13,000ウシオ電 (6925) 2,135円 ▼40 円 :100株単位 外資系証券が投資判断を引き下げ、大幅安となりましたが前引け後に自社株買いを発表し値を戻して引けました。 システムプロ (2317) 84,900円 △7,700 円 :1株単位 携帯電話向けソフトウエア開発など主力事業が順調に伸び、た2006年11月―2007年7月期連結業績が大幅増益となったことから、好感した買いが入り大幅高となりました。 日立造 (7004) 161円 ▼21 円 :500株単位 海外市場で総額300億円の円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行すると発表したことから、一株利益の希薄化を懸念した売りが入り大幅安となりました。 ダイビル (8806) 1,277円 ▼58 円 :100株単位 サブプライムローン問題の余波を受けて、日本の不動産セクターに集まっていた海外資金の引き揚げを懸念していることから、売りが入り大幅安となりました。 しまむら (8227) 11,130円 △440 円 :100株単位 小売り株の中では比較的堅調な業績が見込まれるなかで、昨日の下落の反動から買いが入り大幅高となりました。 JSR (4185) 2,720円 △55 円 :100株単位 高成長を期待出来るとのことから、外資系証券が目標株価を引き上げ、堅調となりました。 強気材料・NY債券相場、3日ぶり反発(10年債利回り0.09%下落)・ECB、利上げ見送り方針・上海株、反発・バルチック指数、8000P乗せ・日銀、利上げ見送り観測高まる弱気材料・ADP全米雇用リポート、3.8万人増にとどまる・米株反落、弱い雇用指標と住宅指標を嫌気・SOX指数は反落、アップル、インテルなど冴えない・NY円相場は反発(115円22銭-28銭)・NY金相場、3日ぶり反落・欧州株、反落・インド株、9日ぶり反落・LMEニッケル先物、続落・DRAMスポット、続落・日経平均3日続落、先週末の大幅高分を帳消し・不動産株軟調・東証1部の売買代金、12日続けて3兆円割れ・REIT指数、3日続落・安倍政権相次ぐ閣僚問題留意事項・先物建玉、欧米系の売りに対しネット証券買い・NY原油先物、3日続伸(1バレル=75.73ドル)・裁定買い残、2週連続増加・社債発行活発化・企業年金、未払い金1544億円・新日鉄、中間決算見通し・日朝国交正常化作業部会(5日から)・APEC閣僚会議(5日から)・英中銀金融政策委員会(5日から)・ECB理事会・8月の米ISM非製造業景気指数