11日の日経平均 15877.67(+112.7)・東1部売買高 17.53 (億株)
<日経平均>15,877.67 △112.70 <東証一部>出来高 17億5,272万株値上がり銘柄数 774値下がり銘柄数 807<為替>113.79 △0.44 下落の反動などから買い戻しなどが入り、日経平均は堅調な引けとなる 昼の市場外取引の金額は大きく、売りがやや優勢と伝えられたことなどから、日経平均は前引けより値を下げ、下げに転じて寄り付きました。ただ、後場寄り後ほどなくして買い戻しなどから再び上げに転じ、上値を切り上がる展開となりました。引け際は上値が重くなりましたが、引けは上げ幅100円超、大幅高となりました。 主力銘柄は高安まちまちといった感じです。不動産株、銀行株など内需関連銘柄が下落の反動などでしっかり、鉄鋼株も堅調となりましたが、金属株の一角、医薬品株が戻り売りなどに押されて軟調となりました。一方、東証2部株指数、日経ジャスダック平均は軟調、東証マザーズ指数は大幅安となり、小型株は底堅いながらも戻りは限定的となりました。 下落の反動などから堅調となりました。明日は手掛かりに乏しいほか、週末のSQ(特別清算指数)を控えて積極的に買い上がる動きは限定的となりそうです。売られ過ぎの修正などから、底堅く推移することが期待されます。新興市場動向 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――指標(9/10) 指数 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず 値上りJASDAQ平均 1,853.30 -28.90 6,817万株 88社 519社 75社J-STOCK INDEX 1,519.90 -15.97JASDAQ INDEX 72.29 -0.93マザーズ指数 675.71 -29.11 1,674万株 10社 174社 4社ヘラクレス指数 1,108.08 -32.35 775万株 18社 133社 10社≪NY株式相場は景気減速懸念から買いが続かずもみ合う展開≫□ダウ平均 :13127.85(△14.47)□ナスダック : 2559.11(▼ 6.59)□日経225先物 :15705 (▼35:大証比)□為 替 : 113.65-75□金価格 : 712.20(△2.50)□WTI原油先物(期近): 77.49 (△0.79)□売り :4060万株□買い :2220万株□売越し:1840万株市場では、「銀行株中心にショートカバー(売り建て玉の買い戻し)が入ったが、そのきっかけは週末メジャーSQ(特別清算指数)算出日を前にしたポジション調整の動き。外部環境に変化が生じた訳ではない。米金利引き下げは既定路線となったが、円高を誘発し、日本株外しにつながる危険性もはらむ」(米系証券)、「売られ過ぎセクターが買われ、リターンリバーサル的な動き。人気持続性は何とも言えない。メジャーSQを通過しても、米国発の材料が続き、不透明感は払しょくされていない」(中堅証券・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 8024|シルバーオクス | 257| 54| 26.6| 2| 3104|富士紡HLDG | 129| 12| 10.26| 3| 6793|山水電気 | 11| 1| 10| 4| 8840|大京 | 367| 28| 8.26| 5| 8882|ゼファー |172000| 13000| 8.18| 6| 2466|パシフィクG |113000| 8000| 7.62| 7| 8913|ゼクス |72400| 5000| 7.42| 8| 6937|古河電池 | 174| 12| 7.41| 9| 7600|日本MDM | 372| 25| 7.2|10| 8910|サンシティ |45050| 2950| 7.01|・値下がり率上位10傑 |コード|銘柄 |現値|前日比| 前比率| 1| 4848|フルキャスト |62500|-10000| -13.79| 2| 4723|グッドウィル |15350| -2000| -11.53| 3| 2731|ニイウスコー |8200| -1000| -10.87| 4| 9982|タキヒヨー | 412| -43| -9.45| 5| 8993|アトリウム |2455| -255| -9.41| 6| 3436|SUMCO |5530| -480| -7.99| 7| 2738|バルス |62000| -5000| -7.46| 8| 8984|ビライフ投 |452000|-36000| -7.38| 9| 6519|エネサーブ | 538| -40| -6.92|10| 8963|グロース投 |312000|-22000| -6.59|4848 フルキャスト 62500 -10000ストップ安。不採算拠点の閉鎖を前日に発表している。現在の316箇所から111拠点を閉鎖、205拠点体制とする模様。統廃合に伴う費用が今期の特別損失に計上される見通しであり、今後の不透明要因につながる格好となっている。大幅な拠点閉鎖による成長性への期待感も後退する格好、リストラ効果を期待する動きは現時点では限定的なものに。不動産セクター大手不動産株は軒並み高の展開、新興不動産各社も総じて高くなっている。ここまで急ピッチでの調整が続いており、押し目買い意欲も本日は高まる格好へ。UBSでは、ヒストリカルでもグローバル比較でも割安として「強気」判断を継続している。また、前日には野村でも、株価調整で割安感のある銘柄も出始めたと評価。9697 カプコン 2855 +170大幅続伸で連日の高値更新。東京ゲームショウの開催接近、前日の大和のレポートなどから、ゲームセクターに対する関心も高まってきているようだ。同社に関しては取組妙味も厚く、7月以降の上値抵抗線突破で買い戻しの動きも集まる状況と観測される。大和では同セクターの投資判断を短期で「強気」、市場全体のセンチメント悪化に伴い、セクターの「非景気連動性」に注目と。1332 日本水産 574 +33続伸。昨日はメリルの新規「買い」推奨が評価材料とされたが、本日は、みずほが投資判断を「2」から「1」に格上げ、アナリストの相次ぐ強気推奨が好感されている格好。サケ・マス事業が中核となるなど、中期的な成長ドライバーに対する見方は変更なし、株価下落で割安感が一層強まってきたと、みずほでは評価へ。6301 コマツ 3280 -40さえない。KBCでは投資判断を「BUY」から「SELL」に2段階格下げ、目標株価も4500円から2800円まで引き下げているようだ。米国住宅市場の先行きを懸念材料と捉えている模様。3436 SUMCO 5530 -480大幅安。前日に中間決算を発表、大幅増益を達成したほか、通期予想の上方修正を発表しているものの、実績・予想ともにコンセンサスはやや下ブレとの見方が多いようだ。日興シティでは業績上ぶれ期待が薄れたとして、投資評価を「1H」から「2H」に格下げ。先週末の日経平均新規採用と併せて、当面の好材料出尽くし感も強まる状況に。8316 三井住友FG 843000 +16000朝方は売り先行。野村では銀行セクターの投資判断を「強気」から「中立」に格下げ。貸出残高の伸び悩み、投資商品販売の鈍化などで業績モメンタムの改善は一服と見ているようだ。とりわけ、中堅・中小企業の資金需要の低下を背景にして、当該業務に強いと見られる同社の投資判断を「2」から「3」に引き下げへ。ただ、後場からは他のメガバンクとともに急速に切り返す展開へ。中間決算期末の接近に伴い、ヘッジファンドなどの買い戻し観測も高まる状況となったようだ。・市場の混乱監視強化、BIS中銀総裁会議 米経済の減速警戒・日米欧ア証券当局、格付け会社調査へ 国際自主ルール強化も・テロ特措法の新法案、再議決も視野 政府・与党 来週提出へ・医療・介護負担の合計に上限、年齢や所得で7段階 厚労省・年金記録、5000万件中524万件が氏名など情報欠落・銀行や保険の子会社、ファンド事業一部解禁 金融庁、月末に・ドコモ、地域8販社吸収へ 顧客流出続き、販促テコ入れ・SUMCO、7月中間期営業益2倍――半導体向け好調、実質15円増配・SUMCO、太陽電池ウエハーを4倍に増産 佐賀に新工場・STECH、7月中間期17円増配――シリコンウエハー好調・伊藤ハム、加工食品値上げ 原料高で平均10%、来月後半・次世代高速通信の申請受け付け開始、ウィルコムが近く先陣・三菱電、鉄道機器100億円受注――NY郊外地下鉄向け・三菱商事グループ、マグロの頭・尾も加工食品に タイで製造・NEC、中国でIT化支援拡大 物流システム会社を買収・米ファンド、NECエレ株5.03%取得――親子上場見直し要求も・パスモ、通常販売を再開 定期限定から5ヵ月、静かな再出発・清水建設など、3次元免震装置開発 上下の揺れも低減・フルキャスト、日雇い派遣111拠点閉鎖 法令順守を強化・大林組など、トンネル工事に生分解性パイプ――原料、半分以上が植物・菱地所子会社、富裕層狙い「サロン」開設・ファストリの前期、営業益微減の700億円程度に・三井ハイテク、08年1月期連結経常益3%増・ゼンショー、株主優待拡充・中間配重視の動き拡大――海運や鉄鋼、安定株主確保狙う・サイボウズ、7月中間期純利益56%減に――出資先の株式評価損計上・専門分野サイト6社、経常益3社が大幅増――今年度、手数料収入が寄与・エスケーエレ、07年9月期最終赤字に――700円に減配・船舶C重油、なお高値圏――8月積み、海運大手想定価格上げ・液晶モニターが続伸――パソコン用9月大口価格、年末向け調達拡大