29日の日経平均 15,513.74 △359.96
<日経平均>15,513.74 △359.96 <東証一部>出来高 19億4,639万株値上がり銘柄数 1,449値下がり銘柄数 203<為替>110.03 △1.33 上値限られるも底堅い地合い続く 日経平均15,500円回復 昼の市場外取引の金額は大きく、買い決め優勢と伝えられたことなどから、後場も買い先行の始まりとなりました。日経平均は前引けからやや値を上げて寄付いた後、15,500円を大きく上回る水準では目先筋の利益確定売りや戻り売りなどから上げ幅を縮小する格好となりましたが、それでも下値では買戻しや買い直しの動きから下値は限定的となり、日経平均の15,500円を挟み高値圏での推移が続きました。大引けにかけてもしっかりとした値動きが続き、15,500円を回復して取引を終えました。 信用収縮懸念の後退が期待され銀行・証券株や不動産株が堅調となり、米国株高や円安を好感して自動車株など輸出関連株も上昇しました。またこのところ大きく売られていた海運株や鉄鋼株、商社株なども値ごろ感から買い戻され反発となる一方で、ディフェンシブ銘柄とされる薬品株や陸運株、電力株などは積極的な買いが手控えられ、軟調となる銘柄も散見されました。小型株も一日を通して堅調な値動きが続き、日経ジャスダック平均や東証2部株価指数は堅調、東証マザーズ指数は大幅高となりました。 まだ、サブプライムに絡む一連の問題が完全に払拭されたわけではなく、積極的な上値追いは限られましたが、それでも戻り待ちの売りや利益確定売りをしっかりとこなす堅調な底堅い相場となりました。日経平均もしっかりと15,500円の水準を保ったことで、底入れ感はだいぶ強まったものと思われます。明日は週末であることに加え月末でもありますが、米国市場や為替動向に動揺がなければ、売られすぎ銘柄への物色が更に進み、底堅い展開が期待できるのではないでしょうか。≪NY株式相場は追加利下げ観測が強まり、金融株中心に買いが膨らみ大幅続伸≫□ダウ平均 :13289.45(△331.01)□ナスダック : 2662.91(△ 82.11)□日経225先物 :15535 (△375:大証比)□為 替 : 109.95-05□金価格 : 800.30(▼13.70)□WTI原油先物(期近): 90.62 (▼ 3.80)□売り :3370万株□買い :3800万株□買越し: 430万株市場では、「外国人投資家の日本株に対する見方が変わってきた。オイルマネーに加え、欧州系ヘッジファンドのロング(買い)も入り始めている。サブプライムローン問題はくすぶっているが、それとは別に日本株独特の割安感が買いを呼び込んでいる」(米系証券<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比1 1907 東北ミサワ 334 802 8263 ダイエー 673 1003 4997 日本農薬 733 1004 9448 インボイス 3,790 5005 1890 東洋建設 91 126 2261 明治乳業 585 737 6985 ユーシン 533 608 2726 パル 2,695 3009 9751 TIS 2,230 24110 4617 中国塗料 1,226 132<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比1 6793 山水電気 8 -12 6413 理想科学工業 1,882 -1123 8939 大和システム 2,350 -1204 8568 シンキ 105 -55 6735 D&MHD 430 -196 4331 T&Gニーズ 16,000 -6807 4776 サイボウズ 43,500 -1,8008 5974 中国工業 122 -59 7873 アーク 398 -1610 3715 ドワンゴ 421,000 -15,000売られ過ぎの反動で銀行株、証券株、商社株、海運株など軒並み高トヨタ (7203) 6,190円 △190 円 :100株単位 為替が1ドル=110円台前半で推移し、円高一服を好感する向きもあって買いが入り、大幅高となりました。 NECエレ (6723) 3,130円 ▼10 円 :100株単位 前日の大引け後に国内生産体制の再編が発表されましたが、前日の取引時間中に事業戦略についての憶測が伝わって大幅高となったこともあり、きょうは利益確定売りなどから軟調となりました。 旭硝子 (5201) 1,526円 △118 円 EU(欧州連合)の欧州委員会から価格カルテルを結んだとして同社の海外子会社などが制裁金の支払いを命じられましたが、悪材料出尽くしとの見方もあり、買いが集まって大幅高となりました。 ニチアス (5393) 352円 ▼2 円 前日の取引時間終了後に通期(2008年3月期)の連結業績見通しが発表されましたが、大幅赤字転落は織り込み済みで悪材料出尽くしとの見方もあり、軟調ながらも買い戻しなどが入って底堅く推移しました。 武 田 (4502) 7,000円 ±0円 :100株単位 ほぼ全面高の展開となる中で、同社などディフェンシブ銘柄は物色の対象とならず、値動きの良い銘柄に乗り換える動きもあり、上値の重い展開が続きました。 インボイス (9448) 3,790円 △500 円 :1株単位 2007年9月中間期の連結最終損益が黒字となり、業績改善が好感されて買いが入り、大幅高となりました。 ・ロシア政府系ファンド、2兆円で運用開始 来年2月、欧米優良株等に・EU、通信政策を統合 監督一元化、電力でも 域内政府反発も・OPEC、2012年までに精製増強16兆円投資 原油高騰に対応・税収格差是正に地方法人2税の配分見直し 政府・与党、来年度方針・守屋前次官と妻逮捕、東京地検 ゴルフ旅行、389万円収賄容疑・労働力人口、2030年に1000万人減 厚労省推計、変革必要に・信販大手、トラブル多発業者との契約打ち切り加速 割賦販売法改正にらむ・FX業者の集中検査に着手、監視委員会 財務や資産の管理状況 ・ゲームソフト6社の今期、4社が営業増益に 家庭用部門で明暗・ヤマト運輸、ゆうパック訴訟で二審も敗訴・明乳、ヨーグルトなど値上げ・NTTグループとアップルジャパン、公衆無線LANの無料サービス・サンリオが新商品群――年末年始「祈願シリーズ」など・丸紅、米でバイオマス発電強化――買収加速、出力総計5割増・東光、LED駆動用IC事業を強化――2倍の数を点灯・浜井産業、生産能力3割増――足利工場の隣接建物取得・高精細ワンセグ専用機――加賀電子、有機ELを採用・雪国まいたけ、菌床からバイオ燃料――糖化技術を開発・富士通とOKI、ATM事業で提携――ソフト共同開発・コニカミノルタ、液晶用フィルム3割増産――120億円投資・NECエレ、次世代システムLSIの生産委託――東芝軸に・楽天、台湾でネット通販――食品・流通大手と提携・キヤノン、交換トナー増産へ1400億円投資――大分に新工場・全日空・JR東日本が提携――カードを一体化・丸紅、インドネシアで火力発電所受注・家電量販店売れ筋予測、デジカメでキヤノン独走・ボーナス商戦・日本ミクロの今期、最終赤字9億円に・伊藤園、第三者割当増資110万株に・三菱レイヨン、加工が容易な自動車向け炭素繊維・欧州委、建築ガラスカルテルで板硝子に制裁金226億円――旭硝子は105億円・任天堂とNTT、「Wii」の光回線接続拡大へ協力・ゼンショー、サンデサン株を買い増し・保有率61%に・ナウロードの9月中間、経常赤字転落・イオンと三洋電機、プライベートブランドの家電開発・白洋舎の1-9月期、営業益54%減の6億円・ニチアス、今期連結最終赤字115億円に修正――91億円の黒字から・ユーシンが最大600万株、30億円と大型の自社株買いを発表・ダイナシティの中間期営業損益は3800万円の黒字に・赤字予想から転換・エフェクター、第三者割当増資などで12億円調達・新株6万株など・インボイスの中間期経常利益3億6900万円に上ブレ、通期業績予想は据え置き・NECエレ、開発・生産拠点再編を発表 生産子会社を3社に統合・ソフトバンク、持ち分法投資利益550億円 10―12月期・アリババ関連で