14日の日経平均 15,499.56 △372.93
<日経平均>15,499.56 △372.93 <東証一部>出来高 20億7,086万株値上がり銘柄数 1,526値下がり銘柄数 144<為替>111.08 △0.99 後場もほぼ全面高 底堅い堅調な展開続く 日経平均15,500円水準に 昼の市場外取引は金額もそこそこ多く、売り買いほぼ均衡と伝わりました。後場も買い先行の始まりとなり、日経平均は一時15,500円を試す局面も見られましたが、その水準では戻り待ちや利益確定の売りなどで上値は押さえられる格好となりました。しかしながら15,400円台の底堅い展開が続き、底堅さが好感され引けにかけては再び上昇、15,500円を超える場面も見られました。日経平均は15,500円にやや足りない水準でしたが、ほぼ高値引けで取引を終えています。 ほぼ全面高の展開となりました。サブプライムに絡む業績悪化懸念の後退から銀行株や不動産株などが値を戻し、好業績にも関わらず売られすぎていた海運株や商社株、鉄鋼株なども堅調、為替が安定したことで値がさハイテク株や自動車株などの外需関連株も堅調となりました。一方で原油高一服から鉱業株や石油株などには冴えない動きも見られました。小型株は、主力株に比べ控えめではありますが総じて堅調となり、日経ジャスダック平均は堅調、東証2部株指数や東証マザーズ指数は大幅高となりました。 米国株の大幅上昇を見て、ようやく買い気が戻ってきたようです。先般の下落分を取り戻すといった勢いではなく、あくまで米国市場が高かったことを好感しての買戻しといった雰囲気でしたが、とりあえず日経平均が終値で15,500円水準を回復したことで、底入れ感は強まったものと思われます。明日以降の相場で本日の上昇分の調整もあるかもしれませんが、米国市場の動揺や為替の大きな変動などがなければ、下値を固める底堅い相場が期待できるのではないでしょうか。≪NY株式相場は企業の好決算を手がかりに5日ぶりに反発≫□ダウ平均 :13307.09(△319.54)□ナスダック : 2673.65(△ 89.52)□日経225先物 :15435 (△395:大証比)□為 替 : 110.80-90□金価格 : 799.00(▼8.70)□WTI原油先物(期近): 91.17 (▼3.45)□売り :4230万株□買い :2470万株□売越し:1760万株市場では、「8日間下げ続けただけに当然の自律反発。ただ、サブプライムローン問題が払しょくされた訳ではなく、引き続き海外株式、為替動向など外部要因にらみの展開になる」(準大手証券)、「米国株高を追い風に戻るべくして戻っただけ。パニック的な売りは沈静化したが、これで信用収縮リスクが後退したとは言い切れない。要はリバウンド力が試されるのはこれから」(中堅証券【値上がり率上位】No. 銘柄名 コード 現在値 前日比1 東海観 9704 72 222 OMCカード 8258 430 603 三井松 1518 269 354 太平工 1819 607 745 長野計器 7715 1369 1496 洋エンジ 6330 681 747 ニッパツ 5991 966 1008 東和銀 8558 136 149 フォスタ電 6794 2950 30010 ラウンドワン 4680 266000 27000【値下がり率上位】No. 銘柄名 コード 現在値 前日比1 SMC 6273 12860 -13102 JBR 2453 117000 -100003 鹿 島 1812 320 -264 リンテック 7966 1769 -1375 東日銀 8536 362 -286 文化シヤタ 5930 429 -337 セイノーHD 9076 841 -648 ラサ工 4022 237 -149 オカモト 5122 346 -2010 エクセル 7591 1429 -81 1968 太平電業 787 カ ストップ高買い気配のまま値つかず。前日に発表した中間期業績予想の大幅上方修 正が買い材料となっている。営業利益は従来予想の11.8億円から29.5億円にまで増 額修正、一転して大幅な増益決算となる。民間設備投資の好調推移が背景の模様。 中間決算発表時に通期予想は見直す模様だ。 1963 日揮 2050 +164 後場は一段高の展開となる。前引け後に中間決算を発表、営業利益は243億円で計画 の200億円を上ぶれ、通期予想は380億円から430億円に上方修正している。千代建の 下方修正でプラント株全般に採算悪化懸念が強まっていたため、買い安心感がより 強まる状況となっている。なお、昨日上方修正を発表した東洋エンジは、本日も一 段高の展開に。 5991 ニッパツ 966 +100 ストップ高比例配分。昨日中間決算を発表、買い材料につながっているようだ。営 業利益は112億円で前年同期比8.4%増、従来予想の107億円を上回った。第1四半期 は2ケタ減益決算であったほか、コンセンサスも会社計画並みにとどまっていたた め、ストレートに上ぶれ決算を評価する動きに。 8035 東京エレク 6250 +280 大幅上昇。前日に中間決算を発表、営業利益は950億円で前年同期比63%増益となっ ている。会社予想の770億円は大きく上ぶれ。7-9月の半導体・FPD製造装置受注 は前四半期比で15%減となっているが、受注の伸び悩みは想定線とされる格好、収 益性の高まりを評価する動きが優勢となっている。なお、本日は米国でアプライド マテリアルの決算発表が予定されている。 8411 みずほFG 550000 +33000 買い気配スタート。ゴールドマンが住宅ローン関連資産で多額の評価損を計上する 計画はないと述べたこと、アナリストによるリーマンの強気見通しなどを背景に、 米国市場では金融関連株が上昇、サブプライムローン問題への警戒感後退で、東京 市場でもメガバンクが買い先行のスタートに。なお、同社は本日の引け後に中間決 算の発表を予定している。・NY金、3日続落――NY原油も大幅続落・米サンなど11社、地中に情報処理拠点 消費電力を半減・外資による敵対的買収の防止、独・仏など政府介入の動き・長期金利1.5%割れ 上場企業の配当利回りが上回る・世界経済、調整深まる場合「日本経済にも影響」日銀総裁・給油新法案が衆院通過 参院審議入りは来週以降・道路事業、今後10年で68兆円以上必要 国交省素案・暴力団の資金調達巧妙に ヤミ勢力と断絶、官民連携・07年の世界半導体出荷額、3.8%増見通し・WSTSまとめ・サブプライム、中国で損失拡大――国有大手3行630億円・太陽電池、海外勢が攻勢――シャープなど寡占の日本に参入・カルビー、ジャガイモ加工最大手の米社と提携 安定調達へ・東芝とNECエレ、システムLSIの製造技術を共同開発・リコー、中国で事務機器の遠隔管理サービス・来年からネット活用・森永、チョコボールなど15%前後値上げ・オートバクス「社債払い込み未了」――東証、改善書要求・ゼネコン4社、大幅減益――9月中間、建材高騰で・太陽化学、シリカ多孔体量産へ・燃料電池を効率化・新日鉄とタタ、自動車用鋼板合弁建設で合意・全日空 欧米線に低価格の新運賃・SBSHD、燃料やタイヤなど中小運送と共同購買・中部電力、石炭調達で仏燃料取引会社と提携・帝人、環境に配慮したコンセプトカー「ピューパ」を公開・日立、南アで火力発電ボイラー6基3200億円を受注・新日鉄マテと新日石、共同で炭素繊維を2.6倍に増産・雪印、営業益4%増――9月中間、チーズなど好調・新日本科学、経常益4%増――9月中間・テレ東の9月中間、純利益29%減――広告が落ち込む・ノリタケの9月中間、経常益8%増――セラミック原料伸びる・日清紡の9月中間、純利益25%増――自動車ブレーキ事業好調・ミサワホームの9月中間、最終赤字36億円・ケンウッドの9月中間、経常益16%減――車載のOEM低迷・スターバクスの今期、単独経常益28%増に上方修正・ハウス食品、営業益16%増――9月中間、健康飲料伸びる・SMC、営業益4%減の920億円に下方修正――今期・アイフルの9月中間、最終黒字に・タカラトミーの9月中間、営業益29%増――米で玩具販売が好調・三井物産、大豆など食糧の安定供給源確保でブラジル農業生産事業に出資・ロート製薬の9月中間、純利益8%増――目薬など順調・シマノの今期、経常益43%増――スポーツ自転車用部品がけん引・リンナイの9月中間、経常益39%増――海外販売が好調・堀場製、経常益38%増に上方修正――今期、配当も35円に・キヤノンがトッキを買い付け価格556円でTOB・トッキ、キヤノンに1420万株の第三者割当増資――発行済みの72%・セイコーHDの今期、純利益34%減――置き時計など不振・東エレクの9月中間、純利益68%増の624億円――過去最高更新・東エレク、中間70円配・年125円配・ジャパンフードシステム、赤城水産へのTOB成立――上場廃止へ・ゲンキー、12月中間期750円配――年間配当2000円に・新生銀、6900万米ドルの追加引き当て――米国住宅ローン市場絡みで・フジテレビ、営業益69%減の73億円・9月中間、スポット広告不振・ヤクルト、今期連結営業益9%減に――原材料価格の高騰で・大京の中間連結最終益98億円――前年中間は70億円の黒字・NECエレ、中間連結最終赤字30億円――前年は73億円の赤字・太平洋セメ、通期連結最終益225億円に修正・鹿島が資材・労務費上昇などで通期利益予想を下方修正、3500万株の自社株買い・国交省、いすゞに異例の警告――バス2400台4回目の改修・次世代無線、KDDI陣営確実に――残り1枠に3陣営・トヨタ、中国生産次は「SUV]・日産・独ボッシュ提携交渉――ハイブリッド開発など