6日の日経平均 15,874.08 △265.20
<日経平均>15,874.08 △265.20 <東証一部>出来高 19億0,378万株値上がり銘柄数 1,069値下がり銘柄数 506<為替>110.96 △0.44 利益確定売りに押されるも 底堅さ好感され買い戻される 日経平均大幅上昇 昼の市場外取引の金額はそこそこ多く、売り買いほぼ均衡と伝わりましたが、前場に日経平均の15,800円を超えた達成感などもあり、後場の日経平均は前引けから小幅に値を下げた水準で寄り付きました。後場寄り後も目先筋の利益確定売りや戻り売りなどがかさみ、上げ幅を縮小、日経平均の15,700円半ばでは押し目買いなどから切り返しましたが、15,800円をはさんで方向感のない展開が続きました。それでも、引けが近くなると底堅さを好感して先物にまとまった買いが入ったことをきっかけに再び上昇基調となり、日経平均は15,800円台後半で取引を終えました。 主力株はほぼ全面高となりました。鉄道株や食料品株などディフェンシブ銘柄とされる内需関連株の一角は、物色が手控えられ軟調となりましたが、信用収縮懸念が薄れたとの見方から銀行株や証券株、不動産株などが大きく上昇、米国株高を好感して値がさハイテク株や自動車株など輸出関連銘柄も堅調となりました。海運株や非鉄株、機械株など好業績ながら売り込まれていた銘柄も見直し買いなどから反発となりました。一方小型株はまちまちの展開となり、日経ジャスダック平均や東証2部株指数は小幅高となりましたが、東証マザーズ指数は軟調となりました。 米国の景気底割れ懸念が薄れ、為替も円安となったことで円キャリー取引解消への懸念も後退したことから、買い安心感が広がり、大幅上昇となりました。節目とされる日経平均の15,800円水準では利益確定売りや戻り売りもかさみましたが、それもしっかりこなすなど、力強さも見える相場でした。日経平均も15,800円をしっかりと超えたことで底堅さが再確認され、戻り歩調となると見て良さそうです。明日は週末の米雇用統計を控えて積極的な売り買いは控えられるかもしれませんが、米国市場や為替動向に大きな変動がなければ、底堅い地合いが期待できそうです。 ≪NY株式相場は好調な経済指標を受けて景気への安心感から大幅反発≫□ダウ平均 :13444.96(△196.23)□ナスダック : 2666.36(△ 46.53)□日経225先物 :15860 (△210:大証比)□為 替 : 110.80-90□金価格 : 803.70(▼3.90)□WTI原油先物(期近): 87.49 (▼0.83)□売り :2120万株□買い :3260万株□買越し:1140万株市場では、「米住宅ローン対策で前向きな内容が示されれば、市場に安心感が生まれる。テクニカル上では、25日線を大きく上回り、1万6000円が意識される段階に入った」(準大手証券投資調査部)、「大口の先物プレーヤー同士のやり合いが続き、中味のない相場。上下にバイアスを掛けられ、マーケットが動かされている」(中堅証券ディーリング部<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比1 8166 タカキユー 291 632 4310 Dインキュ 186,000 28,0003 9435 光通信 3,910 4304 6665 エルピーダ 4,300 4605 8571 NIS 368 376 2462 ジェイコム 229,000 23,0007 5803 フジクラ 630 638 2792 ハニーズ 3,390 2909 3436 SUMCO 3,500 29010 8515 アイフル 2,385 190<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比1 4295 フェイス 16,880 -1,9702 6440 JUKI 748 -613 4708 もしもし 5,950 -4704 5721 Sサイエンス 16 -15 4061 電気化学 537 -306 9234 国際航業 428 -237 6453 シルバー精工 38 -28 8993 アトリウム 2,405 -1209 5445 東京鐵鋼 472 -2310 4343 イオンF 2,885 -135