24日の日経平均 12480.09(-2.48) ・東1部売買高 16.08 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 12480.09(-2.48) ・東1部売買高 16.08 (億株)・同先物 12410 (+20) ・同売買代金 17,829 (億円)・TOPIX 1224.15 (+4.11) ・同時価総額 394 (兆円)・東証2部 2760.88 (+22.91)・値上がり 874 ・日経JQ 1457.27 (+12.89)・値下がり 729 ====================================================================== 24日の東京市場は反落。日経平均は大引けにかけて下げに転じた。日経平均は売り一巡後に上昇に転じ、12500円台を回復する場面もあったが、大引けにかけて戻り待ちの売りが優勢となり、4日ぶりの反落となった。 日経平均は心理的な節目の12500円、3月限SQ値(12518円)を上回る場面があったが、引けにかけて戻り待ちの売りに押された。連休明けの米国市場を見極めたいとの見方が広がったとみられる。年初から3日続伸したケースは過去2回あったが、いずれも4営業日目に反落。今回は「3度目の正直」に期待されたが、結局「2度あることは3度ある」に落ち着いた。 市場エネルギーの低迷は相変わらずで、東証1部の売買代金は先週末比10.1%減の1兆7828億円と落ち込み、SQ算出日(14日)以降、5営業日連続の減少。欧米市場がイースター祭のため休場だった影響で、市場参加者が少なかった部分は否めないが、半場立会いだった大発会の水準(1兆7985億円)をも下回ったのは深刻だろう。「閑散に売りなし」との見方もあるが、足元の株価上昇は売り方の買い戻しの側面が強い。それだけに、外部環境の悪化などがあれば、押し目買いも入らず急落するという構図が懸念される。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらずJASDAQ平均 1457.27 +12.89 11155万株 438社 191社 96社マザーズ指数 599.52 +5.15 2757万株 102社 67社 17社 ヘラクレス指数 984.55 +10.72 1027万株 87社 66社 12社====================================================================== 24日の新興市場は、日経ジャスダック平均とマザーズ指数は3日続伸、ヘラクレス指数は4日続伸となった。買い先行となった日経平均株価に連れ高する形で、新興3指数も堅調に推移した。手掛かり材料に乏しかったものの、目先の売りが一巡したとの見方もあったようで、若干ながら売買代金が増加した。ジャスダック市場では、楽天や上場来高値を更新したセブン銀、ワークスAP、トランスデジ、プロデュース、ウェブマネー、Eトレードなどが主力銘柄は上昇が目立つ。グッドウィルの筆頭株主となるUテク、ジャレコやYOZAN、フィールズ、プロパストなどは下落した。 マザーズ市場では、ngiやサイバーA、NPC、CCI、ビリングシステム、アルデプロなど売買代金上位銘柄には軟調なものが多い。一方、ミクシィや日本風力開発、アクロディア、ザッパラスは高い。楽天と資本・業務提携したドリコムや動画コンテンツに埋め込む電子透かしを開発したC4Tはストップ高となった。 ヘラクレス市場では、ASSETやダヴィンチ、ゼンテック、デジアーツ、大証、アイフリークなど買われた。半面、夢真やぐるなび、博展、エン・ジャパン、マネパ、アパマンなどが売られた。―――――――――――――――――――――――――――――――――――☆米国市場休場(「GoodFriday」)□売り : 880万株□買い :1510万株□買越し: 630万株市場からは、「期末接近ということもあり、手控えムードが強い。上値下値を売り買いするには手掛かりに欠け、上昇局面でもショートカバー(売り方の買い戻し)主体といった印象だ。目先は平均株価1万3000円前後をメドに戻りを試すと見るが、国内に材料はなく、欧米株価や為替など外部要因に引き続き注視」(新光証券値上がり率上位 銘柄 コード 上昇率 上昇幅 終値 売買高(株) D&M 6735 + 30.65% △ 80 341 200,000 グッドウィル 4723 + 17.09% △ 2,000 13,700 2,616 小田建 1834 + 11.87% △ 26 245 22,500 進学会 9760 + 10.82% △ 50 512 150,000 リゾートソリュ 5261 + 10.14% △ 35 380 28,000 極東開 7226 + 10.09% △ 51 556 279,200 三晃金 1972 + 9.66% △ 20 227 2,510,000 DENA 2432 + 9.14% △ 50,000 597,000 10,795 ナブテスコ 6268 + 8.94% △ 111 1,352 1,996,000 クリード 8888 + 8.94% △ 11,000 134,000 13,411 値下がり率上位 銘柄 コード 下落率 下落幅 終値 売買高(株) インプレス 9479 - 12.47% ▼ 1,540 10,800 1,691 前田建 1824 - 11.80% ▼ 36 269 2,741,000 航空電 6807 - 11.33% ▼ 96 751 2,652,000 山水電 6793 - 11.11% ▼ 1 8 2,240,000 ABILIT 6423 - 7.87% ▼ 20 234 147,300 DJHD 3050 - 7.58% ▼ 39 475 904,400 フィデック 8423 - 7.44% ▼ 5,000 62,200 1,601 日 水 1332 - 7.43% ▼ 31 386 4,491,700 ポケット C 8519 - 6.78% ▼ 19 261 489,200 フォスタ電 6794 - 6.34% ▼ 125 1,844 431,200 航空電 (6807) 751円 ▼96 円 円高による為替差損やコネクタ事業での大幅な価格引下げ要求を受けたこと、原材料の高騰にコストダウンが追いつかなかったことなどから、08年3月期の連結純利益が下方修正され、大幅安となりました。 前田建 (1824) 269円 ▼36 円 一部工事の工期延期や建設コスト上昇による採算悪化に加え、早期退職者に伴う費用なども響き、08年3月期の連結最終損益が2期連続の赤字転落となる見通しを発表、失望売りなどから大幅安となりました。 日 水 (1332) 386円 ▼31 円 :100株単位 燃料費や主副原料などの高騰が続く一方で販売価格への転嫁が進まなかったことや、海外事業の苦戦、国内の冷凍食品事業での売り上げ減などが響き、08年3月期の連結営業利益を下方修正、大幅安となりました。 東急リバ (8879) 900円 △67 円 :100株単位 公示地価の発表を控え、世界的な信用不安の高まりから売られていた分の反発を期待した買いなどが入り、大幅高となりました。 アサヒ (2502) 1,973円 △17 円 :100株単位 消費者の嗜好が発泡酒からビールあるいは新ジャンルにシフトしていることが同社の新商品の投入にとって追い風になるなどの理由から、外資系証券が業績予想を上方修正、投資判断や目標株価を引き上げ、堅調となりました。 ナブテスコ (6268) 1,352円 △111 円 三菱重工が開発を進める小型旅客機「MRJ(ミツビシリージョナルジェット)」でフライトコントロールシステムを担当していることや、外資系証券から円高の影響が小さいと報告されたことなどが注目され、大幅高となりました。 ・米マネー、安全志向鮮明 米財務省証券利回り一時54年ぶり低水準・台湾総統に国民党・馬氏 8年ぶり政権交代、対中経済交流に弾み・上場企業の自社株消却が過去最高に 初の10億株突破、07年度・分譲マンション管理、全面委託も可能に 国交省見直しへ・今年前半、景気減速見通し 民間予測平均、実質伸び率0.2―0.3%・外国人3月第2週の売り越し、過去2番目の規模・大手銀、含み益6割減 6グループ、07年3月末比・製紙大手、印刷用紙再値上げへ 大王、5月に15%以上・大手スーパー、自主企画品を一斉拡大 イオン、700品目投入・トヨタ、宮城県にエンジン工場 年産20万基、東北を主要拠点に・製薬各社、臨床試験拠点をアジアに展開 安い費用、期間短く・ユナイテッド・テクノロジー、グッドウィル筆頭株主に・NTTドコモ、携帯電話のOSを簡素化――海外向け開発容易に・スズキ、2000cc超中型車に本格参入 10年に米国で発売・ヤクルト、08年3月期の1株利益94円前後の公算・伊藤忠、インドのレジ袋製造会社に29%出資・エーザイ、09年3月期に13年ぶり社債発行へ・TDK、電子部品価格を希少金属と連動・カネカ、難燃性繊維を2割増産――海外需要拡大・三菱重、ベトナムで船舶修繕会社設立・三菱重の小型旅客機、ベトナム航空購入へ・東芝、中国で冷蔵庫合弁――広東美的電器と圧縮機生産・ヤマダ電機、09年3月期経常益1000億円・「1人勝ち」鮮明に・セイクレスト、今期最終赤字6億円に修正・日本航空電子、今期経常益11%増――円高で予想下回る・日水、今期営業利益58%減・海外不振、再び下方修正・LEOC、08年3月期経常益4%減に下方修正・青木あすなろ建設と高松建設、みらい建設工業支援を発表・島津製作所、医療機器工場に60億円投資・新中期経営計画・インプレス、今期17億円の最終赤字・無配転落・前田建、2期連続最終赤字に・準大手ゼネコン相次ぎ業績悪化・大東建の08年3月期期末配当、無配もしくは180円を予想・丸善の09年1月期、営業利益ほぼ倍増・古河機械金属、設備投資3年間で180億円・中期経営計画・三井不、今期連結決算で特損130億円計上――業績予想据え置き