6日の日経平均 13215.42(+243.36)・東1部売買高 19.93 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13215.42(+243.36)・東1部売買高 19.93 (億株)・同先物 13230 (+260) ・同売買代金 22,465 (億円)・TOPIX 1287.55 (+23.64) ・同時価総額 414 (兆円)・東証2部 2898.68 (+2.96) ・値上がり 1476 ・日経JQ 1520.32 (-0.68) ・値下がり 176 ====================================================================== 6日の東京市場は大幅反発。幅広い銘柄に買いが入った。米株高、円高一服を手掛かりに大幅反発した。日経平均は寄り付き段階で13000円台を回復すると、後場は先物主導で上げ幅を拡大。一時400円近く上昇する場面もあったが、引けにかけて伸び悩んだ。 日経平均は久々の大幅反発。米国株高や円高一服で朝方から堅調に推移していたが、後場はアジア株高に加え、米政府が住宅ローンの買い取りを検討しているとの報道が流れ、上昇に弾みがついた。終値ベースで2月29日以来の13000円台を回復し、明日以降もリバンド相場を期待したいが、懸念材料は多い。 東証1部の売買代金は2兆円強、売買高は2日連続の20億株割れと低水準の商いが続いており、売り方の買い戻しの色彩が濃い。また、ドルは対円での下落は一服したが、対ユーロでは最安値を更新し続けており、再びドル安・円高が加速する可能性も否定できない。さらに、新日鉄が原料高を背景に今期業績予想の下方修正を余儀なくされ、引け後に本決算を発表したSUMCOの今期見通しは2割減益で市場コンセンサスを大幅に下回る内容。2008年度の企業業績が減益となる可能性が現実味を帯びて来たと思われる。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらずJASDAQ平均 1520.32 -0.68 4043万株 278社 241社 123社 マザーズ指数 653.68 +5.30 862万株 85社 88社 18社 ヘラクレス指数 1005.33 +11.90 1091万株 75社 77社 10社====================================================================== 6日の新興市場は、日経ジャスダック平均が5日続落、マザーズ指数とヘラクレス指数が反発。日経平均株価に連れ高する形で、マザーズ指数とヘラクレス指数は朝方堅調な動きを見せたが、前場中頃にかけては下げに転じるなど方向感に乏しい展開。後場からは再び全体相場の上昇に連動し、主力銘柄を中心に買いが入ったものの、騰落銘柄数は拮抗しており、上げ幅は限定的だった。 ジャスダック市場では、セブン銀行が反発し、楽天やプロデュース、JCOM、YOZAN、サハダイヤ、オプト、インテリなど売買代金上位銘柄は上昇が目立つ。一方、沖縄セルラーやJ・TEC、ユビキタス、Eトレード、セプテーニ、WDB、ビックカメラなどが下落した。 マザーズ市場では、サイバーAが大幅高。NPCや増額・増配修正のザッパラス、CCI、アクロディア、フルスピードなども高い。半面、ストップ安となったミクシィ、ngiやアルデプロ、日本風力開発、上場2日目で売りが膨らんだナノキャリア、GCA、エリアリンクなどが軟調。 ヘラクレス市場では、デジアドやぐるなび、ASSET、ダヴィンチ、シナジーM、エン・ジャパン、デジアーツ、ネクストジェンなどが買われ、博展やゼンテック、マネパ、大証、ハドソン、ターボリナックスなどが売られた。≪NY株式相場はISM非製造業指数を好感し、ダウ5営業日ぶりに反発≫□ダウ平均 :12254.99(△41.19)□ナスダック : 2272.81(△12.53)□日経225先物:13035 (△65:大証比)□為 替 : 103.95-05□金価格 : 988.50(△22.20)□WTI原油先物: 104.52(△ 5.00)□売り :3610万株□買い :2020万株□売越し:1590万株市場からは、「年金買い観測や米政府による住宅ローン買い取り報道など好材料が出たことで上昇したが、現地7日に2月米雇用統計の発表を控え、積極的に上値を買う段階ではない。また、来週にはSQ(特別清算指数)算出を控え、思惑売買の活発化が予想されるほか、米金融機関の決算もあり、まだ半身の構えを維持。本格的な戻りは再来週以降になるだろう」(三菱UFJ証券<値上がり>No 銘柄 現在値 前日比1 7599 ガリバー 4,000 5002 6313 共立 220 253 9470 学習研究社 278 304 8742 小林洋行 543 585 2281 プリマハム 102 106 7961 兼松日産農林 113 117 4151 協和醗酵 1,040 1008 4996 クミアイ化学 178 179 4997 日本農薬 869 8310 9115 明治海運 600 57<値下がり>No 銘柄 現在値 前日比1 8911 創建ホームズ 29,550 -2,3502 8007 高島 156 -103 6818 島田理化工業 223 -124 3521 エコナック 79 -45 8934 サンフロ不動 59,300 -2,9006 8101 GSIクレオス 118 -57 1819 太平工業 359 -158 6937 古河電池 394 -169 5917 サクラダ 25 -110 1972 三晃金属 226 -9 3436 SUMCO 2315 +150 大幅高。本日決算発表を控えて、ヘッジファンドなどの買い戻しが先行と観測され る。会社側では前期の営業利益は1360億円と計画、コンセンサスもほぼ計画並み。 今期予想のコンセンサスは1ケタ台の減益予想のようだ。ただ、直近のレポートで は、野村が今期20%減益見通しなどレンジは切り下がっているとみられ、2-3割の減 益予想ではインパクトは大きくないといった見方にも。 6313 共立 220 +25 急騰。井関農機の株価上昇が刺激となって、農業機械関連として注目されている模 様。ちなみに、前日の一部ラジオ番組で、穀物価格上昇に伴い農業関連が取りあげ られているようだ。本日の農薬や農機の株高につながっているものと観測される。 8058 三菱商事 3350 +130 大幅続伸。資源価格の上昇を手掛かりにして、本日も総合商社が全面高の展開とな っている。昨日もGSで取りあげていたが、石炭価格の上昇インパクトが最も大き い銘柄として、同社に注目する向きは多いようだ。なお、総合商社全般的に来年度 業績への安心感の強さも買い材料視されているようだ。 9831 ヤマダ電機 9310 +300 続伸。あらためて日経平均の新規採用候補として思惑買いが先行へ。メリルが事前 予想を発表しているが、今回こそ採用される可能性が高いとして同社を有力候補に 挙げている。7社程度の予想がすでに出ているが、1社を除いてほとんどが同社を有 力候補と取りあげている模様。 4689 ヤフー 47500 +2450 一時ストップ高。米ヤフーが米タイムワーナーと提携交渉を加速させていると伝わ っており、思惑的な買い材料につながっているようだ。ヤフージャパンにとって は、マイクロソフトとの提携に比べてネガティブとの見方もあるほか、依然として マイクロソフトの米ヤフー買収実現可能性が高いとの見方は強いもよう。買収プレ ミアムの上昇、つれて、ネット関連株全般の企業価値上昇につながるといった思惑 が先行。・米大統領選、民主予備選は長期化へ テキサスもクリントン氏・OPEC、原油増産見送り 供給は十分、消費国の反発も・米ヤフー、タイムワーナーとの提携交渉加速と米紙報道・中国・全人代開幕 温家宝首相「発展に不確定要素かなり多い」・10―12月GDP改定値、下方修正へ 民間予測平均 年率2.4%・温暖化ガス、産業・分野別に削減目標 政府、国連に提案へ・トヨタ、賃上げ交渉1000円軸に 前年並みの攻防に・新規の住宅ローン、6年ぶり低水準 昨年14.8兆円、1割減・外為証拠金取引、曲がり角 相次ぐ破綻、行政処分相次ぐ・ディズニー、日本でアニメ作品の制作 アジア展開の拠点に・日本の魚、欧米の食卓に マルハや日水、カンパチやブリ輸出・流通大手労組、パート待遇改善一斉要求 イオン労組、正社員化を ・ユニバーサル造船、JFEが子会社化 きょう発表、IHIと統合へ・薬価平均5.2%下げ、売れ筋は10% 製薬大手の減収要因に・韓国でトヨタ車販売、09年上半期メド プリウスなど検討・日本車、欧州販売最高へ 大手5社、今年6%増の302万台計画・三菱化学の鹿島事業所、月内に一部再開 生産能力の67%回復・東芝マテ、新型の光触媒 室内でも有害ガスを効率よく分解・アサヒ飲料、ペット容器生産委託から内製へ 調達コスト削減・味の素冷食、原料表示詳細に 天洋食品から加工肉調達中止・マルハニチロや日水、国内で養殖・漁獲の魚を欧米に輸出・トヨタ、09年上半期めどに韓国で「トヨタ」ブランド車販売へ・日清食社長、「M&Aで冷凍食品など拡大」の方針・フリード、時価総額基準で上場廃止の猶予期間入り・ラサ商事、株主優待変更で環境基金に寄付・出光が豪石炭事業を拡大――南東部鉱山、最大2.7倍に増産・杏林製薬、10月に営業所14%増で担当細分化・小回り利く規模維持・加賀電子、携帯TVに参入――画面に有機EL、ワンセグに対応・東京ドーム、今期2円増配へ――不採算事業撤退にメド・SECカーボンが黒鉛電極の新工場、生産能力1.5倍に・ザッパラス、今期純利益48%増に――配当200円上乗せ・スカパーJ、今期末1000円配・年1500円配――従来予想は年1000円《新規上場》 3622 ネットイヤーグループ 公開価格32,000円