10日の日経平均 12532.13(-250.67)・東1部売買高 21.99 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 12532.13(-250.67)・東1部売買高 21.99 (億株)・同先物 125550 (-210) ・同売買代金 24,348 (億円)・TOPIX 1224.39 (-23.38) ・同時価総額 394 (兆円)・東証2部 2788.29 (-67.68) ・値上がり 290 ・日経JQ 1482.72 (-23.19) ・値下がり 1360 ====================================================================== 10日の東京市場は大幅続落。日経平均は昨年来安値を更新した。米国株安、円高進行を受けて、売り一色の展開となった。日経平均は寄り付き直後こそ底堅く推移したが、時間の経過とともに下げ幅を拡大。後場は先物主導で値を崩し、1月につけた昨年来安値を更新した。 先週末の米国株急落、円高進行を受けて、週明けの東京市場も急落は必至との見方が強い中、寄り付き前に1月機械受注統計が発表された。コア受注額(船舶、電力を除く民需)が前月比+19.6%と3ヵ月ぶりに増加に転じ、市場予想の平均(+2.7%)のみならず、上限(+5.7%)をも大幅に上回った。これを受けて、朝方は底堅い推移をみせたが、機械受注効果は僅か30分足らずで終わった。日経平均は前日比プラス転換には至らず、買い戻し一巡後は先物主導で下値模索の展開を余儀なくされた。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらずJASDAQ平均 1482.72 -23.19 6630万株 101社 483社 82社 マザーズ指数 594.11 -40.53 1536万株 29社 147社 13社 ヘラクレス指数 946.00 -37.90 454万株 21社 130社 16社====================================================================== 10日の新興市場は、日経ジャスダック平均が7日続落、マザーズ指数とヘラクレス指数も続落。軟調な米国市場や外国証券の大幅売り越し観測を受けて投資家心理は一段と冷え込み、買い手不在の新興市場では下値模索の展開となった。節目の1500円を寄り付き早々割り込んだ日経ジャスダック平均は、連日で昨年来安値を更新。マザーズ指数とヘラクレス指数も算出来安値が視野に入っており、先安懸念の広がりが売りに拍車をかけている模様。 ジャスダック市場では、UBSが目標株価を引き上げた楽天が逆行高。沖縄セルラーにも買いが入ったが、セブン銀やYOZAN、Eトレード、インテリ、プロデュース、月次売上高が好調だったマクドナルド、ファンコミュ、JCOMなど主要銘柄は軒並み下落した。 マザーズ市場では、フルスピードやngi、サイバーA、ミクシィ、NPC、日本風力開発、アルデプロ、アクロディアなど売買代金上位銘柄は総じて軟調。増額・増配修正のアスカネットへの買いも一時的に留まった。なお、ナノキャリアやデジハーツ、リアルコムなどでは買いが散見された。 ヘラクレス市場では、ダヴィンチやASSET、博展の上位3銘柄は高いものの、大証やぐるなび、ゼンテック、マネパ、デジアーツ、ハドソン、日本通信など他の主力銘柄が概ねさえない動きとなった。 ≪NY株式相場は雇用統計下振れでダウが1万2000ドル割れ≫□ダウ平均 :11893.69(▼146.70)□ナスダック : 2212.49(▼ 8.01)□日経225先物 :12655 (▼105:大証比)□為 替 : 102.65-70□金価格 : 974.20 (▼2.90)□WTI原油先物(期近): 105.15 (▼0.32)□売り :2690万株□買い :1440万株□売越し:1250万株市場からは、「ここ最近の相場は国内要因で動いておらず、グローバル資金の流れに左右される。きょうはヘッジファンド破たんによる解約売りとの観測も聞かれ、平均株価は昨年来安値を割り込んだ。足元では配当取りの動きが出ているものの、来期業績への不透明感が強く、物色は広がらない。目先はテーマ性のある個別物色にとどまりそうだ」(銀行系証券値上がり率上位 銘柄 コード 上昇率 上昇幅 終値 売買高(株) 日 油 4403 + 20.83% △ 80 464 3,034,000 グッドウィル 4723 + 14.70% △ 3,000 23,400 130,998 B P 5051 + 12.67% △ 135 1,200 100 戸田工 4100 + 10.42% △ 37 392 474,000 スカパーJ 9412 + 7.64% △ 2,600 36,600 74,312 東京電波 6900 + 6.99% △ 85 1,301 4,200 応用地 9755 + 6.23% △ 66 1,124 121,600 パイロット 7846 + 6.14% △ 11,000 190,000 1,184 バルス 2738 + 6.02% △ 4,100 72,100 464 日管財 9728 + 5.74% △ 150 2,760 16,900 値下がり率上位 銘柄 コード 下落率 下落幅 終値 売買高(株) 大豊建 1822 - 19.68% ▼ 25 102 1,387,000 ナナオ 6737 - 17.13% ▼ 400 1,935 530,900 山一電 6941 - 17.09% ▼ 79 383 249,800 高千穂交 2676 - 15.06% ▼ 190 1,071 34,600 大平金 5541 - 13.23% ▼ 163 1,069 19,376,000 日金属 5491 - 12.85% ▼ 36 244 1,216,000 セイジョー 7429 - 12.81% ▼ 238 1,619 43,300 東京鉄 5445 - 12.60% ▼ 47 326 489,000 合同鉄 5410 - 12.13% ▼ 37 268 3,689,000 ソネット 3789 - 12.01% ▼ 50,000 366,000 3,839 医薬品株、食品株などはディフェンシブ銘柄として堅調、輸出関連銘柄は円高を嫌気して大幅下落日 油 (4403) 464円 △80 円 国立感染症研究所などと様々なタイプのインフルエンザウイルスの増殖を予防できる可能性を持つ新物質を開発したとの報道を手掛かりに、ストップ高となりました。 ワタミ (7522) 1,673円 △36 円 :100株単位 アサヒ(2502)がワタミの発行済み株式数の4%程度を市場で買い付けるとの報道が流れ、需給改善を期待した買いなどが入り、堅調となりました。 ファンタジー (4343) 1,022円 ▼96 円 :100株単位 人気メダルゲーム機の撤去や代替機投入の遅れ、家庭用ゲーム機の人気拡大などから08年2月期の営業利益見通しを下方修正し、大幅安となりました。 ユニチャーム (8113) 7,680円 △110 円 :100株単位 アジアを中心とした海外市場で使い捨てオムツや女性用ケア製品などが好調となり、08年3月期の連結経常利益が過去最高を記録する見通しであることから、堅調となりました。 大豊建 (1822) 102円 ▼25 円 改正建築基準法の影響や資材、機材の価格高騰などによる採算悪化などが響き、08年3月期の営業利益見通しを従来の黒字から赤字に下方修正し、配当も減配としたことが失望売りを誘い、大幅下落となりました。 住友鉱 (5713) 1,989円 ▼236 円 金やニッケルの高騰などを材料に堅調な地合いが続いていましたが、貴金属価格が上昇一服となったことや地合いの悪さもあいまって利益確定売りがかさみ、大幅下落となりました。 ・米優良住宅ローン証券急落 投資家損失拡大の恐れ・米年金基金、商品にシフト ドル安の影響警戒・米雇用6万3000人減 2月、5年ぶりの減少幅・7日のNY円、一時101円40銭 FRB、資金供給枠拡大・EU、課税逃れ防止策拡充 基金・法人資金に報告義務・小沢氏、党内掌握へ対決姿勢 日銀人事・道路特定財源で・日米欧、金融政策で手詰まり感 円高・株安、米経済不安連鎖・日銀総裁「景気は減速」 企業部門、成長に陰り・電機大手、賃上げ交渉で1000円回答へ 東芝、昨年並み・新日鉄、深夜手当など増額に応じる方針 今春の労使交渉で・産業界、海外からのCO2排出権取得は最大3億トン・製粉大手、小麦粉1―2割値上げ パンやめん類再転嫁へ・パナホーム、宿泊体験型モデル住宅の展開を拡大・パイオニア、プラズマ撤退発表 松下から調達、09年にも・実験施設「きぼう」11日打ち上げ 企業、素材開発など期待・デンソー、福島に自動車部品の新工場 10年にも稼動・ホンダ、三重に軽自動車の新工場 一貫生産、コスト3割減・ソニー、ドコモ向け携帯電話撤退――国内事業縮小・三井物、メキシコでLNG基地建設――総事業費600億円・日油、国立感染症研究所などと万能ワクチン開発・日産、欧州にディーゼル車――SUVから・日本ペ・大日塗、塗料各社が再値上げ――10%以上計画・ゲームソフト海外シフト――スク・エニ世界で同時発売・富士通、海外で買収加速――ITサービスに積極投資・ハウス、マンスリー賃貸アパートに参入――3年で2000戸目標・ゼネコン大手4社、有利子負債9%増・3月期末・クリード、投資ファンドのいちごアセットが3位株主――10%超を保有・エプコの09年1月期、経常最高益に・NTTデータ、来期営業益4%増・東栄住宅の前期、最終黒字4300万円・大豊建の今期、最終赤字9億円・丸一鋼管、米鋼管会社を92億円で子会社化・日清オイリオ、食用油値上げ――4月から10%強・日本マタイ、08年2月期にデリバティブで評価損7億円・日本駐車場の1月中間、純利益61%減・日立電線、米メーカーからブレーキホース事業買収・くろがねや08年5月期、単独税引き益24%減