25日の日経平均 13829.92(-19.64)・東1部売買高 19.85 (億株)
マーケット概況―――――――――――――――――――――――――――――――――――・日経平均 13829.92(-19.64)・東1部売買高 19.85 (億株)・同先物 13880 (-10) ・同売買代金 21,672 (億円)・TOPIX 1346.08 (-3.11) ・同時価総額 431 (兆円)・東証2部 2918.96 (-22.65)・値上がり 871 ・日経JQ 1506.52 (-9.43) ・値下がり 760====================================================================== 25日の東京市場は続落。日経平均は前場大幅安となるも、後場急速に下げ渋った。米国株安を受けて、朝方の東京市場は売り先行。日経平均は前場に200円超下落する場面もあったが、後場はアジア株高などを背景に下げ渋り。先物主導で急速に下げ幅を縮小した。 日経平均は小幅ながら続落。昨年12月12~19日(6日続落)以来、約6ヵ月ぶりの5日続落となった。後場の急速な下げ渋り、3日連続の陽線など、下値の固さを評価する向きもあろうが、イベント前にショートカバーが入ったに過ぎないとみるのが妥当だろう。むしろ、週初の安値(13667円)を割り込むなど徐々に下値を切り下げており、調整局面はこれから本格化する可能性が高そうだ。 今後の相場を占う意味でも、今夜のFOMC後の米国市場の動向に注目される。昨年9月以降、7ヵ月半で7回(計3.25%)もの利下げが行われてきたが、足下では利下げ休止が現実味を帯びている。FRBは4月まで景気悪化に強い危機感を示していたが、原油価格の高騰に拍車がかかった5月以降にインフレ警戒感を示しており、今回は政策金利を維持する公算が大きい。ただ、年内の利上げも視野に入りつつあるとみられ、声明文で今後の舵取りをどのように示すか要注目だろう。新興市場動向 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 謄落幅 出来高 値上り 値下り 変わらず日経ジャスダック平均 1506.52 -9.43 4103万株 225社 365社 93社マザーズ指数 568.74 -13.92 214万株 68社 109社 11社ヘラクレス指数 941.14 -18.57 262万株 28社 118社 15社====================================================================== 25日の新興市場は、日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数が揃って5日続落。売り優勢で始まった日経平均株価に連れ安する形で、新興3指数も軟調なスタート。後場から下げ幅を縮小した日経平均株価とは対照的に、安値底這いが続いた。期待されていたIPOを手掛かりとした新規資金の流入は局地的にとどまり、全体への波及は限定的だった。 ジャスダック市場では、新規上場のイナリサーチが公募価格を67%上回る初値を付け、その後も買いが膨らみ、高値引けで売買代金も首位につけた。フェローテックやセブン銀、プロパスト、ベルパークなどが上昇。楽天やカルナバイオ、インテリ、マイクロニクス、マクドナルド、ニューフレアなどが下落した。 マザーズ市場では、ノキアによる携帯電話向けOSの無償提供を嫌気されたACCESSがストップ安。ngiやアルデプロ、ミクシィ、アクロディア、Pワークス、CCIなどが売られた。一方、サイバーAやNPC、エス・エム・エス、フリービット、Vテクなどには買いが入った。 ヘラクレス市場では、不動産関連株への信用不安からダヴィンチやASSETなどが軟調。マネパや大証、日本通信、ゼンテック、テックファームといった売買代金上位銘柄も軒並み値を崩した。半面、アールテックやジェイアイエヌ、USEN、澤田HDなどは高い。 NYDOW 11807.43 -34.93 S&P500 1314.29 -3.71 NASDAQ 2368.28 -17.46 CME 13830 -60(大証比) NYドル円 107.84 +0.01寄り付き前の外資系証券13社経由の注文状況は、2710株の売りと1590万株の買いで差し引き1120万株の売り越しと観測市場では、「日本株を買い越してきた海外勢が、足元では動きが鈍ってきており、商いが膨らまない。ただ、様子見姿勢に徹しているだけで、積極的に売っているわけではなく、他国に比べ安定感のある日本株には再び海外資金が流入するとみている。直近では国内公的資金の流入観測もあり、下値不安は乏しい」(銀行系投信<値上がり> 1 8166 タカキュー +27.62% +50 231 2 5807 東特線 +27.02% +50 235 3 8193 鈴 丹 +25.07% +80 399 4 3878 巴川紙 +16.74% +35 244 5 6885 ミヤチテクノ+10.04% +125 1,370 6 2738 バルス +8.82% +12,000 148,000 7 7961 兼日農 +8.73% +11 137 8 1895 大成ロテック +8.43% +14 180 9 4722 フューチャー +8.23% +5,000 65,70010 4403 日 油 +8.18% +41 542<値下がり>6/25 (15:01) 値下がり率 値下がり幅 現在値 1 1867 植木組 -20.64% -45 173 2 1852 浅沼組 -16.00% -28 147 3 8868 URBAN -14.55% -61 358 4 4723 グッドウィル-13.14% -1,000 6,610 5 8882 ゼファー -12.17% -3,000 21,650 6 6793 山水電 -11.11% -1 8 7 8918 ランド -11.00% -3,380 27,320 8 8515 アイフル -10.92% -165 1,345 9 8921 CSクリエイト-10.90% -890 7,27010 4848 フルキャスト -9.87% -4,000 36,500引き続き原材料高を嫌気して鉄鋼株が安く、燃料高からの需要増を期待して鉄道株が高いフューチャー (4722) 65,700円 △5,000 円 :1株単位 サブプライム問題の影響や新分野への取組みに伴う費用はあるものの、コスト削減や財務改善努力などにより08年12月期の業績が前年を大きく上回り過去最高となる見込みと業績予想の上方修正を発表、ストップ高となりました。 旭硝子 (5201) 1,336円 △17 円 原燃料高に対応するため自動車用ガラスの値上げをする方向でメーカーと交渉に入ったと報じられたことから、値上げ後の採算改善を期待した買いが入り、堅調となりました。 JR東海 (9022) 1,140,000円 △50,000 円 :1株単位 原油の高騰により電車での旅行が増え、同社が売り出す旅行商品「ぷらっと」の売上が伸び、東海道新幹線の運行本数を過去最高水準まで増やすと伝えられたことから、収益拡大を期待した買いが集まり大幅高となりました。 ツルハHD (3391) 3,410円 ▼200 円 :100株単位 前期の新規出店・M&A店舗の経費負担や既存店の弱含みなどが尾を引き、2010年5月期にかけても営業利益率が鈍化するだろうとして、国内証券がレーティングを引き下げ、大幅安となりました。 しまむら (8227) 6,730円 ▼570 円 :100株単位 天候不順などで夏物の販売が振るわず、08年6月の既存店売上高が低調となり、加えて外資系証券が主要顧客である低所得者の支出減退が予想以上として投資判断や目標株価を引き下げ、大幅安となりました。 トヨタ (7203) 5,160円 ▼70 円 :100株単位 原油高による販売低迷を理由にで08年の米国販売台数を下方修正する方針を24日の株主総会で明らかにしたと伝えられたことから、販売減による業績への影響が懸念され、軟調となりました。 強気材料・米金融株、反発・SOX指数、反発・NY債券市場、3日続伸(10年債利回り0.08%下落)・NY金相場、3日ぶり反発・上海株、反発・REIT指数、4日ぶり反発・長期金利、3日続落(10年債利回り0.005%下落)・クウェート、原油増産表明弱気材料・NYダウ、原油高受け一時年初来安値更新・NY原油先物、3日続伸(1バレル=137.00ドル)・4月の米S&P住宅価格、過去最大の下落率・NYドル円相場、小幅反発(107円79銭-85銭)・欧州株、反落・インド株、連日で年初来安値更新・LMEニッケル先物、続落・DRAMスポット、続落・バルチック指数、3日続落・日経平均、4日続落で短期線がDクロス・東証1部の売買代金、約3ヶ月ぶりに今年最低・新興3市場の売買代金、連日で今年最低・スルガコーポ、SBデフォルト留意事項・インド中銀、緊急利上げ・ノキア、携帯OS無償提供・信用買い残、3週連続で増加・横浜松坂屋、10月に閉鎖・グッドウィルG、グッドウィル廃業へ・全漁連、7月に一時一斉休漁へ・気象庁、3ヶ月予報・5月の貿易統計・イナリサーチ、ジャスダックに上場・米FOMC(24日から)・5月の米耐久財受注・5月の米新築住宅販売・米決算---オラクル、モンサントなど・トリシェECB総裁証言