4日の日経平均 16,862.47円
11月4日大引け16,862.47円前日比+448.71円出来高概算52億898万株ドル円相場1ドル=113.33円長期国債先物価格=146.70円 JGB10Y=0.440% (-0.015%)JGB5Y=0.110% (-0.015%)JGB20Y=1.185% (-0.085%)(15:00現在)本日の日経平均は大幅に4営業日続伸。先週末の追加金融緩和発表などを背景に買い先行でスタートした後は、売り買いが交錯する展開が続いたが、大引けにかけては利益確定売りに押された。日銀の予想外の追加金融緩和決定をきっかけに、円が対ドルで114円台まで下落したことなどを好感し、朝方の日経平均は大幅に上昇して取引を開始した。7年ぶりの水準で推移していることなどから、買い一巡後は伸び悩む展開となったものの、先高観が株価を下支えし、高値圏で底堅く推移した。後場に入ると、やや上げ幅を縮小し、日経平均は、概ね16,900円台半ばで推移した。ただ、大引けにかけては利益確定売りの流れが強まり、結局448円高の16,862円で取引を終え、連日で年初来高値を更新した。物色面では、野村HDや大和証G、東京海上などの金融株や、住友不やケネディクスなどの不動産株が買われ、富士重やアルプス、ソニーなどの輸出株も軒並み上昇した。また、先週末引け後に良好な上半期業績を発表したパナソニックやトプコン、トリドールが年初来高値を更新した。半面、先週末の大引け後に上期営業減益を発表したSMSや、前期業績が会社計画を下回った夢真HDなどの人材派遣関連株の下落が目立ち、同様に、通期業績予想を大幅に下方修正したサンリオやセガサミーHDが安い。そのほかでは、ザラ場中に冴えない上期業績発表し、同時に通期業績見通しを下方修正したJXが下げに転じ、日東電やenishなども、前場で年初来高値を更新した後、利益確定売りに押され水面下に沈んだ。値上がり銘柄数は1,198、値下がり銘柄数は563。◎ダウ工業株17366.24(─24.28)▼0.14%◎ナスダック_4638.90(+_8.16)△0.18%◎NY原油先物__78.78(─1.76)◎NY金先物1169.80(─1.80)◎BDI1456(+28)◎為替(先週末比)対ドル113.78(2.55円安)対ユーロ142.11(2.34円安)◎寄付前の外資系動向(6社計)売 1270万株買 3360万株差 2090万株の買い越し8536 東日銀 322.0 +43.0 大幅続伸 横浜銀行と経営統合へ 月内にも正式発表へ 日経報道。 6752 パナソニック 1,383.0 +78.0 大幅に4日続伸 通期上方修正で市場予想超過 住宅用太陽電池で攻勢。 6758 ソニー 2,301.0 +229.0 大幅に5日続伸 上期158億円の営業赤字 プレステ4貢献もスマホ不振。 2282 日本ハム 2,383.0 -152.0 急反落 通期上方修正も利益確定売り 上期は食肉相場上昇で上振れ。 8136 サンリオ 3,000.0 -215.0 6日ぶり急反落 通期下方修正で一転営業減益 地方店舗不振などで。 4043 トクヤマ 253.0 -66.0 3日ぶり急反落 通期減額で過去最大最終赤字 マレーシア見込めず。 4559 ゼリア新薬 2,051.0 -182.0 急反落 通期下方修正で一転営業減益 「アコファイド」市場構築に遅れ。