22日の日経平均 20,133.90円
4月22日大引け20,133.90円前日比+224.81円出来高概算27億9,542万株ドル円相場1ドル=119.59円 長期国債先物価格=148.03円 JGB10Y=0.300% (-0.005%)JGB5Y=0.070% (-0.005%)JGB20Y=1.065% (+0.005%)(15:00現在)本日の日経平均は大幅に続伸。欧米株市場はマチマチの動きとなったが、日本株には海外勢と思われる買いが引き続き流入し、日経平均は約15年ぶりに終値ベースで20,000円台を回復した。NYダウは下落したものの、日本株への先高観は強く、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始。寄り付き後に20,000円の大台を回復した後もジリ高歩調を辿り、日経平均の上昇幅は一時250円に迫る場面も見られた。後場に入っても、中国株の上昇などを追い風に、利益確定売りをこなしながら高値圏で底堅く推移した。大引けにかけても堅調推移が続き、結局224円高の20,133円で取引を終えた。 物色面では、三菱UFJFGや野村HD、オリックスなどの金融株が賑わったほか、日立やパナソニック、富士電機などの電機株、川重やオークマ、ダイフクなどの機械株も確りで推移した。また、住友不やいちごHD、東急不HDなどの不動産株が買われ、セブン銀やラオックス、コーセーなど訪日外国人関連株の上昇が目立った。個別では、ザラ場中に15/3期通期利益見通しを上方修正した塩野義が上げ幅を拡大し、国内証券が新規「買い」でカバレッジを開始した鳥貴族も大幅高となった。半面、ヤクルトやグリコ、キユーピーなど食品株の下落が目立ち、JXや国際帝石などの石油関連株も軟調に推移した。個別では、昨日引け後に発表した16/3期業績見通しが冴えなかった東製鉄が大幅安となり、ザラ場中に15/3期通期業績見通しを一部下方修正した鹿島が下げに転じた。値上がり銘柄数は1,126、値下がり銘柄数は606。4997 日農薬 1,300.0 +82.0 大幅続伸 上期上方修正で一転営業増益 ノウハウ技術料が増加。 8729 ソニーFH 2,234.0 +140.0 大幅続伸 外資系証券が「Overweight」へ引き上げ・目標株価も増額。 1768 ソネック 610.0 +100.0 ストップ高 前期上方修正で一転営業増益確保 株主優待制度を導入。 3773 AMI 812.0 +39.0 一時ストップ高 『iRemocon Wi-Fi』用のアプリをApple Watch対応に。 3848 データアプリ 1,058.0 +150.0 ストップ高 前期上方修正で一転営業増益確保 受注が4Qに集中。 5423 東製鉄 847.0 -54.0 3日ぶり急反落 今期は市場予想に反し9%営業減益予想。 8060 キヤノンMJ 2,253.0 -154.0 急反落 1Q営業益62%減 収益性の高い製品や消耗品が振るわず。