29日の日経平均 18,935.71円
10月29日大引け18,935.71円前日比+32.69円出来高概算27億2,557万株ドル円相場1ドル=120.78円長期国債先物価格=148.63円JGB10Y=0.295%(+0.005%)JGB5Y=0.040%(+0.005%)JGB20Y=1.065%(+0.005%)(15:00現在)本日の日経平均は小幅続伸。海外株高を受けて19,000円台を回復して始まったあとは利益確定売りで下げに転じていたものの、大引けにかけて持ち直した。米FOMCを波乱なく通過した米国株が大幅反発となったことを好感し、19,000円台を回復して始まったものの、利益確定売り圧力が強く前場中ごろに下げに転じた。鉱工業生産が予想外のプラスとなったことで明日の日銀会合での追加緩和観測が後退したことや1ドル=120円台に円高が進んだことも嫌気され、一時93円安の18,809円まで下げる場面もあったが、大引けにかけて持ち直し、結局32円高の18,935円で本日の取引を終えた。物色面では、原油相場の反発を受けて石油資源や出光興産などの石油株や三井物や丸紅などの商社株が買われたほか、アステラス薬や小野薬などの薬品株が総じて堅調。個別では通期業績見通しを上方修正したオークマが急反発となったほか、後場取引時間中に通期見通しを上方修正したフジクラや塩野義が高い。同じく後場に市場予想を上回る上期業績と自社株買いを発表したHOYAが一段高となり、申請中のロボット医療機器「HAL医療用」の審議が予定されていることを公表したサイバダインが急伸した。半面、昨日買われた明治HDや雪印メグなどの食品株が利益確定売りに押され、NTTやKDDIなどの通信株も反落。大成建や大林組など大手建設株も軟調となった。個別では通期業績見通しの下方修正を発表したスタンレ電や三井金が大幅続落となったほか、スマホ向けゲームのサービス開始延期を発表した任天堂が急落し、DENAも連れて大幅安。後場に上期の赤字決算を発表した富士通が売られ、外資系証券の投資判断引き下げを受けた新日鉄住とJFEHDが小安い。値上がり銘柄数は987、値下がり銘柄数は794。2212 山崎パン 2,278.0 +202.0 3日ぶり急反発 3Q営業益は91%増 コンビニ向けドーナッツが伸長。 6103 オークマ 962.0 +81.0 3日ぶり急反発 通期の営業益予想を増額 上期はマシニングセンタ好調。 2352 エイジア 1,560.0 +177.0 一時ストップ安 上期営業益を上方修正 高利益率のクラウド好調。 8203 MrMax 372.0 +53.0 大幅続伸 通期上方修正で5円復配 上期は猛暑で季節商品が堅調。 4849 エンJPN 3,335.0 +180.0 大幅続伸 通期営業益を上方修正 「エン転職」引き続き好調。 2432 DENA 2,080.0 -365.0 一時ストップ安 任天堂がスマートゲームのサービス開始延期を発表で。 6923 スタンレ電 2,324.0 -380.0 大幅に3日続落 通期の営業益予想を減額 中国で自動車機器苦戦続く。