14日の日経平均 17,891.00円
10月14日大引け17,891.00円前日比-343.74円出来高概算24億3,433万株ドル円相場1ドル=119.63円長期国債先物価格=148.40円JGB10Y=0.305%(-0.010%)JGB5Y=0.055%(-0.005%)JGB20Y=1.070%(±0.000%)(15:00現在)本日の日経平均は大幅続落。欧米株安を背景に下落してスタートした後も、主力株を中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均は350円近く下落するなど軟調に推移した。 欧米株が軟調に推移した流れを引き継ぎ、朝方の日経平均は売り優勢で取引を開始。寄り付き後に景気敏感株の下落と共に18,000円の大台を下回った後も軟調地合いが続き、日経平均は概ね17,900円近辺で方向感に欠ける動きとなった。後場に入ると一段安となり、日経平均は一時17,800円台前半まで下げ幅を拡大する場面も見られた。大引けにかけては下げ渋ったものの戻りは鈍く、結局343円安の17,891円で本日の取引を終えた。物色面では、新日鉄住やファナック、コマツなどの中国関連株が終日軟調に推移したほか、富士重やデンソーなどの自動車関連株、村田製や日東電、ニコンなどのハイテク株も下落が目立った。また、三菱UFJFGや住友不、第一生命などの金融・不動産株が弱く、川崎船や商船三井などの海運株が売りに押された。個別では、施工マンションの一部でデータの虚偽が見つかったと報じられた三住建設がストップ安となり、ザラ場中に防振ゴム製品での不正が伝わった洋ゴムも大幅安となった。そのほかでは、昨日引け後に16/2期通期業績見通しを下方修正したパルも失望売りが嵩んだ。半面、Uアローズやアダストリアなど小売関連株の一角が確りで推移したほか、通期業績見通しを上方修正したOBCをはじめ、CTCやデジアーツなどIT投資関連株の上昇が目立った。個別では、16/2期通期配当見通しを増額修正した竹内製作が6.0%高となり、良好な16/3期上期業績見通しが伝わった大王紙も買われた。値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は1,678。9948 アークス 2,477.0 +155.0 大幅に3日続伸 上期営業益6%増で上振れ着地 ベルプラスも寄与。 2726 パ ル 3,065.0 -525.0 大幅続落 上期下振れで通期下方修正 外資系証券は目標株価引き下げ。 2292 S Foods 2,139.0 -202.0 3日ぶり急反落 上期下振れ着地 食肉など製造・卸売事業が減益。 1419 タマホーム 449.0 -24.0 3日ぶり急反落 1Q営業赤字は拡大 住宅事業で引渡棟数が減少。 6814 古野電 857.0 -88.0 10日ぶり急反落 上期営業益6%増で上振れ着地も通期据え置きを嫌気。 5105 洋ゴム 2,395.0 -355.0 大幅続落 電車や船舶などに使われる防振ゴム製品で不正が判明と報道。 1821 三住建設 109.0 -50.0 ストップ安 横浜のマンションで地盤調査実施せず虚偽データで工事。