30日の日経平均 19,033.71円
12月30日大引け19,033.71円前日比+51.48円出来高概算14億9,001万株ドル円相場1ドル=120.36円長期国債先物価格=149.04円JGB10Y=0.270%(+0.005%)JGB5Y=0.035%(+0.005%)JGB20Y=0.995%(-0.005%)(15:00現在)大納会の日経平均は3営業日続伸。欧米株高を好感し買い戻し優勢でスタートしたものの、積極的な売買は見送られ、買い一巡後は伸び悩む動きとなった。欧米株が上昇した流れを引き継ぎ、朝方の日経平均は19,000円の大台を回復して取引を開始。寄付き後は利益確定売りをこなしながら130円超上げ幅を拡大する場面も見られたが、年末年始の休場を控えていることから、上値追いは限定的となった。後場に入っても、下値では押し目買いが入る一方、上値では利益確定売りが膨らみ、日経平均はプラス圏ながら方向感に欠ける動きとなった。大引けにかけては19,000円台前半で推移し、結局51円高の19,033円で大納会の取引を終了した。物色面では、明治HD(2269)やグリコ(2206)などの食品株が堅調に推移したほか、関西電(9503)や中部電(9502)などの電力株が強含んだ。また、アイサンテクノロ(JQ4667)やパイオニア(6773)などの自動運転関連株、さくら(3778)やインフォテリア(M3853)などのフィンテック関連株が賑わったほか、SMS(2175)やフルキャストHD(4848)などの人材紹介関連株も上昇が目立った。個別では、昨日引け後に良好な16/2期第3Q累計決算を発表したアダストリア(2785)が急伸し、WSCOPE(6619)やトリドール(3397)などが上場来高値を更新した。半面、新日鉄住(5401)やJFEHD(5411)などの鉄鋼株が軟調に推移したほか、清水建(1803)や東急建設(1720)などの建設株も緩んだ。そのほかでは、T&DHD(8795)や東京海上(8766)などの保険株が冴えない動きとなった。値上がり銘柄数は1,207、値下がり銘柄数は597。2212 山崎パン 2,735.0 +211.0 大幅続伸 野村が「Buy」へ引き上げ 収益性改善は予想以上に長期化。 3905 データSEC 575.0 +29.0 大幅に4日続伸 SNS掲載の自社商品をAIで発見できるサービス開始。 6496 中北製 602.0 +63.0 急反発 通期上方修正で一転経常増益 短納期品の受注取り込み。 2685 アダストリア 6,800.0 +940.0 大幅続伸 WEB事業伸長で3Q累計営業益2.6倍 値下げロスも減少。 6773 パイオニア 335.0 +16.0 急反発 野村が目標株価増額 カーエレ成長戦略が明らかになってきた。 6908 イリソ電子 6,820.0 +210.0 反発 水戸が「B+」へ格上げ 来期以降の利益成長への期待値高まる。 4114 日触媒 8,470.0 -280.0 3日ぶり反落 岩井コスモが「B+」へ格下げ 不透明感で株価下落受けて。