25日の日経平均 17,110.91円
1月25日大引け17,110.91円前日比+152.38円出来高概算22億9,170万株ドル円相場1ドル=118.70円長期国債先物価格=149.49円JGB10Y=0.225%(-0.005%)JGB5Y=0.015%(±0.000%)JGB20Y=0.920%(±0.000%)(15:30現在)本日の日経平均は続伸。世界的なリスクオフの流れが和らぎ、朝方から幅広い銘柄に買いが先行、4営業日ぶりに17,000円台を回復して引けた。 前週末に欧米株が上昇した流れを引き継ぎ、朝方の日経平均は17,000円台を回復して取引を開始。買い一巡後は戻り待ちの売りに押され、マイナスに転じる場面もあったが、17,000円割れでの底堅さを確認したあとは再び買い優勢の展開となった。後場に入ってからは輸出関連株が伸び悩んだことで、17,000円台でのもみ合いとなり、結局152円高の17,110円で本日の取引を終えた。 カルビー(2229)や森永菓(2201)などの食品株の上昇が目立ったほか、NTT(9432)やKDDI(9433)などの大手通信株も高い。原油価格の続伸を好感し石油資源(1662)や国際帝石(1605)などの石油関連株が強含み、サイバダイン(M7779)や菊池製作(JQ3444)などのロボット関連株も賑わった。個別では、好調な第3四半期業績と自社株買いを発表した東製鉄(5423)が買われたほか、たばこの値上げを発表したJT(2914)が大幅続伸。また、外資系証券が投資判断を引き上げたサイバエージ(4751)やアダストリア(2685)が高く、タカタ(7312)とエアバッグ事業の共同出資会社を設立すると伝わったダイセル(4202)が買われた。 半面、三井不(8801)や住友不(8830)などの不動産株が売りに押され、京セラ(6971)やTDK(6762)などの電子部品株が軟調。リコー(7752)やニコン(7731)などの精密株が弱含み、さくら(3778)やトレイダーズ(JQ8704)などのフィンテック関連の一角も安い。個別では、半導体部門の一部を売却する方針が伝わった東芝(6502)が大幅安となったほか、通期営業利益見通しを下方修正した日駐(2353)が売られた。また、外資系証券が投資判断を引き下げたコメリ(8218)が急反落となった。 値上がり銘柄数は1,643、値下がり銘柄数は229。3896 阿波製紙 642.0 +100.0 ストップ高 シート状炭素繊維強化プラスチックの供給を開始。 6391 加地テック 370.0 +35.0 大幅続伸 通期営業益を上方修正 原価削減などで利益率改善。 8889 アパマンショ 1,440.0 +196.0 大幅続伸 「民泊」の2段階全国解禁報道で買い集まる。 2914 JT 4,340.0 +299.0 大幅続伸 「メビウス」の紙巻きたばこ全35銘柄など値上げへ。 4751 サイバー 4,785.0 +305.0 大幅続伸 企業の新製品開発を支援するサービスを開始へ。 9424 日本通信 174.0 -40.0 急反落 通期は営業赤字に転落見込み MSP事業で商談長期化。 8218 コメリ 2,119.0 -149.0 急反落 外資系証券が投資判断引き下げ 売上高弱含みは構造的要因。