19日の日経平均 17,048.37円
1月19日大引け17,048.37円前日比+92.80円出来高概算21億7,318万株ドル円相場1ドル=117.70円長期国債先物価格=149.56円JGB10Y=0.215%(+0.015%)JGB5Y=0.020%(+0.010%)JGB20Y=0.925%(+0.010%)(15:00現在)本日の日経平均は4営業日ぶりに反発。米国株休場で手掛かり材料難のなか、前日終値を挟み一進一退の動きが続いたが、大引けにかけて強含み17,000円台を回復した。米国市場が休場で手掛かり材料難のなか、朝方は売り優勢でスタート。押し目買いと戻り待ちの売りが交錯し、前日終値を挟んで一進一退の動きが続いた。11時に発表された中国の経済指標がほぼ予想通りの内容だったことで買い安心感が広がり、一時132円高まで上昇したが、17,000円を超える水準では上値が重く、伸び悩む展開に。ただ、大引けにかけては17,000円を維持して推移し、結局92円高の17,048円で本日の取引を終えた。物色面では、日電産(6594)や太陽誘電(6976)などの電子部品株が大きく買われたほか、マツダ(7261)や富士重(7270)などの自動車株も堅調。アダストリア(2685)やJIN(3046)など小売り株の一角が物色され、郵船(9101)や川崎船(9107)などの海運株も買い戻された。個別では、骨疾患向け医薬品の物質特許査定を取得したリボミック(M4591)がストップ高となったほか、メキシコでの生産設備増強を好感してエクセディ(7278)が続伸。民泊事業への参入を発表した大京(8840)が高く、15年12月期の経常利益を上方修正したファインデクス(3649)は一時ストップ高まで買われた。また、外資系証券の投資判断引き上げで任天堂(7974)と日写印(7915)が終日堅調に推移した。半面、明治HD(2269)やグリコ(2206)などの食品株が売られ、大林組(1802)や鹿島(1812)などの大手ゼネコン株も総じて軟調。みずほFG(8411)や三菱UFJFG(8306)などのメガバンクの下げも目立った。また、東電(9501)や関西電(9503)などの電力株が弱く、JR東海(9022)やJR西日本(9021)などの陸運株も安い。個別では、国内証券が目標株価を引き下げたソフトバンクG(9984)が続落となったほか、15年12月期業績を下方修正したGMOクラウド(3788)が売られた。また、東北の道路工事談合問題を受けてNIPPO(1881)や前田道(1883)、日道路(1884)が軟調。1435 インベスターC 5,220.0 +700.0 ストップ高 Qrioと提携 スマートロックを民泊サービスで活用。 3300 AMBITION 1,685.0 +217.0 一時ストップ高 大京の「民泊」事業参入報道で関連銘柄物色。 6030 アドベンチャ 5,490.0 +500.0 4日ぶり急反発 15年の訪日外国人客数47%増で旅行関連に買い。 6287 サトーHD 2,346.0 +125.0 急反発 米インテルと組み小売業向けIoT事業を展開と報じられる。 7915 日写印 2,214.0 +135.0 急反発 外資系証券が「NEUTRAL」へ引き上げ 業績予想を上方修正。 6266 タツモ 1,480.0 +192.0 一時ストップ高 シート型無機ELを応用し光る折り紙を開発と報じられる。 3788 GMOクラウド 675.0 -32.0 3日続落 通期営業益を下方修正 IAM事業でグローバル対応遅延。