29日の日経平均 17,103.53円
3月29日大引け17,103.53円前日比-30.84円出来高概算17億5,085万株ドル円相場1ドル=113.58円長期国債先物価格=151.79円JGB10Y=-0.085%(+0.010%)JGB5Y=-0.225%(+0.010%)JGB20Y=0.410%(+0.005%)(15:00現在)本日の日経平均は小反落。前日の海外株が動意薄のなか、手掛かり材料難となり、17,000円台での推移が続いた。前日の米国株が高安まちまちとなり、手掛かり材料難のなか、朝方は17,000円台を割り込んでスタート。一時185円安まで下押す場面もあったが、その後は押し目買いで下げ渋り、17,000円を挟んで方向感のない動きとなった。日経平均は結局30円安の17,103円で引けたが、本日は3月期決算企業の権利落ち日で、約130円の配当落ち分があるため、実質はプラス圏での大引けとなった。物色面では、昨日大きく買われたNTT(9432)やNTTドコモ(9437)などの大手通信株が売られたほか、武田(4502)やアステラス薬(4503)なども大手製薬株も軟調。JR東日本(9020)やJR西日本(9021)などの陸運株が利益確定売りに押され、日電産(6594)やアルプス(6770)などの電子部品株の一角も弱い。個別では、16/5期第3四半期累計で営業減益となったWNIウェザー(4825)が6営業日ぶりに急反落となり、16/2期の連結営業利益が市場予想に届かないことが報じられたローソン(2651)が軟調。半面、三井不(8801)や住友不(8830)などの不動産株や、清水建(1803)や鹿島(1812)などの大手建設株が買われたほか、明治HD(2269)やグリコ(2206)などの食品株がしっかり。MonotaRO(3064)やGMOPG(3769)などのネット関連も高い。個別では、子会社がドローン制御技術を展示会で発表したことを受け、日本エンタ(4829)が大幅高となったほか、政府の待機児童解消の緊急対策を受けてJPHD(2749)が4営業日続伸。また、今期の純利益見通しが市場予想を上回ったニトリ(9843)が急反発となった。値上がり銘柄数は789、値下がり銘柄数は1,061。3917 アイリッジ 4,685.0 +340.0 3日ぶり急反発 クレディセゾン・デジタルガレージと業務連携を強化。 4584 ジーンテクノ 3,030.0 +260.0 大幅続伸 ノーリツ鋼機子会社によるTOBに賛同 上場は維持。 4829 日エンター 253.0 +37.0 急反発 ドローン制御技術『Dronet』を展示会で発表。 9843 ニトリHD 10,350.0 +620.0 3日ぶり急反発 今期営業益8%増・5円増配 前期は客数増で上振れ。 6159 ミクロン 2,999.0 -216.0 大幅続落 通期経常益を下方修正 検収未達で売り上げが繰り越し。 9957 バイテックH 945.0 -147.0 3日ぶり急反落 通期営業益を下方修正 円高やスマホの減産響く。 4080 田中化研 786.0 -35.0 大幅続落 住友化学の追加出資の合意期限を1年間延長。