21日の日経平均 17,363.62円
4月21日大引け17,363.62円前日比+457.08円出来高概算22億8,362万株ドル円相場1ドル=109.68円長期国債先物価格=151.94円JGB10Y=-0.120%(+0.015%)JGB5Y=-0.240%(+0.010%)JGB20Y=0.255%(±0.000%)(15:00現在)本日の日経平均は大幅に3営業日続伸。円相場の下落を好感し買い先行でスタートした後も投資家心理の改善を背景に上値追いの展開となった。欧米株が上昇したことや円が対ドルで109円台後半まで下落したことから、朝方の日経平均は上昇して取引を開始。寄り付き後は上げ幅を拡大する場面も見られたが、上値を追う動きは限定的となった。ただ、後場に入ると先物主導で一段高、その後は17,300円台で堅調に推移。大引けにかけては高値圏で小動きとなり、結局457円高の17,363円で本日の取引を終えた。東証1部全銘柄の85%以上が上昇し、ほぼ全面高商状となった。ファーストリテイ(9983)やイオン(8267)など小売関連株が強含み、三井不(8801)や菱地所(8802)など不動産株が上値を追う展開となった。また、原油価格の上昇を好感し、国際帝石(1605)や出光興産(5019)など石油関連株が騰勢を強めたほか、三菱商(8058)や三井物(8031)などの商社株もしっかりで推移した。個別では、日本医療研究開発機構と研究開発契約を締結すると発表したサイバダイン(M7779)が大幅高。また、株主が副社長の調査を要求したと伝わったソフトバンクG(9984)は一時急落したものの、その後切り返した。半面、熊谷組(1861)や前田建(1824)など建設株の一角が冴えない展開となったほか、パソナ(2168)やSMS(2175)など人材サービス関連株の一部も軟調。また、エムスリー(2413)やメドピア(M6095)など医療関連株が小緩んだ。個別では、燃費不正問題を嫌気し三菱自(7211)がストップ安となった。値上がり銘柄数は1,753、値下がり銘柄数は149。3691 リアルワールド 2,968.0 +500.0 ストップ高 ブロックチェーン・テクノロジー技術調査で新会社設立。 3910 エムケイシステム 1,410.0 +242.0 一時ストップ高 「LaKeel MyNumber」「社労夢Company Edition」が連携。 6628 オンキヨー 131.0 +20.0 一時ストップ高 シャープ製液晶テレビ「AQUOS」に音響技術が採用。 6822 大井電気 423.0 +80.0 ストップ高 前期上方修正で営業益4.7倍 原価改善の効果が想定以上。 3068 WDI 1,330.0 +84.0 大幅反発 ウルフギャング・ステーキハウス好調で前期上方修正・増配。 4901 富士フイルム 4,559.0 +270.0 大幅反発 今期営業益1割増と日経観測 欧米で「チェキ」の販売拡大。 6961 エンプラス 3,385.0 -285.0 大幅続落 今期営業益50%減 前期はLED用拡散レンズ振るわず。