5日の日経平均 15,732.82円
4月5日大引け15,732.82円前日比-390.45円出来高概算22億3,387万株ドル円相場1ドル=110.75円長期国債先物価格=151.54円JGB10Y=-0.065%(+0.020%)JGB5Y=-0.210%(+0.015%)JGB20Y=0.355%(+0.005%)(15:00現在)本日の日経平均は大幅に6営業日続落。米国株安などを背景に下落してスタートした後も幅広い銘柄が売られ、日経平均は2月24日以来の16,000円割れとなった。 米主要3指数が揃って下落したことから、朝方の日経平均は売り優勢で取引を開始。寄り付き後も1ドル=110円台に上昇した円高を嫌気し、じりじりと下げ幅を広げた。後場に入ると日銀ETF買い期待で下げ渋る場面もあったが、大引けにかけては再び売り直され、結局、390円安の15,732円と2月24日以来の安値水準で本日の取引を終えた。日経平均の6営業日続落は今年1月以来、2度目。東証1部銘柄の約97%が下落し、全面安商状となった。三菱UFJFG(8306)やみずほFG(8411)などの銀行株の下げがきつく、トヨタ(7203)や富士重(7270)などの自動車株も大幅続落。原油安を受けて国際帝石(1605)など石油資源(1662)の下落が目立つほか、明治HD(2269)や味の素(2802)などの内需株も売られた。個別では3月の既存店売上高が冴えなかったファーストリテイ(9983)が5営業日続落となった。 半面、対ドルでの円高が追い風となるソニー(6758)が続伸したほか、日水(1332)やマルハニチロ(1333)などの水産株がしっかり。国内証券が目標株価を引き上げた東洋紡(3101)が逆行高となっているほか、昨日引け後に良好な17/2期業績見通しを発表したアダストリア(2685)の上昇が目立った。また、前期業績の上振れを好感し、エコス(7520)が大幅高となった。値上がり銘柄数は43、値下がり銘柄数は1,896。4579 ラクオリア 425.0 +26.0 大幅続伸 マイケルJフォックス財団から助成金受領。 7520 エコス 1,237.0 +68.0 大幅続伸 前期営業利益を上方修正 新規出店や販売強化が奏功。 2809 キユーピー 2,791.0 +302.0 大幅続伸 1Qは営業減益も会計変更の影響除けば実質13%増益。 7447 ナガイレーベ 2,319.0 +185.0 5日ぶり急反発 上期は5%営業減益も従来予想上回る。 8058 三菱商 1,776.5 -85.5 急反落 野村が目標株価引き下げ 減損で株主資本は減少。 6474 不二越 334.0 -45.0 急反落 1Q営業益27%減 中国経済減速の影響で部品振るわず。 9983 ファストリ 32,020.0 -1,390.0 大幅に5日続落 3月国内ユニクロ既存店0.3%減 客足鈍く。