前場引け
8月18日前引け16,714.61円前日比-31.03円出来高概算8億1,672万株ドル円相場1ドル=99.86円長期国債先物価格=151.40円JGB5Y=-0.165%(-0.005%)JGB10Y=-0.085%(±0.000%)JGB20Y=0.275%(±0.000%)JGB30Y=0.345%(-0.010%)(11:30現在)前場の日経平均は小幅に反落。円高進行が嫌気され、売り先行で取引を開始した後は、日銀によるETF買い期待から下げ渋る動きをみせている。前日の米主要3指数は上昇したものの、約1ヵ月半ぶりに東京市場で1ドル=99円台をつけたことを嫌気し、朝方の日経平均は売り優勢で取引をスタート。その後は一時16,500円台後半まで下げ幅を拡大したが、日銀による大規模なETF買い期待を支えに下げ渋る展開となっている。前引けにかけても買戻しの動きは続き、結局31円安の16,714円で前場の取引を終了している。物色面では、武田(4502)やエーザイ(4523)などの医薬品株が弱い動きとなっているほか、三井不(8801)や住友不(8830)など不動産株も冴えない。個別では、大株主による保有株式売り出しによる需給の緩みが嫌気され、小野薬(4528)が年初来安値を更新している。また、財務面に対する懸念が一部メディアに指摘されたことを受け、DLE(3686)が大幅下落となっている。 半面、りそなHD(8308)や第一生命(8750)などの金融株が堅調に推移しているほか、鹿島(1812)や大豊建(1822)など建設株もしっかり。個別では、ユニーGHD(8270)が全株式を投資ファンドに売却すると発表し、さが美(8201)が東証一部値上がり率トップとなっているほか、前日に発表した良好な月次営業収益が好感され、ファンタジー(4343)が大幅高で推移している。値上がり銘柄数は674、値下がり銘柄数は1,118。