前場引け
8月4日前引け16,020.15円前日比-62.96円出来高概算9億9,757万株ドル円相場1ドル=101.02円長期国債先物価格=151.43円JGB5Y=-0.170%(+0.005%)JGB10Y=-0.075%(+0.015%)JGB20Y=0.285%(+0.025%)JGB30Y=0.385%(+0.030%)(11:30現在)前場の日経平均は小幅に3営業日続落。米国株上昇を背景に、買い優勢で取引を開始したものの、円高を受け一時16,000円を割り込む展開となった。NYダウが9営業日ぶりに反発となったことに加え、欧州銀行株安一服などを受けて、朝方の日経平均は買い先行で取引をスタート。ただ、寄付き直後に高値をつけた後は利益確定の売りなどに押され、マイナス圏に転じている。その後も円高進行などが嫌気され、下げ幅を広げる展開となり、一時節目の16,000円を割り込んだ。前引けにかけては下げ渋る形となっており、結局、62円安の16,020円で前場の取引を終えている。物色面では、グリコ(2206)やヤクルト(2267)などの食品株が売られているほか、鹿島(1812)や大林組(1802)など建設株も弱含んでいる。そのほか、三井不(8801)や菱地所(8802)などの不動産株が冴えない。個別では、1Q決算と同時に通期予想の下方修正を発表したオリンパス(7733)が失望売りに押されているほか、17年6月期通期見通しの大幅な営業減益が嫌気され、アイスタイル(3660)が大幅安となっている。半面、富士重(7270)やスズキ(7269)などの自動車株が買われているほか、第一生命(8750)やソニーFH(8729)などの保険株に上昇が目立つ。個別では、良好な1Q決算を受け、外資系証券が目標株価を引き上げたダイセル(4202)が値上がり率上位となっているほか、16年4?6月期決算で経常利益が四半期としては過去最高となったことが好感され、マルハニチロ(1333)が大幅に上昇している。値上がり銘柄数は830、値下がり銘柄数は1,013。