前場引け
9月29日前引け16,699.18円前日比+233.78円出来高概算8億4,628万株ドル円相場1ドル=101.33円長期国債先物価格=152.24円JGB5Y=-0.230%(+0.015%)JGB10Y=-0.080%(+0.015%)JGB20Y=0.360%(+0.015%)JGB30Y=0.460%(+0.005%)(11:30現在)前場の日経平均は反発。欧米株上昇を受け、買い先行で取引を開始した後も徐々に上げ幅を広げる形となり、16,700円近辺で堅調推移が続いている。OPEC加盟国が非公式会合で原油生産調整合意に至ったことを材料に、前日の米主要3指数は揃って上昇。その流れを受け、朝方の日経平均は資源関連株を中心に買い優勢で取引をスタートした。その後も円が対ドルで101円台前半まで下落したことを追い風に、日経平均は16,700円台を回復する場面もみられた。前引けにかけても高値圏での推移が続き、結局、233円高の16,699円で前場の取引を終えている。物色面では、原油価格上昇を受けて国際帝石(1605)や三菱商(8058)などの資源関連株が賑わいをみせているほか、新日鉄住(5401)やJFEHD(5411)などの鉄鋼株も買われている。個別では、マレーシア子会社の売却が発表されたトクヤマ(4043)が東証一部値上がり率ランキング上位となっているほか、前日に業績予想の上方修正を発表した竹内製作(6432)が大幅に上昇している。半面、森永乳(2264)やグリコ(2206)などの食品株が冴えないほか、ニトリHD(9843)やしまむら(8227)などの小売株の一角が逆行安で推移している。個別では、外資系証券による目標株価引き下げを受けてUアローズ(7606)が売られているほか、前日に17年2月期業績予想の下方修正を発表した東京個別(4745)が大幅に下落している。値上がり銘柄数は1,268、値下がり銘柄数は601。