24日の日経平均 18333.41円
11月24日大引け18,333.41円前日比+170.47円出来高概算23億6,753万株ドル円相場1ドル=112.66円長期国債先物価格=150.44円JGB5Y=-0.090%(+0.005%)JGB10Y=0.030%(+0.005%)JGB20Y=0.495%(+0.010%)JGB30Y=0.640%(+0.015%)(15:00現在)本日の日経平均は6営業日続伸。ドル高円安進行を受け買い先行でスタートしたものの、その後は売り買いが交錯し、日経平均は18,300円台半ばでもみ合う動きが続いた。日本の休場中に円が対ドルで112円台まで下落したことを好感し、朝方の日経平均は18,300円台まで上昇して取引を開始。寄り付き後は、利益確定売りをこなしながら高値圏で推移した。ただ、急ピッチな上昇に対する警戒感も根強く、後場に入り一段高となった後は次第に伸び悩む展開となった。大引けにかけても小動きが続き、結局、170円高の18,333円で取引を終えた。物色面では、JFEHD(5411)や神戸鋼(5406)などの鉄鋼株、トヨタ(7203)やマツダ(7261)など自動車株の上昇が目立ったほか、住友鉱(5713)や三井金(5706)などの非鉄株、住友不(8830)や三井不(8801)などの不動産株も堅調に推移した。また、ミツコシイセタン(3099)やJフロント(3086)などの百貨店株が買われ、村田製(6981)やアルプス(6770)などの電子部品株も強含みで推移した。個別では、良好な米民間航空機・部品受注額を受け、川重(7012)が大幅高となったほか、投資ファンドによる株式の大量取得が伝わったハピネット(7552)も急伸した。また、米投資ファンドによるTOBの正式発表を受け、カルソカンセ(7248)がストップ高買い気配のまま取引を終えた。半面、塩野義(4507)や武田(4502)などの医薬品株、明治HD(2269)や森永菓(2201)などの食品株が冴えない動きとなったほか、信越化(4063)や日産化(4021)などの化学株も軟調に推移した。個別では、イーライ・リリーのアルツハイマー向け新薬失敗を受け、類似品の開発を行うエーザイ(4523)が連想売りに押されたほか、本日が公募・売出株の受渡期日となったトランザクショ(7818)が需給悪化懸念で急落した。値上がり銘柄数は1,157、値下がり銘柄数は720