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2011.08.30
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こちらは 子どもとの関わり方ワークショップ の準備のためのやり取りの中で上村先生からいただいたメールの抜粋です。

DVは今回のワークショップのテーマではありませんが 関連性もあり とても心打たれたのでそのままこちらに掲載させていただきます。

最後の部分、私へのことば、掲載を迷いましたが 本当にこれが第一歩。
ここから 各地でどんどん広がって行ってほしいという思いもあり、そのまま掲載させていただきました。

クラブクラブクラブクラブクラブクラブクラブクラブクラブクラブ

こちらは 子どもとの関わり方ワークショップ の準備のためのやり取りの中で上村先生からいただいたメールの抜粋です。

DVは今回のワークショップのテーマではありませんが 関連性もあり とても心打たれたのでそのままこちらに掲載させていただきます。

最後の部分、私へのことば、掲載を迷いましたが 本当にこれが第一歩。
ここから 各地でどんどん広がって行ってほしいという思いもあり、そのまま掲載させていただきました。


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以前、DV加害者の支援ワークショップの中で、ある男性が、「パートナーに本当に申し訳ないと思っています。自分の心を見ると本当に荒れれて苦しい。なんとかしたい。でも、どうしていいかわからない」といっていました。

 もちろん、加害行為は絶対許されるものではありません。でも、その人もその人で葛藤し、もがき、苦しんでいる。加害者の支援をすることは時には疑問視されることもありますが、でも人が苦しんでるなら、なんとかしたいと思うなら、私は、その人をサポートしたい。そうすることが本当に責任を取るということにもつながるから。

 そして、人はみんな苦しんでる、DVの加害者も、虐待をしてしまうお母さんも親も、非行を繰り返す少年も。そして、いつも教室や仲間の前で、叱られたりみじめな思いをしたり、注意されたことを何度も繰り返す発達障碍を持つ子どもも、苦しみ、悩み、葛藤している。なんとかしたいと思ってる。なんとかしてほしいと思っている。

 かつて施設で関わったADHDの、かなり暴力行為や加害行為で問題視された子どもは、叱っても話しても、へらへら笑っていた。でも、話を続けると笑いながら涙を流していた。
 ある日、大いに怒ってしまったあと、彼は本当に泣きながら言った。「じゃあ、なんで俺が小さい時助けてくれなかったの?俺がいじめられてたとき来てくれなかったの?」と。

 その子は、上の子たちから散々いじめられていた。ADHDの特徴を持ち、上級生にとって「生意気だった」その子は、格好の攻撃の的だった。
 当時は発達障碍という概念もなかったので、その子に何度も手を焼いていて、また上の子に「生意気な」態度をとるその子に対し、当時の職員は、いけないことだと分かっているが、黙認していた部分もあった。
 その子にしてみれば、何かしたら上の子に殴られるし、泣いたらまた殴られるし、嫌がったらよけいひどくなる。感情を押し殺すか、ただ笑うしか生き残るすべがなかった。

 多少の程度こそあれ、そういう子どもたちは世の中にはたくさんいると思う。そしてその子が治療の過程でよく言った言葉も「じゃあ、どうすればいいの!」。
 加害行為をしてしまうおとなも、きっとそういうことが解決されず積み重ねられてきたかつての子どもだと思う。
 その子も、関わり方を間違っていたら、昔ながらの「指導」的なやり方であったら、大きくなって加害側になってたかもしれない。(今は毎日元気に高校に通っている)

 そして、関わる側、親も苦しんでいる。当時、彼に対してきつく当たっていた職員も、黙視していた職員も、本当に一生懸命関わった結果、疲れ、疲弊し、次第にその子にネガティブな感情を持ってしまい、疎ましく思うようになった。そして、離れた場で話を聞くと、職員として、人間として悩んでいた。中にはそれが原因で自信がなくなったり、自分を責めたりして辞めていった職員もいた。

 負の関わりは連鎖する。その人の意図が、最初はよいものであっても、負の影響を受け続け、それが解消されないまま蓄積されると、自分もネガティブなものを出してしまう。そして自分を責めて苦しむ。悪いのはわかっている。みんなお互い苦しんでいる。しかし指摘されると「じゃあ、どうすればいいの!」と思う。
 そして続いていく負の連鎖。

 私はこの負の連鎖を断ち切りたいと思っている。みんなが意図しないところ続いてしまうこの連鎖をとめ、本来持つ「正のつながり」に変えていく手伝いをしたい。本来持つ「正のつながり」というのは、性善説とかそういうのではない。でも、赤ちゃんが生まれたときお母さんを求めて泣くじゃない。小さな手で、指を握ってくるじゃない。きっと優しく抱っこされたい、どんなことがあっても抱えられたい。そして親はそれにこたえたい。それが誰にでもある人は人とつながりたい、という根っこだと思う。

 負の連鎖があるなら正の連鎖もある。それを地道に目指していきたいと思う。それが私の役割だと思っている。専門的に関わった者の責務でもある。すこしでも世の中の家庭が、お母さんが、子どもが、子どもとかかわる人が安心して暮らせる、気持ちが楽になるように。

 そして、その第一歩のワークショップをミッキーが企画してくれたことを本当に感謝している。理解してくれるミッキーでよかったと思っている。
 小さな一歩かもしれないけど、ここから歩んでいきたいと思っています。





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Last updated  2011.08.30 21:31:43
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