トランの空論
どうも。放置しっぱなしTranzistです。久しぶりに書かせていただこうと思います。これからはもう少し更新頻度を増やしていこうかナァとも思ってますが、何分気分屋なもので本当に増えるかどうかは不明です。今回から「カテゴリ」を増やしてみました。その名もずばり「トランの空論」このコーナーでは、Tranzistが時々感じるあまり使われないスキルについての活用方法をTranzistの感じるままに論じてみようっていう企画です。机上の空論でしかないので、使えないこと申し分ないくらいですが、時々こういうことを考えるとまだまだ楽しいんじゃないか、って感じで適当に読んでみてください。第一回は、祈祷について。・・・なんかすでに、「そんなスキルあったっけ?」って声が聞こえてきますが、気にせずに進めます。ちなみに、祈祷ってこんなスキルです。言わないと知られてないBISの2つ目のチャージスキルですね。BISのチャージスキルには、他にも「祈り・敬拝・賛美」とあり、それぞれにチャージ+付加能力(祈りを除く)がついてます。その中でも今回は「祈祷」に目を向けてみよう、というわけですね。その祈祷、気になる付加能力は↑の画像を見てもらえば分かるように、「各種状態異常抵抗増加」さて、ここらで詳しい数値を調べるために情報系サイトさんにお世話になりましょう。Tranzistがよく使わせていただいているのはラキシスさんの運営しているマジカルアーチャーズ&運ランサー-引き継ぎデータ置き場-です。さて、早速確認してみると、SLv50時点において、・全異常抵抗力 +70%(SLv1ごとに0.5%上昇)・持続時間 40秒(SLv1ごとに0.6秒上昇)まだ、色々とありますがほかについては、後で述べることにしてまずはこれの使い道をば。ここ最近、異常系抵抗の重要さというのは皆さん身をもって体感しているのではないかと思います。狂気に始まり、補助はがしや、フリーズ、コールド、暗闇、混乱、etcetc.....これらの状態異常は、かかるだけでGvにおいてかなり不利な状況を作り出します。そこで、Gvに出る人はほとんどが状態異常抵抗を集めだしているわけですが、『ネクロマンサー』の「死の香り(以下、死香)」(SLv50時点、全異常抵抗54%低下)『プリンセス』の「フラワーシャワー(以下、花投げ)」(SLv50時点、全異常抵抗17%低下)というスキルのおかげで、平均的な人々は異常系・低下系・呪い系抵抗を150%↑ずつくらいそろえる羽目になっています。これって、結構厳しいんですよね。低下系・呪い系は最大75%(DXを除く)、異常系にいたっては最大35%(DXを除く)。上流階級の全異常抵抗DXなんかを装備できる人はまだ、装備に余裕があるのでしょうが、これら全部をそろえようとすると、どうしてもHP効率やらCP効率なんかを削ってしまう、という事態に陥りやすくなります。そこで、祈祷です。40秒間、全異常抵抗+70%。これなら、ネクロの「死香」をくらうとどうしても100%を切ってしまう人でも異常系の維持ができ、状態異常にかかりにくくなります。RED STONEの上昇・低下は、・上昇に対して低下は(低下を)「上書き」・低下に対して上昇は(低下を)「打ち消し」という対抗関係になっているようなので、「死香」をくらっても、祈祷で±0に。おお、なんかこれだけ見るととてもいいスキル。さて、ここまでが良い点。次にスキル性能上の問題点を挙げることにしましょう。まずは、祈祷のその他の条件を確認します。祈祷SLv50時点・消費15獲得90 実質獲得75(SLv1ごとに獲得0.2上昇)・速度(frame) 22.5(SLv1ごとに0.15減少)・効果範囲距離 4.5mさて、ぱっとみても雲行きが怪しくなってきました。消費・獲得については、チャージスキルとして使用する場合、重要になってきますが今回は、「全異常抵抗上昇スキル」としてこれを見ていますので、あまり問題としないことにします。といいたいところなんですが、「全異常抵抗上昇スキル」とだけ考えてSPを振れるほどSPに余裕のあるBISはあまりいないので少し考えて見ます。獲得75というのは、PTHがLv1でも消費95であるためなかなか厳しいものがあります。PTHをLv30くらいまで上げると考えると、消費240。祈祷3回でPTH1回です。また、ブレスがLv50時点で消費90、エビルが115ということを考える必要があります。Gvでは青ポ、という考え方もありますので、獲得を気にしないのであれば、大丈夫かもしれません。次に、速度。22.5っていうのは、速度としてはかなり遅いものであることは理解できると思います。どれくらいおそいかっていうと、巷でラグるラグらないの境界といわれる5フレパラ5frame攻撃のパラレルスティングって意味ですがそれに対して、祈祷は22.5frame。1.0秒武器で、速度装備なしでも16frame攻撃。これを、対ネクロで考えてみましょう。ネクロは武器が自由です。ただほとんどの人がある片手剣Uに飛びつきます。それがブラッドウィスカー(0.75武器)ですね。0.75秒武器は、速度装備なしでも12frame攻撃。祈祷で対抗するには、最低でも12frameまで速度をあげないと、一人を集中的に殴られた場合死香の効果が消えることがありません。では、12frameまで祈祷を上げるにはSLvはいくつ必要なのか。調べてみると、SLv100でも 15frameOh.....ヽ(℃゚Mノどう考えても厳しいですね。っていうか無理ですね。すでに、「使えねぇよこんなの」的な空気を感じつつも、効果範囲について。4.5メートルです。以上。と、冗談は置いておいて、こちらで参考にさせていただくサイトは、teajuさんの運営するteajuとphyriaとロマンスの女神です。こちらのサイトの検証はかなり参考になるものばかりです。さて、このサイトさんによると、RED STONEの画面は横8m、縦12mの範囲で表示されているようです。これから考えると、横方向には画面外0.5mずつ、縦方向には画面内1.5mずつの範囲で描いた楕円が効果範囲となります。どうでしょう、この距離。ちなみにエレメはSLv50時点において効果範囲13.5mという、実に画面の2倍の範囲を誇ります。ちなみにアーチはSLv50時点において9mとエレメに比べて少し短めですが、画面内はカバーします。これを考えると敵味方入り乱れてのGvにおいて、効果範囲4.5mというのは少し短いかもしれないですね。と、ここまでスキル性能上の悪い点を述べてきました。性能上の問題点と一部重複しますが使用する上での問題点を述べてみましょう。まずは、箇条書きすると、こんな感じ。・速度が遅いため、打たれ弱い。・速度が遅いため、回復の反応が鈍る。・範囲が狭く、速度が遅いため使用には場を読むことが必要になる。まず一つ目。上でも述べたとおり、速度がLv50で22.5と遅いため、使用中に殴られようものなら、即スキル中断です。粘着されていると使用できない、というのは結構なデメリット。次に二つ目。これも先ほどと同じように、速度が遅いため、使用中にメンバーがかなりの集中砲火を浴びてしまった場合回復スキルを出すまでに時間をかなりロスしてしまうことになります。最後に三つ目。範囲が狭い、速度が遅い。戦場では、一刻を争います。戦場は変化が激しく、戦況も秒単位で変化します。使用するときには、相手のネクロ・プリがどのような動きをしているかを観察しながら、効果的に使用する必要があり、戦況によっては使用を諦めて回復に徹するという必要もあります。さて、結論。祈祷は使えないスキルはい。ごめんなさい。長々しくやっときながらごめんなさい。BISって難しいですよね。他職もまぁそうなんですけどBISの場合はギルドメンバの内容によってスキルが活きたり死んだりしてしまう。SLvがどんなに高いエレメを持っていたとしても、それが本当に活きるのは範囲魔法職が寄り集まったとき。確かに、SLvの高いエレメは効果範囲・元素抵抗上昇の点で見ても優秀です。Tranzistは今SLvが85ありますが、これを効果範囲で見ると20.5m 3画面分、元素抵抗で見ると100%上昇、とかなり広範囲・高上昇なのですが、やはり何より一番活きるのは純粋属性攻撃上昇90%を活用してくれる魔法職がいたときだと思います。同様に、祈祷もそれが活きるのは攻撃のために少しだけ抵抗を犠牲にしたギルメンがおりまた、護衛的な役割を果たすギルメンなどがいる場合のみ。それ以外の場合においては、チャージ量で賛美に劣り、速度で祈りに劣るというとても中途半端なスキルに成り下がります。SLvを上げていくとLv73で速度も賛美が優位になりますしね。なんか、祈祷を使うことを考えていると、「状態異常抵抗を揃えてないことをよしとして良いのか」みたいなことも考えたんですが、そこはやっぱりギルドごとの方針かなぁという結論に。まぁ、結局、活用するのは無理に等しいスキルなのだけれどもwwということで今日はこの辺でノシ