ブロードウェイミュージカル ピーター・パン
開催日:2023.8.18(土)12:00開演場所 :上田市交流文化芸術センター サントミューゼ大ホール(1,650名収容)ブロードウェイミュージカル ピーター・パンに行ってきました。プログラムミュージカルナンバーズM1 ブロローグM2 心優しい羊飼いM3 雄叫びM4 ネバーランドM5 アイム・フライングM6 パイレーツ・マーチM7 フックのタンゴM8 モリビトダンスM9 ウェンディM9A ウェンディ(リプライズ)M10 フックのタランテラM11 大人にならないM12 ミステリアス・レディM13 地下の家M14 血の兄弟M15 遠いメロディM16 フックのワルツM17 雄叫び(リプライズ)M18 心優し羊飼い(リフライズ)M19 大人になりますM20 フィナーレ/ネバーランド(リプライズ)レポート1,800円にてパンフレットを購入し、ストーリー、キャスト、リハーサルシーン、歴代公演資料といったピーターパンとは?について予備知識を得た訳ですが、ミュージカル初鑑賞ということもあって、歌と踊り。そして劇をこれだけのクオリティーでまとめあげた公演に大いに感動しました。また音楽監督が宮川彬良氏ということで、そこもこのミュージカルの音楽が素晴らしい理由の1つなのかもしれません。さらに特筆すべきは、ワイヤーを使った空中遊泳ということで、ステージ上でピーターパンとウェンディたちが。そしてラストでは客席中央までピーターパンが飛んで妖精の粉を振りまくという夢のシーン。また後半ではキャストが客席に降りてくるシーンがあり、それこそピーターパンとも手が触れ合いそうなほど接近するというちょっとドキドキのひとときもありました。あとはラストシーンで、大人になったウェンディはネバーランドへは行くことができないという事実…。ピーターパンは大人になりたくないからネバーランドから離れない訳ですが、現実世界では好むと好まざるにかかわらず人はいつまでも子供ではいられない…。大人になってしまう訳で、そういった意味で人間にとっての子供時代の何年かという時間は何と貴重なものか!と思わせられました。まとめ途中2回の休憩を挟み、3部構成にての公演でしたが、ピーターパンのストーリーは広く一般的に知られていることから、聴き手はそのストーリーをどんな解釈でどういった演出を持って。そしてキャストがどんなふうに演じるのか…ということに期待することになろうかと思いますが、キャストで言えばピーターパン役の山﨑玲奈氏はアニーの主役も務めた実力は折り紙付きとは思いますが、16歳の若さあふれるエネルギーでステージをかけまわり、本当にカッコイイピーターパンだなと思い、先ほどの話ではないですが16歳という子供時代の貴重なひとときをミュージカルピーターパンに全力で取り組むという素晴らしさも感じました。率直なところ、予定さえつけばもう1度同じ公演を見てみたいと思わせるような素晴らしさがあり、ほんとうにチラシのキャッチフレーズ通り、この夏の良い想い出にすることができました。