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カテゴリ:一般公開・見学会・工場見学
茨城県つくば市の、研究施設などが集まる一角に本部を構える「国土交通省国土地理院」。敷地内には「地図と測量の科学館」という広報施設がありまして、そこを見学した様子を前回からお届けしております。
館内には、国交省の外郭団体で国土地理院刊行地図や読図用品などを扱う「日本地図センター」の売店が入っています。地図関係の書籍やグッズなどが豊富に揃い、あれこれ眺めていると、アンケート回答の依頼を頂きました。 現在地形図は等高線が茶色の単色、道路は国道が褐色でその他は2本線~破線…などとなっていますが、これらを変えようという試行が行われているようです。実際に、等高線を赤(ピンク)にしたり緑色にしたり、高速自動車国道を緑色で表記したり、国道の番号表示を「おにぎり」で表示したりした地形図が置かれてあって、見比べて意見を聞かせてほしいというものでした。 しげしげと8枚の試作図を見てアンケートに回答したところ、 謝礼としてなんと 地図と測量の科学館 _08 posted by (C)Traveler Kazu 試作図を1セットまるごと頂戴してしまいました 切手と並んで芸術品ともいわれる「地形図」ですが、私は実用品として購入しているのでコレクションはしていません。けれども、なんといってもこれは「試作図」。下部にはカラーマークがあり、凡例欄には「試作図」との表記もあり。これは貴重なので、大事に保存したいと思います。 まあ、図幅名が「高知」5枚と「槍ヶ岳」2枚(インクの色などが異なる計7枚)なので、秋田住まいの私にはまったくもって実用に供さないものですが。 地図と測量の科学館 _09 posted by (C)Traveler Kazu ご参考までに、市街地の建物が赤で表示されている1:25000試作図「高知」と、現行の1:25000「秋田西部」を並べてみました。 この1:25000試作図については、暇があれば当ブログでも深く検討したいと思います。 地形図のほかにも 地図と測量の科学館 _10 posted by (C)Traveler Kazu 日本地図センターの機関紙「地図中心」の特製手拭いを頂戴しました 地図と測量の科学館 _11 posted by (C)Traveler Kazu 一面に地図記号がびっしり印刷されていて、各記号の解説も同封されていました。 貴方はいくつ解りますか??? あと、もらってばかりでは申し訳ないので、国土地理院敷地を描いた絵ハガキセットを買い求めてきました。 訪問日 2013年7月1日
次回、つくば市を出発し、常磐道を北上します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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