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カテゴリ:秋田市 勝手に観光案内
前回に引き続き、秋田の高尾山からの眺めをご紹介します。
今日は「望遠編」。80-200mmのズームレンズで切り取った山々の風景です。 高尾山 01_04 posted by (C)Traveler Kazu この辺は、「雄物川」が幾度となく流れを変えた場所です。現在では治水事業により大きく氾濫することは稀ですが、太古の昔からの川の流れの跡が手に取るようにわかります。木々が生い茂っているところが川べりだったところ、その間の帯状に水田になっている部分が流路跡か後背湿地かのどちらかです。 高尾山 01_08 posted by (C)Traveler Kazu 秋田市雄和新波。 かつて大正寺村の役場があったところです。 その後雄和村(雄和町)に合併、さらに2005年から秋田市になりましたが、現在でも秋田市の大正寺連絡所、大正寺小学校、大正寺郵便局、スーパー(Aコープ大正寺店、マルエー大正寺店)等がある雄和地区南部の中心です。奥羽本線四ツ小屋駅から来るマイタウンバスも、このへんが終点です。 しかし住所は「大正寺」ではないというところが、ややこしいところです。 ※マルエー:秋田市内に展開する「ジェイマルエー」の小型店舗 視線を少々遠くへ移してみましょうか。 高尾山 01_02 posted by (C)Traveler Kazu 台形の形状をしていますが、テーブル型の山ではありません。 神宮寺・大曲の「大平山」(通称:姫神山)と一連の山々です。秋田新幹線「こまち」に乗ると、大曲~神宮寺にかけて車窓西側(東京行きでは右手)に、ピラミッドのような特徴ある三角形の山が見えます。 写真を撮っているこの高尾山も、見えるこの大平山も教科書ではまとめて「出羽山地」と紹介されます。 高尾山 01_07 posted by (C)Traveler Kazu 山々の手前の集落は大仙市の刈和野でしょう。「ユメリア」や西仙北高校の校舎が見えます。ギバちゃんの故郷で、今またあそこにお住まいです。 さらに奥に目をやると、奥羽山脈「和賀岳~真昼岳」です。 あの山域はマタギが狩りに入る以外、人の手があまり入っておらず、原生的自然が15000haも残っているそうです。 あの山中のどこかに、推定樹齢700年以上の日本一のブナ、推定樹齢800年以上の日本一のクリが生育しているそうです。 高尾山 01_06 posted by (C)Traveler Kazu 左手(北側)に秋田駒ケ岳と思われる山も見えました。だいたい40年スパンで噴火している火山ですが、前回の噴火から40年以上経っています。巨大地震の後、注目を集めた火山の一つですが、いまのところ静穏です。気象庁が特別な観測速報体制を敷いている火山のひとつです。 これらの山々の向こう側は、岩手県になります。 次回は高尾山の由利本荘市側「亀田不動滝」をご紹介します! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月21日 13時36分43秒
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