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カテゴリ:秋田市 勝手に観光案内
秋田市の秋田駅前・市の中心部にある城跡公園「千秋公園」を散歩した日の様子をご紹介しています。前回ご紹介した「本丸」から再び「二の丸」に戻って、春には盛大な観桜会が開かれる二の丸の広場を通過して奥の方へ行きました。
胡月池 大賀はす 01 posted by (C)Traveler Kazu 前回の記事の最後にご紹介した展望写真に写っていた「胡月池」にやってきました。ここには、千葉県の泥炭層の下から発見された、およそ2000年前のハスの種を開花させた「大賀ハス」が栽培されています。もとは公園の一番外側にある広小路沿いのお堀に大々的に自生しているハスが「大賀ハス」とされていましたが、どうやら交雑済みか他品種らしいという研究成果があがり、純粋な「大賀ハス」の蓮根を取り寄せて鉢植えしているそうです。 千秋公園の 胡月池 01 posted by (C)Traveler Kazu この池には噴水や石灯篭もあって、小さい池ですが情緒があります。 千秋公園の花壇 01 posted by (C)Traveler Kazu 花壇がありまして、手入れがきちんとなされています。マリーゴールドのような花が咲いていました。 1972年まで、この辺に動物園があったそうです。何せ私の生まれる前の話でよく分かりませんが、小さな動物園ながらもライオンが脱走するという事件を起こしているようです 参考資料→「ライオンが殺された日」(川端たぬきさんのブログ「二十世紀ひみつ基地」へリンク) 彌高神社から千秋トンネル交差 01 posted by (C)Traveler Kazu 児童動物園跡の脇を下る坂は、千秋城下町交差点(県道28号と市道千秋トンネル通りが交わる)の直前に出る坂です。 (ここに出ます:googleストリートビュー) 彌高神社 posted by (C)Traveler Kazu 彌高神社(いやたかじんじゃ) 公園として使われている城跡エリアの中では一番奥の方に鎮座する神社です。 国学者平田篤胤(ひらたあつたね)を祀ったのが最初だそうで、平田篤胤と思想家佐藤信淵(さとうのぶひろ)を祭神としている神社です。神社の創建は明治になってからだそうですが、建物自体は江戸時代の建築を移築したもので権現造ということです(これはWikipediaより)。 初詣の人出では毎年、高清水公園(古代秋田城の跡)にある護国神社とともに、市内では参拝者数2位3位を争う人気となっています(1位は広面の太平山三吉神社総本宮で、毎年ぶっちぎりの全県1位)。 標柱で分かるように、近代社格制度では「県社」でした。 彌高神社 posted by (C)Traveler Kazu 神社敷地の裏手には、秋田では珍しい竹林があります。 以前、竹林はもっと暖かい地域に分布し秋田には存在しない…という話を聞いたころがありますが、ご覧のとおり。太平山三吉神社総本宮の参道脇にも小規模な竹林があります。神社とセットの植物なんですかね? また、ここには彌高神社の直会殿を改装し彌高神社の関係会社「イヤタカ」が経営するフレンチレストランがあり、レストランウエディングが人気のようです。 門のところからちょっとだけ中を伺ってみたところ、結婚写真のご準備をされていたので、撮影は遠慮させていただきました。 現在地はこの辺です→google 地図 秋田市千秋公園へのアクセスガイド 列車・バスでのアクセス JR東日本(秋田新幹線「こまち」・奥羽本線「つがる」「リゾートしらかみ」・羽越本線「いなほ」・男鹿線)「秋田駅」下車。西口より徒歩7~8分程度で公園の最寄りの入口に到着。 バスは、秋田駅西口より乗車し、次の「千秋公園入口」下車。所要時間は2分ほど。 マイカーでのアクセス 秋田自動車道「秋田中央IC」料金所より直進、市街地に入り「秋田中央道路」(トンネル)経由。所要10分ほど。「秋田中央道路トンネル」は途中の「中央街区(エリアなかいち)」で流出し、園内黒門の坂の上にあるコインパーキングか、「なかいち駐車場」など近隣のコインパーキングを利用。 ※「三井のリパーク秋田脳研センター」は患者優先のため駐車料金が高いので注意のこと。 リッチモンドホテル秋田駅前 1階の「和食 神楽」は「イヤタカ」が運営。 夜は秋田の郷土料理と地酒を、朝は元気モリモリのおいしい朝食を… 次回は、御隅櫓から鐘楼の方へ廻りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月06日 12時22分19秒
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