|
カテゴリ:秋田市 勝手に観光案内
「千秋花火」と同じ日の同じ夜、お隣の「大町」では、夜祭りが開催されていました
「千秋花火」の見物が終わり、車を大町4丁目(旧・茶町梅ノ丁)で空いていた三井のリパークに停めていたのでそこまで歩いて戻って行ったところ… 川反通りから、アジアンな音楽が聞こえてきました 何だべ~?と寄り道してみることに (旧)川反四丁目にある駐車場を貸し切って特設ステージが設けられていました バリ舞踊の「ギリ・クンチャナサリ」というのだそうです。 体をとにかくクネクネさせているミステリアスなダンス。 踊っている人は日本人で、近くのコミセンで練習しているそうです。 4人ほどいらしたので、サークルみたいな活動でしょうか。 川反は秋田県・秋田市随一にして、仙台の国分町に次ぎ東北2番目の歓楽街なはずなのですが、最近は閑古鳥が鳴くことが多く心配なところ、ステージの前には道路を埋め尽くす黒山の人だかり バリ舞踊が終わるころ、右手(北側・三丁目の方)から賑々しい掛け声が近づいてきました 御神輿がやってきました 秋田では御神輿が担がれているところはなかなかお目にかかりません これは、秋田市八橋(やばせ)にある、日吉八幡神社の御神輿だそうです。八橋は久保田城下の一番端である寺町よりも向こうの地域で、川反からは遠いのですが、久保田城下外町の鎮守であったということで、この地域にも御神輿が練り歩くわけです。 しかも、担いでの神輿渡御は担ぎ手不足で途絶えていたそうですが昨年復活し、この川反地区を担いで練り歩くのは33年ぶりだそうです 歴史的な瞬間に出会いました ソイヤソイヤ!と掛け声も威勢よく、御神輿は通過してゆきました。 (予定ではここで停まって紹介があるらしかったのですが、そのまま行ってしまった…) 御神輿が行くと、続いては川反夜まつりではほぼ恒例となった伝統芸能の披露が始まりました。 西馬音内盆踊り 秋田県内陸南部の雄勝郡羽後町「西馬音内(にしもない)」というところに伝わる、これまたミステリアスな盆踊りで、もちろん国指定重要無形民俗文化財となっております。 地元観光協会のサイトを読むと、もとは豊穣祈願、後に亡者踊り(供養)の要素が加わり、現在のようなスタイルに。現在の体裁が整ったのは、昭和10年(1935年)に県の推薦で東京公演を行った時だということです。 なにがミステリアスか?? 踊り手は顔を隠して踊る奇妙な風習があるのです。 編み笠または彦三頭巾(ひこさずきん)と呼ばれる真っ黒の覆面で顔を覆い隠し、見物人からは踊り手の表情が窺い知れないようになっています。 また、豆絞りの浴衣か端縫いの着物も特徴です。特に端縫い(はぬい)は、着物の生地の切れ端を縫い合わせて着物を仕立てたのがもともとで、現在では羽後町のシンボルともなっています。 こちらもどうぞ道の駅うご「端縫いの郷」で「西馬音内そば」&「羽後牛コロッケ」&「うごじぇら」♪(2017年記す) なお、お子さんの踊り手は、顔は隠さないようです。 女の子がひとりだけいました。 踊りはゆっくりで優雅ですが、振りは結構大きいです。 対して奏でられる囃子は威勢がよく、踊り手からの掛け声も大きかったりします。 ひとり、男性の踊り手で、ものすごく威勢の良い方がいました 秋田音頭のようなお囃子から始まり(歌詞は違ったと思う)、3曲ほどの披露を楽しみました JRの「トランスイート四季島」や「カシオペアクルーズ」がツアーを組んで見物に行くほどの人気の盆踊りなので、今度はぜひ現地で見てみたい さて、西馬音内盆踊りが終わったところで、川反通りの奥のほうへ少し進んでみました。 夜の川反に来るのは何年振りだろう (車なので料飲店には入りませんでしたけど…) 以下、次回!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[秋田市 勝手に観光案内] カテゴリの最新記事
|