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カテゴリ:秋田県のジオパーク
今回の鳥海山麓ドライブツアー、最終目的地はこちらです。
法体の滝(ほったいのたき) 迫力をお伝えしたくて、わざと画像を大きいままにしました 法体の滝は、鳥海山麓エリアの中でも山深い、由利本荘市鳥海町の「百宅」(ももやけ)というところにあり、秋田県側の鳥海山エリアでは「奈曾の白滝」「白糸の滝」と並ぶ有名な滝です。 季節によって水量に大きな差があり、Google Mapには「紅葉で名高い丘の中腹にある小さな滝」とのコメントがつけられていますが、ところがどっこい!雪解けの5月の水量はご覧の通り。川原に佇んでいる男性お二人がちっちゃくみえるスケールです。 この画像をスクロールなしでご覧になりたい方は→こちら この迫力を、「小さな滝」とは言わないですね 重低音が響いていました。 手前ではレストハウスをがっつり解体中 今回は「鳥海 猿倉温泉 ホテルフォレスタ鳥海」の方から山越えで、普通法体の滝を見に行くときに通行する経路とは逆方向から到着したので、到着寸前、運転中いきなり視界に滝が飛び込んできました 山奥とはいいながら有名スポットなので、若い人たちが結構遊びに来ていました。 公共交通は通じていませんが、マイカーがあれば気軽に来れます。 それから… 「法体園地」というキャンプ場になっており、周囲に民家はないので、流行のBBQを楽しめるとあって、若い人たちが大挙訪れているわけですね。トイレや炊事場も完備です。秋田県民なら「なべっこ遠足」(BBQと同じく野外調理のアクティビティだが、焼肉ではなくきりたんぽ鍋や芋煮等を楽しむ)でも楽しみましょう。 ※かまど以外の場所では直火禁止 秋田県名勝及天然記念物の碑。 秋田県の県指定名勝と天然記念物の第1号だそうです。日本の滝百選にも入っています。 けれども、かつて地元紙の読者投票により選定された「観光秋田三十景」(1952年)と「新観光秋田三十景」(1977年)は、どちらも選外となっているようです。山奥過ぎたのでしょうかね~。 対岸の茂みの中に吸い込まれるように赤い吊橋が架設されています。 川の水量も豊富ですが、別の谷からの流れと滝つぼで合流しているので、この流れの全量が法体の滝を流れ落ちてきたわけではありません。 ちなみに地理院地図(地形図)を読むと、法体の滝は「上玉田川」にかかり、滝つぼで合流してくる川は「下玉田川」、そして、合流点より下流が本荘の河口までつづく「子吉川」となっているようです。 (違っていたらすみません) また、すぐ下流では国管理の大型ダム「鳥海ダム」の建設が進められていますが、法体の滝には影響がない計画となっているそうです。 吊橋自体は特に何の変哲もない観光地の吊橋ですが、この橋を渡ってゆくと、下からでは拝めない法体の滝の別の姿を眺めることができます ただし 東北ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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