秋田市雄和の県道(主要地方道)に架かっている古いトラス橋です。
種々の検索資料によると、昭和34年に完成した長さ245mの橋です。
雄物川に架かっていますが、幅員は2.6mしかなく、大河を渡る橋としては渡るときの恐怖感を少し感じます。
秋田空港と由利本荘市や岩城IC(日東道無料区間の北端)を結ぶ最短ルートで交通量が多いのですが、狭小なほか、背の高いトラックはトラス部材に引っかかる恐れがあるという高さ制限があり、さらに歩道もない上に老朽化が進んでいるため、現在、新橋の建設工事が進んでいます。
奥に、水色にみえるのが新橋の建設工事。
現在の水沢橋は橋自体の構造・老朽化の問題のほかに、古い時代の橋やトンネルに特有の「前後が急カーブ」(ここは左岸側だけですが)という道路線形の悪条件も改善されます。
特に冬場はスリップして雄物川に転落してしまうのではないかとヒヤヒヤしますので
「橋梁新聞」によると、新橋の完成は2022年とのこと。
古のブリッジを渡れるのも、それまでです。