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カテゴリ:関東 勝手に観光案内
全長は1.6kmもある、全国的にみても大きな規模の地下壕です。
館山海軍航空隊 赤山地下壕 一部が公開されているので、バスを途中下車して立ち寄りました。 受付場所は赤山地下壕入壕口のすぐ隣にある「豊津ホール」という施設です。 (前回の記事参照) 館山市の公式ページによると、1944年から工事が始まり、1945年終戦の日まで掘られ、未完成で終わったことが明らかになっているそうです。 「自力発電所跡」。現在の呼び方にすると、「自家発電」あるいは「非常用発電機」といった目的でしょう。 画像では見切れてしまっていますが、この空間の左にくぼみがあり、発電所作業員のスペースだったそうです。 その奥は、今度は急に狭くなっています。 ノミの跡がすさまじいですね。 いや、時代的には削岩機かもしれません。 これは美しい。でも、一人だとちょっと怖いかな? 2人で入壕したので安心。 ※他に、現地ガイドさん同行のグループもいました 公開エリアの中では、かなり奥まで来ました。ほぼ終点に近いです。 ぱっとググってみたところ、赤山地下壕で見られる地層は「鏡ケ浦層」という地層のようです。 一緒に洞内にいた他のグループのガイドさんが、戦後進駐軍が落書きしたのかもしれませんね~…と解説されていました。ただ、説明看板は無いので、推定の域を出ないものなのでしょう。 公開されている区域はここまでです。 キノコ栽培跡の先は外ですが、フェンスで仕切ってあり、抜けることはできません。 もと来た順路を戻りますが、一部、経路が2手に分かれているところもあり、違う経路で入口まで戻るのも良いです。 館山市指定史跡 館山海軍航空隊 赤山地下壕跡 千葉県館山市宮城192-2 料金・時間や入壕出来ない日については、館山市公式「赤山地下壕見学のご案内」をご覧下さい。 見学所要時間ですが、今回は、バスで着いてから受付、壕内見学し、お手洗いをお借りしたあと、ちょうど1時間後のバスに乗りました。 列車・バスでのアクセス JR内房線「館山駅」東口より、JRバス関東「洲の崎線」(休暇村館山前、伊戸漁港、平砂浦海岸、相の浜ゆき)または日東交通館山市内線(館山航空隊前ゆき)に乗車し、10分少々、「宮城(みやぎ)」下車。 敷地の入口目の前に停まります。 さらに、東京駅八重洲口からのJR高速バス「なのはな号」のうち、「休暇村館山」発着便も停車します。 余談…現地では気が付きませんでしたが、宮城バス停のポールは、片面がJRバス、もう片面が日東交通で共用になっているようです。片面ずつというのは珍しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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