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カテゴリ:関東 勝手に観光案内
千葉県館山市にある、安房国一宮「安房神社」。
洲崎灯台方面から「洲の崎線」のバスで来ると、終点「相の浜」バス停から徒歩10分位で到着 ※今回は赤山地下壕や洲崎灯台、洲崎神社を見てから到着したので、バスは遠回りの「洲の崎線」を使いましたが、館山駅から直行したい場合は「南房州本線」に乗って行くと所要時間は短く、さらに「安房神社前」というバス停があります。 官幣大社安房神社 「官幣大社」とは、明治以降、おおむね終戦直後まで用いられていた、神社の格のこと。 Wikipediaによると、「官社とは、祈年祭・新嘗祭に国から奉幣を受ける神社」「官社は神祇官が祀る官幣社と、地方官(国司)が祀る国幣社に分けられ、律令制の社格に倣ってそれぞれに大・中・小の格があり」(Wikipedia「近代社格制度」より抜粋)ということだそうです。 官幣社が国幣社より上で、官幣社の中でも大・中・小と分けられていたそうなので、「官幣大社」である安房神社は、社格の対象外(すべての神社より上)であった「神宮」(伊勢神宮)を別にすると、全神社の中でも最上位の位に位置付けられた官幣大社65社のひとつでした。 (その多くが近畿地方の神社であったそうですが) さて、ごあいさつにまいりましょう。 3月、温暖な房総とはいえ、木々はまだ冬の装いでした。 手水舎。 手を「清める」ところですが、アルコールが置いてあるので、「手を洗う」ところだと勘違いする人もいそうです。 拝殿。厳かです。 拝殿・本殿の後ろに控える温暖な地域らしい林と、神明造りが日本古来を感じさせる光景です。 なお、拝殿は昭和52年築の鉄筋コンクリート造だそうです。 神様に、安房国にお邪魔している旨のご挨拶をしました。 本殿は、明治14年築だそうです。 また、右に少しだけ屋根が写っている建物は「神饌所」。神様のお食事を用意する場所だそうです。 安房神社の境内でも露頭。やはり斜めで、房総地域の地殻変動が大きかったことがここでもうかがえますね。 奥に写っているのは「下の宮」。養老元年に安房神社がここへ遷座したさいに創建されたと伝わるそうです。 バス時間の都合もあり、すべての境内社にお参りは出来ませんでしたが、一宮、そしてかつて官幣大社であった荘厳な雰囲気の中、心穏やかにお参りをさせていただきました。 さて、近隣の木陰でお弁当の昼食。 すると、バス時間がちょっと近づいてきてしまいました。 次のバスは、降りたバス停とは違うバス停からの乗車。Google mapを頼りにバス停に急ぎました。 この後、「白浜の屏風岩」も見たかった。 ですが、バスの本数が1時間1本で、徒歩はというと、館山駅のJRバス窓口で尋ねたところ40分位かかるとのこと(バスだと数分)で、断念。いつか次回の楽しみにします。 ※今回の記事は、Wikiのほか、安房神社の公式ホームページも参照しました 安房神社公式のFacebookとインスタもあります。 安房国一宮「安房神社」 千葉県館山市大神宮589番地 ・参拝自由。祈祷や御朱印などの受付時間は公式サイトを参照下さい 列車・バスでのアクセス(2023年夏現在の情報です) JR内房線「館山駅」より、JRバス南房州本線(安房白浜ゆき)に乗車し、「安房神社前」下車。 徒歩5分少々です。 ※JRバス洲の崎線の「相の浜」バス停からだと徒歩10分弱 ※東京駅からの高速バス「なのはな号」のうち、「安房神戸経由安房白浜ゆき」の便も停車します【館山駅~安房白浜間は一般路線バス(南房州本線)扱い】 バスを降りたら、コメリの看板の先を左へ入る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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