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カテゴリ:関東 勝手に観光案内
近くのバス停でバスを降り、10分くらい歩いて関東平野最南端「野島埼灯台」までやってきました。
2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その36】(2日目) (灯台の敷地外から撮影) 野島崎灯台は、全国でも16か所しかない「登れる灯台」参観灯台となっています。 関東では他に、ここから外房の海岸線をずっと北へ進んだところにある「犬吠埼灯台」と、浦賀水道に面した神奈川県の「観音崎灯台」が参観灯台です。 ちなみに、東北地方では我が秋田県の「入道崎灯台」、青森県下北半島の「尻屋崎灯台」、福島県の「塩屋崎灯台」の3か所が参観灯台となっています。 また、この記事のタイトルでは「野島埼」と「野島崎」を併記しましたが、海上保安庁管轄の海図では「野島埼」、国土地理院管轄の地図では「野島崎」なのだそうです。 灯台は海保管轄ですから「野島埼灯台」が正式名称となるわけです。 参観灯台を見学するときは参観寄付金(入館料)が必要で、2023年現在300円です。資料館で寄付金300円を納入して、いざ灯台へ登りましょう。 明治2年(「つちのとみ」の年であった)12月18日点灯のプレート。 古い表記で、調べないと分からない部分もあります。 それだけ古い灯台だということ。 その後関東大震災で倒壊し、建替えられえたのが現在の灯台だそうです。 これは何でしょう? 螺旋階段をひたすら登ります。最後だけ鉄格子の細い階段でした。 頭上に、灯台の要であるライトとレンズ。 そして、登り切って踊り場にでると! はるかに続く水平線。向こうはアメリカ? 陸側に目を移すと、白浜の町が一望。大きな建物は観光ホテル。立ち並んでおります。 これらの観光ホテル群は、多くが「温泉ホテル」になっています。
南西気味の方向に目を向けると、午後の太陽が海面を照らしていました。 手摺が見切れていますが、これはKazuが高所恐怖症気味なのと、この日は風が若干強かったんですよね~ 野島埼灯台観覧記でした。 資料館も見てみましょう! 霧笛(霧信号)。野島埼には、1992年まで「野島埼霧信号所」があり、エアサイレンを使った信号も発していたそうです。 この音はボタンを押して鳴らしてみることができます。ぼ~っ! フレネル不動レンズ。 資料館の入口に、ほかの灯台で使われていたレンズが記念撮影用に置かれています。 レンズの隣に立って1枚 …のほか、おもしろい撮り方ができますそれは現地でのお楽しみ 登録有形文化財 野島埼灯台 千葉県南房総市白浜町白浜60 ・参観時間は曜日や季節により異なります ・参観寄付金は300円です 列車・バスでのアクセス JR外房線「館山駅」より、JRバス南房州本線(安房白浜ゆき)に乗車し、所要36分。「野島崎灯台口」下車。徒歩10分程度。 東京駅からの高速バス「なのはな号」のうち、安房神戸経由安房白浜ゆきも停車します。※ほかの「なのはな号」を利用の場合は、館山駅で南房州本線にのりかえ。 バス停からの順路は前回の記事でご紹介しております。 または、JR外房線「千倉駅」より日東交通バス白浜千倉館山線に乗車し、所要25分。終点「安房白浜」下車。 徒歩20分。 マイカーでのアクセス 館山自動車道「富浦IC」より、館山バイパス、県道86号経由でおおよそ30分程度。 駐車場は周辺の駐車場を利用。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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