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カテゴリ:関東 勝手に観光案内
ちょっと間が開いてしまいましたが、2023年春…JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その62】(3日目)でございます
撮影日:2023年3月9日 旅も大詰め、千葉県鋸南町の鋸山・日本寺めぐりは境内をすべて巡り切っていないのですが、昼食とお土産探し、そして何よりも、当日中に秋田まで帰るという最大のミッション(?)を控えているので、午後1時半頃にて下山の途につきました。 スニーカーを履いていたし、当夜も近辺または東京あたりに宿泊というのであれば登山道を下ることも考えましたが、時間的に厳しい。下山もロープウェイを利用しました。 登って来たときは駅の屋上から駅舎外に出たのですが、帰りはどういう訳か駅舎の1階に到着しました。はて?🤔 駅舎に入ると、臨時便がすぐに出るというご案内を頂いたので飛び乗ってしまいました(比喩表現)。 よって、「鋸山ロープウェー鋸山山頂駅駅舎」の駅舎観察はこれだけです。 ちなみに、山頂駅には売店・出札等のほか、上階には食堂と、石材採掘についての展示室があるそうですので、ご興味のある方はぜひ立ち寄ってみて下さい。 「臨時便」が出た理由ですが、どうやら登りの団体貸切乗車があったようで、そのため。 複線交走式ロープウェイは登りのゴンドラ・下りのゴンドラを同時に運行して釣り合いをとる仕組みなので、団体便を運行するときでも上下どちらかだけ動かすという訳にはいかないのです。 「一方が団体貸切でも、もう一方はカラ」で運行するのはもったいないことですから、団体臨時便でない方のゴンドラが一般向け臨時便として運行されたという訳です。 きっぷに入鋏してもらい、ただちに乗車。 ※鋸山ロープウェーのきっぷは「硬券」です→コチラで紹介しました)、 復路(下り)は、山側に陣取りました 戸が閉められて、発車ベルがジリリッと鳴り 発車すると、山肌がどんどん離れてゆきます。 山頂駅の構造物はやけに高さがあるなあ🤔…それは よく見ると駅の構造物ではなく、ロープウェー線路の真下のくぼみも石切跡でした 下りも車掌さんが生解説で景色の説明をして下さいます。 早速ご案内頂いたのが、ゴンドラの進行右側の奥に見える、大きくて山頂部が平らな山。 あれが、千葉県三名山のひとつ「鹿野山」とご紹介ありました。 高さ353m、マザー牧場があるとのアナウンス。 鹿野山…「地図学」履修以来久々に耳にしました。 この353mは、調べてみると、春日峰にある一等三角点「鹿野山」の標高を紹介されているようです。鹿野山の一等三角点というと、東京麻布台の日本経緯度原点の原方位を定めるために、初めて設置された一等三角点として地理界隈では基本事項。 原方位自体は鹿野山からつくばに移されましたが、鹿野山にはいまも国土地理院の施設があるそうです。 ゴンドラの進行左側には、靄がなければ城ケ島、遠くは天城山や富士山も見えることがあるとご紹介頂きました。 ゴンドラは中間支柱をドカドカッと通過し、さらに傾斜を増して麓へ下っていきます。 浦賀水道の紹介、東京湾フェリーの紹介に耳を傾けていると↓ あっという間に、山麓駅に到着です。 3分少々の空中散歩終了。 なお、ロープウェーの構造上、登り・下りとも所要時間は同じです。 (「登りが遅く下りが速い」ということはない) いやあ~、楽しかった鋸山観光 日本寺境内が広すぎて&高低差があり過ぎて、全てを拝観できなかったのはちょっと心残りですが、必見スポットの「地獄のぞき」の先端まで行って体感し、まるで天空の城ラピュタのワンシーンのような日本離れした景色も見て、大満足でした。 ちなみに、JR浜金谷駅から歩いてロープウェー山麓駅に到着したのが10時30分頃、下山して戻ったのが13時30分頃です。だいたい皆さん3時間以上お取りになっているようですので、鋸山・日本寺に行かれる方はご参考になさってください。 南房総国定公園 鋸山(鋸山ロープウェー・乾坤山日本寺) ロープウェー山麓駅:千葉県富津市金谷 日本寺:千葉県安房郡鋸南町鋸山 列車・バスでのアクセス JR内房線「浜金谷駅」より、ロープウェー山麓駅まで約700m、徒歩10分少々。 国道127号線へ出て左へ。なお、駅を出てすぐの旧道は若干遠回りです。 浜金谷駅には、土休日は臨時特急「新宿さざなみ号」が停車します。平日は特急列車の運転がありませんので、総武快速線「君津」より、普通列車館山ゆきにのりかえ。 東京湾フェリー「金谷港」より約1km、徒歩15分程度。 東京湾フェリーは三浦半島の久里浜港とを結ぶ航路です。 フェリーターミナルから国道へ出たら信号を渡り、右へ進んで下さい。 マイカーでのアクセス E14館山自動車道「21富津金谷」(ETC専用)または「22鋸南保田」で降りる。 大仏広場に近い駐車場へ行くなら「鋸山観光自動車道」、地獄のぞきに近い駐車場へ行くなら「鋸山登山自動車道」(有料道路)を利用。 ロープウェー山麓駅にも駐車場があります(登山はロープウェー利用)。 ロープウェー利用の場合は山の北側から登り、車で登る場合は山の南側から登るようになっています。 なお、富津金谷IC・フェリー金谷港方面から車で観光自動車道・登山自動車道へ向かう場合は、ここは直進して下さい。
さて、ロープウェー山麓駅を後にして、次は「観光」としてはほぼ最終ポイントのランチタイム。 帰路ももちろん電車なのですが、浜金谷駅は通り過ぎて、金谷港まで足を延ばしました。 Kazu旅行では、ランチは手軽に済ませる傾向があるのですが、せっかくはるばる秋田から房総まで来たので地のものを食して終わりたいと思い、お店をリサーチしていました。 さて、最終日のランチは??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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