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カテゴリ:関東 勝手に観光案内
JR千倉駅の駅観察を終了し、レンタカーは一路海岸線へと出ました。
次は、地理屋としては楽しみにしていたジオスポットに立ち寄り。 見る人が見れば「お~っ」と思う景観が広がる海岸へ。 川口地区の屏風岩 この奇妙な形の岩の列は、およそ1000年前に発生したと考えられている太平洋プレートの運動により圧縮されて形成されたものだそうで、屏風のように空に向かって跳ねているような奇岩がおよそ1.3km連なっているそうです。 南房総市には、「屏風岩」と呼ばれる景勝地が2カ所あり、ここは旧千倉町にある「屏風岩」です。 (もう1カ所は旧白浜町エリアにあり、そちらの方が有名なのだが駐車場所がない) 同じ立ち位置から向きを変えて撮影しました。 1000年前の事象ゆえ、風化や侵食も受けてはいますが、1枚目に写っている岩とは様相が異なるなめらかな形状の岩も連なっています。 今度は反対向きを撮影。 こちらもまた違う様相です。岩の跳ね上がりがほとんどなく、水平・平行に岩の裂け目が並列しています。これは男鹿半島の鵜ノ崎海岸に似ているところも。
また、防波堤には画が描かれています。 ここは「ちくらアートな海の散歩道」の第二工区「くじら場壁画ROAD」として、クジラをモチーフにした作品を中心に多数の壁画が描かれています。「ちくらアートな海の散歩道」は、3カ所合わせて1500m以上に絵画が描かれているそうですので、健脚の方は全部回ってみてはいかがでしょうか? 川口の屏風岩 千葉県南房総市千倉町川口68番地の隣接地 ※「白浜の屏風岩」ではありません(別の場所です) 列車・バスでのアクセス JR館山駅・JR千倉駅・JRバス安房白浜駅より日東交通バス「白浜千倉館山線」に乗り、「安房川口」下車。 徒歩10分程度。集落を通って海岸線の道路へ出て、少し北上して下さい。 ※海岸線沿いに立派な道路がありますが、バスは旧来の国道を運行 ※便数が少ないので、プラン立ては慎重に マイカーでのアクセス E14館山自動車道「富浦IC」より館山市街~千倉経由でおよそ30分。 東京湾フェリーより高速経由でおよそ45分、下道(富浦経由)でおよそ1時間。 千倉の市街地からは国道ではなく、海岸沿いの県道251号を南下して下さい。 ※千倉市街地の、館山からの県道と国道410号との丁字路は一旦左折し、次の信号を右折すると海岸沿いの県道に出られます(現地でこの経路を見逃し、国道を進んでしまって行き過ぎた…) ※レンタカー屋さんは館山に複数あります。 駐車場所ですが、コテージ「UMInoTELLACE VILLA」さんの南側に数台停められる空地があります。UMInoTELLACE VILLAさんの北側の空き地はこのお宿の駐車場とのことですので停めないで下さい(その旨の看板ありました)。 せっかくなのでUMInoTERRACE VILLAさんもご紹介。 こだわりの演出と屏風岩の景観を独り占めできる、大人向けの一棟貸しVILLA。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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